詳細プロフィール・バックグラウンド
- スウェーデン女王認定 認知症専門看護師(シルヴィア看護師)
- ウプサラ大学アカデミスカ病院老年疾患科病棟(スウェーデン)
- 特別養護老人ホーム幸豊ハイツ 看護師
- スウェーデン ウプサラ 高齢者ケアホームにて 認知症専門看護師として勤務中
兵庫県立看護大学を卒業後、虎の門病院に勤務。
2008年にスウェーデン王国、首都ストックホルムから北へ約60 km の街ウプサラへ移住。北欧最古のウプサラ大学には世界中から学生が集まり、国際色豊かな活気のある街で2児の姉妹を子育て中。
移住後はスウェーデン語を習得。その後、カロリンスカ大学にて外国人看護師のための看護師プログラミングを経て、EU看護師免許取得。
現在は、認知症専門看護師として「ウプサラ大学アカデミスカ病院老年疾患科病棟」やスウェーデンの高齢者ケアホームで認知症専門看護師として勤務しつつ「ダーラナ大学」にて老年看護、修士課程を受講中。
日本でもスウェーデンの医療・高齢者ケア・認知症ケア等のテーマを中心にオンラインや日本各地で講演多数。
長女は2010年生まれ。スウェーデンの保育園で育った後、小学校入学時から1年間、北海道豊浦町で暮らし、全校生徒12人という小さな学校で多くを学び、また地域のお祭りでは地域に根付く日本文化を体験することができました。
その後は、スウェーデンに戻り公立校に通学。
次女は2019年生まれ。1歳半から保育園に通園。
歳の離れた姉妹ですが、小学6年生でも帰宅時間が14時半頃と早いため、一緒に遊ぶ時間も多く日本語とスウェーデン語が混じった会話を二人でしています。
保育園には
「みんな違って、みんなそれぞれ素晴らしい」
と張ってあり、お互いの価値観を尊重し合う教育が幼い時から大切にされています。
また同時に、自分の感情や意見をしっかり伝えるられるような訓練も発達に合わせて行われていることも印象的です。
自己決定のできる自立した人を育てたい、自分の好きなものを見つけ人生を豊かに送って欲しいというスウェーデン人の考えが保育や小学校教育からも見えてきます。
子どもたちの日常生活、休みの過ごし方を通して、北欧スウェーデンでの人々の暮らしの中にある価値観や生き方も掘り下げながら教育、子育てについて紹介したいと思います。
2023年より教育に関する翻訳・校正、調査研究、視察旅行等のコーディネート・通訳手配および旅行手配、シンポジウム開催支援、コンサルティングなど、幅広く行う株式会社 日本教育研究所にて、スウェーデンの介護・看護・教育動向を専門とする研究アドバイザーも務める。
関連リンク
アンバサダーからのメッセージ
「学校に入るまでは、その後の人生が豊かになるものを見つける時間よ、だからのびのび興味の芽をのばしてあげて。」と保育園の先生。自然の中で大きく深呼吸しながら育っている、というのが私のスウェーデンの子どもたちへの印象。
慌てず、仕事場でもお茶の時間をしっかりとる社会。そんな時間の進み方が違うようなスウェーデンから子育ての様子をお届けします。