プリスクールとは?
幼少期からの英語教育を考えるママ達に今「プリスクール」が人気です。
今回は「プリスクールとは?」というテーマで、これからプリスクールを検討するファミリー向けに
…をプリスクールまるわかりガイドとしてお届けします!
≫ Glolea![グローリア]編集部が厳選したおすすめプリスクール
目次
- プリスクールとは?
- プリスクールと、保育園、幼稚園、子供英語教室との違い
- プリスクールではどんな先生が担当する? 講師はネイティブ?
- 知育・理数教育・アート教育…等、教育に力を入れているプリスクール
- プリスクールに通うメリットとは?
- 子供がプリスクールに3ヶ月通うとどうなる? その成果は?
- 日本人として・国際人としての素養も育まれます
- プリスクールに入園・入学できる年齢は?
- プリスクールの保育時間・お預り時間は?
- 共働きのワーキングママでもプリスクールに子供を通わせることはできる?
- 平日は幼稚園・保育園に通っているけれど…土曜日だけ、放課後だけ通える?
- プリスクールの費用・相場は?
- 費用をおさえ、週1日からお試しでプリスクールに通うという選択肢も!
- プリスクールの運営母体を代表する5つのタイプ
- プリスクールはどこにある? 多い地域は東京、名古屋、大阪…大都市圏!
- 小学生に上がっても通える? アフタースクール・英語学童なら継続可
- プリスクール選びの11のチェックポイント
- まとめ:プリスクールはお子様が世界に大きく羽ばたく未来への道筋に!
- インターナショナルプリスクール・英語学童一覧・口コミ・評判・比較
プリスクールとは?
日本における「プリスクール」とは、英語で保育を行う保育施設・幼児教育施設です。
基本的に就学前の子供達が日々の園生活を英語環境・オールイングリッシュで過ごします。
プリスクールと、保育園、幼稚園、子供英語教室との違い
「プリスクール」と一般的な「保育園」「幼稚園」の大きな違いはなんといっても英語で保育・お預りをするということ。
また、従来型の英語を学ぶ「子供英語教室」との大きな違いは“オールイングリッシュ”環境の中で「英語で学ぶ」ことに主眼が置かれていることです。
プリスクールでは、幼少期から英語・国際感覚を養う保育により、総合的な英語力を伸ばすだけでなく、将来的に世界で活躍できるコミュニケーション力・教養・資質・素地・マインドセットを育むことを重視した教育が行われています。
プリスクールではどんな先生が担当する? 講師はネイティブ?
プリスクールでは、外国人講師&バイリンガル日本人保育士がタッグを組んで日々の保育をするスクールが多数です。
メインの先生が外国人講師。サブティーチャーとしてバイリンガル日本人講師や保育士が入っているケースが多くみられます。
欧米圏のネイティブスピーカー講師がメインで働くスクールが主流ですが、将来の日本や世界の未来や子供達が大人になる頃の世界をを見据え、英語を公用語とする世界各国の講師を採用し、日々の園生活で世界の多様性に自然と触れることができるスクールも出てきています。
知育・理数教育・アート教育…等、教育に力を入れているプリスクール
プリスクールは一般的な保育園よりも、教育的なカリキュラムに力を入れているスクールが多くみられます。
知育教育・マナー・教養を身に付ける教育はもちろんのこと、最近では理数教育や、ロジカルシンキング…等に力を入れ、私立受験で名門小学校に入学できるほどのレベルの高い教育・素養を育む教育で実績を出しているスクールもあります。
また、世界でも注目されているモンテッソーリ教育、レッジョ・エミリアアプローチ…等、様々な特色あるカリキュラム・プログラム・メソッドにて多彩な教育が行われているスクールが多いことも魅力の一つです。
プリスクールに通うメリットとは?
プリスクールに通う大きなメリットは、言語に関する感受性が高い幼少期から英語環境にどっぷりつかる“英語イマージョン教育”にて、英語を自然に身につけることができること。
ネイティブの子供達が幼少期を過ごすような言語環境下で、英語が勉強になる前に、遊びや様々なアクティビティーを通じて日本語力と平行して英語の総合力をぐんぐんと伸ばすことができることです。
また、インターナショナルスクール系のプリスクールの場合は、より多彩で多様なバックグラウンドを持つ世界各国の同世代の子供達とともに、経験や各種教育資格を持つ教員の元で学び、様々なアクティビティーを経験できるため、世界の一員としての人格形成やマインドセットの基礎づくりを大きく促すことができ、卒園後のインターナショナルな進路・キャリアにも直結していきます。
子供がプリスクールに3ヶ月通うとどうなる? その成果は?
プリスクール入学後、子供の英語力はどれくらいの期間で、どのように伸びていくの?どうなるの?
という質問が編集部に多く寄せられますが、お子様方は約3ヶ月もすれば英語を英語のまま理解し、英語の発音も驚くほど良い状態で、英語で会話できるようになっていきます。
仮に3歳から、英語イマージョン教育を行っているプリスクールに入園した場合、小学校入学までの約3年間に同世代のネイティブに近いレベルまで英語の総合力を養うことができます。
ハイレベルな英語力が身につくことだけがプリスクールの魅力ではありません。
プリスクールの真の魅力は、プリスクールで学んだ子供達は、世界とコミュニケーションすることに対して臆することなく、日本語でコミュニケーションをするのと同様に、堂々と英語でコミュニケーションをとるための国際人としての基礎力が養われていくことにあります。
日本人として・国際人としての素養も育まれます
基本的に英語環境にて保育を行うプリスクールですが、日本人としてのアイデンティティを育くむ取り組みに力を入れているスクールも数多く存在します。
幼少期から、世界の中の日本をしっかり意識しながら日本人らしい振る舞いやマナーをしっかりと身につけながらも、国際人としての素養や、地球市民=グローバルシチズンであるということの意識とメンタリティーを自然な流れで育むことができるのは、日本型プリスクールに通う大きなメリットです。
プリスクールに入園・入学できる年齢は?
さて、プリスクールに入園・入学できる年齢は何歳からでしょう。
各スクールによって違いはあるのですが、0歳から、1歳から、3歳から…と、一般の幼稚園・保育園ど同様に、小学校入学前までの未就学児が入園・入学可能です。
プリスクールの保育時間・お預り時間は?
プリスクールの保育時間は各スクールの方針や、年齢・クラスによって様々違いがあります。
多くのプリスクールで多く取り入れられている代表的なスケジュールのパターン・傾向がありますので、
プリスクールに子供を通わせたい!
とご検討中の方は、必ず通学圏内のプリスクールで教育方針に共感できるスクールの中でも、ライフスタイルにあった時間帯で通わせられるかどうかチェックしましょう。
<一般的なプリスクールの保育時間例>
- パターン1:
午前中のみのスクール・クラス(昼食・午睡なし)
- パターン2:
午前中〜14:00、15:00頃までの「幼稚園型」スクール・クラス(昼食あり・午睡あり)
- パターン3:
午前中〜18:00前後まで保育可能な「保育園型」スクール・クラス(昼食あり・午睡あり)
共働きのワーキングママでもプリスクールに子供を通わせることはできる?
近年は、ワーキングマザーの急増から、「一般的なプリスクールの保育時間例」で示したお預り時間ではプリスクールに通わせたくても通わせられない…というファミリーも急増していることから、共働き家庭に優しい長時間預かり・延長保育が可能なスクールも増えています。
<プリスクールの延長時間例>
- 前延長:
通常保育にプラスで8:00〜10:00頃の早い時間の延長保育・スポットケアをプラス。
- 後延長:
通常保育にプラスして最長で〜19:00、〜20:00頃まで延長保育・スポットケアをプラス。
平日は幼稚園・保育園に通っているけれど…土曜日だけ、放課後だけ通える?
また、平日は幼稚園・保育園に通っているけれどおけいこ感覚で「放課後に通いたい」「土曜日だけ通いたい」というニーズに答えて
を展開しているプリスクールもあるので、「幼稚園・保育園に通っているけれどプリスクールも気になっている」という親御さんは、一度チェックしてみると良いでしょう。
プリスクールの費用・相場は?
気になるのがプリスクールの費用・相場。実は、一般的な私立の幼稚園や私立の認証保育園の月額費用プラス1〜2万程度の金額で通えるスクールもあります。
リーズナブルな料金設定のプリスクールで週5日通って月平均6〜7万円程度。金額がお高めなスクールでは月15万〜30万というところも。
各プリスクールによって月額費用の差が非常に激しいため、それぞれのご家庭のご予算感や、教育費のバランス感等から無理なく通えるスクール選びをしましょう。
また、入学金・施設費・諸経費はいくらなのかも必ず入園前にチェックしましょう。
幼稚園・保育園に比べると若干の割高感のあるプリスクールですが、英語で教育的なカリキュラムを毎日のクラスで展開しているスクールも多いため、幼稚園・保育園の放課後に、プラスで街中の英語教室に通ったり、幼児教室に通うことを考えると、プリスクールであれば効果的に英語の総合力向上や、知育教育面も期待できると判断しプリスクールを選択するママも増えています。
なお、スクール費用は、
- 保育時間の長さ
- 週あたりの登園日数
- 保育内容
- プログラム
- 施設環境・立地
- 保育士の有無・人数・経験
- 外国人先生の人数・経験
- スクールのキャパシティー(小規模・中規模・大規模)
…等によっても左右されます。
費用をおさえ、週1日からお試しでプリスクールに通うという選択肢も!
実は、多くのプリスクールが週1日から通えるコースを設定しています。
リーズナブルな値段設定のスクールの場合、月1.5万程度の金額から通えるスクールもあるので、まずはお試し・おけいこ感覚で週1日から通ってみて、徐々に登園日数を増やしていくという形をとることもできます。
プリスクールの運営母体を代表する5つのタイプ
さてここまで、プリスクールの様々な面を見てきましたが、必ずチェックして欲しい重要なポイントがもう一つあります。
プリスクールの運営母体です。運営母体や設立経緯によって、プリスクールの校風や教育方針に大きな影響を与えます。以下は代表的な運営母体・運営者です。
<各プリスクールの代表的な運営母体>
1.老舗インターナショナルスクール運営の付属プリスクール
※参考 ≫ インターナショナルスクールとは?
2.学習塾・英会話スクール・保育関連事業者が新設・参入したプリスクール
3.老舗インターナショナルスクールの責任者が独立して新規開設されたプリスクール
4.グローバル経験豊富なママが起業・参入した新設プリスクール
5.幼稚園・小学校・大学を運営する日本の学校法人が経営するプリスクール
運営母体やスクール設立の経緯が、スクールの保育方針・教育方針・日々のスクール運営や先生方が作り出す園の雰囲気につながっています。
かならず入園前に、実際にスクールを見学し園長先生・代表者のお話を聞いたり、現場の先生達の様子、通っている子供達の雰囲気を確かめ、お子様の通う園として相性が良さそうか、コンセプトに共感できるか、家庭の教育方針とマッチしているかチェックしてみましょう。
プリスクールはどこにある? 多い地域は東京、名古屋、大阪…大都市圏!
全国各地にプリスクールがありますが、東京・横浜・名古屋・大阪等の大都市圏に集中しています。特に、都内では港区、世田谷区、新宿区、渋谷区、江東区、文京区…等に数多く集中しており、新設スクールも近年どんどん増えています。
なので、近所にプリスクールを見つけられない…と思っていたら、近所に新設校があるかもしれません。「プリスクールに子供を通わせたい!」と思ったら、ぜひあきらめずに調べてみましょう。
新設校でも園長先生・講師陣の経験や実績がしっかりしている場合は安心して通うことができると判断できるでしょう。
小学生に上がっても通える? アフタースクール・英語学童なら継続可
小学校は普通の日本の小学校に通う予定だけれど、プリスクールで養った英語力は一気に落ちてしまうのでは?
というご相談や疑問が数多くのママから寄せられます。
幼少期から丁寧に積み重ねてきた英語力はある日突然ゼロにはなりません。ぜひ、プリスクール卒園後も年齢にふさわしい言葉の力を継続的に学び続けるために、小学校に上がっても継続的に英語環境を作ってあげられると良いですね。
多くのプリスクールでは、英語学童・アフタースクールが設置されています。
同じプリスクールにそのまま小学校入学後も英語学童・アフタースクールに継続して通学しながら、年齢に応じた総合的な英語力・語彙力だけでなく、アカデミックスキル、リーディングスキル、ディベート力…等を向上できるようなプログラムを展開しているところもあるのでぜひチェックしてみましょう。
通いたいプリスクールに英語学童・アフタースクールコースがない場合は、街中の英語教室や、オンライン英会話等を継続的に利用し、英語力を高い状態で伸ばしていけると良いですね!
プリスクール選びの11のチェックポイント
最後に、失敗しないプリスクール選びのためのチェックポイントを11項目挙げていきます。スクール見学や、体験入学の際にぜひご活用ください!
1.全体的な雰囲気
お子さんが楽しく毎日過ごせそうな雰囲気があるかどうか。
2.責任者・園長先生の方針
無料体験・見学時に責任者・園長先生の対応は気持ち良いと感じられるかどうか。毎日子供を預ける場所の責任者として信頼できると感じられるか。また、責任者や園長はどのような熱意と意識で日々の保育をしているか直接ヒアリング。
3.講師の質
外国人教師の経験・実績・出身国・雰囲気。保育士・幼稚園教諭などの有資格者の日本人スタッフの有無。日本人スタッフの英語・日本語での総合的なコミュニケーション力。どのような熱意と意識で日々保育に向き合っているかチェック。
4.安全面
床の素材、扉の施錠、鋭利な角や見通しの悪いところに緩衝材等の配慮があるか、広さは十分か。
5.衛生面
スクール全体の清掃が行き届いているか、子供が使うトイレの衛生状態は良いか。
6.カリキュラム・教材
大切な幼少期を過ごす場所として、英語はもちろんのこと、その他のアクティビティー・カリキュラム・教材…等は魅力的と感じられるか。室内の遊びと外遊びの時間配分は良いバランスか。年間のイベントスケジュール…等が充実しているか。家族の目指す幼少期の教育方針や指針と合致しているか。
7.英語に対する方針
完全に英語環境か、日本語がまじる保育環境なのか、英語時間・日本語時間とバイリンガル保育をしているのか。家族の目指す幼少期の教育方針とスクールの英語環境に対する方針が合っているか。
8.生徒の国籍比率
スクールに通う子ども達のほとんどが日本人なのか、多国籍なインターナショナル環境なのか。先生が一方的に話すのではなく、子供達の発話や、子供同士のコミュニケーションを促しているか。
9.時間
スクールに通う時間帯・コースが家族のライフスタイルや考えと合致しているかどうか。
10.コスト・費用
スクールの費用は、教育費のバランスとして無理なく継続的に捻出可能か。
11.口コミ・評判
実際にスクールに通っているママの口コミや評判は一番重要な情報です。スクールに通っているお子様がいるママから直接話しを聞くことが出来る場合は必ずヒアリングしましょう。また、インターネット上にあるプリスクールの口コミ・評判は必ずチェック! ママの本音からみえる、スクールの良い面、家族との相性を感じることが出来るでしょう。
まとめ:プリスクールはお子様が世界に大きく羽ばたく未来への道筋に!
各プリスクールによって、教育レベル・英語レベル・教育方針…等の目的やゴールに大きな違いがあります。上記にあげた11のチェックポイントを参考に、ご家庭の希望や方針にあったプリスクール選びをしていきましょう。
お子様と相性がよく、ご家庭の教育方針や目標にあったご家庭やお子様にあったプリスクールと出会うことができれば、お子様のスクールでの生活は充実し、未来の扉が世界に大きく花開くファーストステップとして素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。
ぜひ、様々な選択肢の中からよりよいプリスクールを選びましょう!