詳細プロフィール・バックグラウンド
日本語と英語の絵本に囲まれて育ち、絵を描くことと物語を創ることが大好きな子供時代を過ごす。
国際基督教大学を卒業後、通信教育のZ会で英語教材の編集に携わるも「やっぱりアートに関わりたい!」という思いから、京都造形芸術大学に職員として転職。
6年目に国際交流担当課長になり、絵本作家の先生と一緒に、学生を連れて、世界最大の絵本の国際見本市「ボローニャ・ブックフェア」に行く海外研修を企画。
会場に足を踏み入れたとたん、想像をはるかに超えた世界の絵本のすばらしさに魅了される。帰国する頃には、絵本への情熱が再燃。
「これから先の人生は、絵本の世界で生きていきたい」と思うように。
大学退職後、パレットクラブスクールで1年間絵本作りを学ぶ。また、絵本学会に入会し、絵本の研究と翻訳の勉強を開始。
2016年「えほんののはら」という自身のレーベルを立ち上げる。
「えほんののはら」では、自分の活動の紹介のほか、絵本情報の紹介や、作家同士の交流イベントを手がける。
レーベルの名前には、それぞれ違ってみんな美しい絵本という草花が咲く野原に、だれでも好きな時に来て、楽しんでほしいという想いを込めている。
アンバサダーからのメッセージ
みなさんは、子どもの頃、どんな絵本が好きでしたか?
私は、日本の絵本と同じくらい、母が選んでくれたアメリカの絵本が好きでした。センダックの絵本に、「フランシス」シリーズ、「ちいさいおうち」…。そこで描かれる少し昔のアメリカの家庭の暮らしに、幼い心を寄り添わせていました。
大人になってから、英語や国際関係の仕事に自然と進んだのも、そうした絵本の記憶がつながっているような気がします。
この連載では、英語の勉強のためだけではない、英語で読める本当に素敵な絵本をたくさんご紹介したいと思っています。お子さんと一緒に、絵本の野原で楽しく遊んでくれますように。