佐々木希世(Kiyo Sasaki)
Glolea! イタリア子育て&生活エンジョイ・アンバサダー
詳細プロフィール・バックグラウンド
2014年8月からイタリアはミラノで生活を始め、その翌年の4月よりフィレンツェに居を移して現在に至ります。
家族は、20円で世界を変えようと奮闘中の夫と長女(’11年生まれ)、長男(’13年生まれ)の4人です。
私自身のことを少しお話しすると、海外で生活するのは2度目。最初は10代半ばで単身渡ったアメリカでした。高校、大学、その後NYの金融会社に勤務し、計10年を米国で過ごして帰国。帰国後の逆カルチャーショックが衝撃だったのを覚えています。
帰国後は、外資系コンサルティング会社、エグゼクティブ・サーチ会社、人材育成企業などで働いてきましたが、どの職場でもビジネスパーソンのより良いキャリア形成のサポートという「ヒト」を軸にした仕事を選んできました。
そして、さまざまな人の変化や成長に立ち会うなかで、「誰に、いつ、どんな方法でコミュニケーションするか」って大事だよなあ…と考え始め、イタリアへの引っ越しを期に独立することに。
現在は「コミュニケーション設計」を専門に、記事や本を書いたり、その重要性や実践を主眼としたワークショップを開催したり、という仕事をしています。
著書
- 「半径5メートル最適化」仕事術 おしゃべりな職場は生産性が高い(Discover21)
アンバサダーからのメッセージ
イタリアからこんにちは!
コミュニケーション設計をやっています…と言いながら、言葉が通じない外国での子育ては、まず言語の習得に苦労した日々を送っています。そして、私が親しんで来た「日本流」「アメリカ流」のコミュニケーションがイタリアでは通用しないこともしばしば。けれど言葉だけに頼らないイタリア流の子育てに触れ、改めて「体全部」を使ったコミュニケーションの重要さ、素晴らしさを実感中です。
おまけにイタリアは楽しいこと大好き、食べること大好き、おしゃべりはもっと好き! というお国柄。
引っ越し当初は文化の違いに戸惑い、言語の習得しようと眉間にシワを寄せて暮らしていましたが、ママがそんな風じゃ子供達も窮屈だよなと気づきました。私が好奇心と興味を全開にして生活を楽しんでいる方が、子どもも一緒にいて楽しいんじゃないかと。
そして、様々な興味を持ちながら生きる親を見ることで、子ども達もそんな風に生きる楽しさを知り、同じように人生をエンジョイするようになるんだよな、と都合良く今は考えています。
というわけで、イタリアで見、聞き、体験したことを、これを読んでくださっている皆さんにおすそわけです。子育てを頑張っている皆さんの息抜きになり、あるいは生活を楽しむためのヒントになれば、嬉しいです。