堀内清華(Sayaka Horiuchi)
小児科医/JICA長期専門家
Glolea! ラオス母子保健アンバサダー
詳細プロフィール・バックグラウンド
- 小児科医
- JICA長期専門家
- 国際保健
大学生時代に国際医学生連盟(IFMSA-Japan)に所属し、国内外で保健に関する様々な活動に関わった。国際会議にも参加し、海外の同年代の人たちと情報や意見を交換し合い、彼らの意識の高さに刺激を受ける。活動を続ける中で、次第に国際保健への関心を持つようになる。
大学卒業後は臨床研修が始まったが、病気になって病院に来る前に予防を行うことの重要性を感じ、研修の傍ら、小学生やその親を対象に健康教育活動を実施した。
小児科研修終了後、かねてからの途上国での保健に関わりたいという思いから、いったん病院を離れることを決意。2012年5月より、JICA(独立行政法人 国際協力機構)のプロジェクト(母子保健統合サービス強化プロジェクト)の長期専門家として、ラオスで働いている。
ラオスは、他の東南アジア諸国に比べて、妊産婦や子どもの死亡率が高く、日本では当たり前の基本的な医療サービスが十分に受けられない人も多い。そういった状況を改善するべく、ラオスの母子保健で働く人たちと共に、母子保健サービス提供体制の改善やサービスの質の向上などに日々取り組んでいる。
アンバサダーからのメッセージ
みなさま、はじめまして。ラオスで生活を始めて約2年になります。
ラオス、と言ってもすぐにどこの国か浮かんでくる人は少ないかもしれません。ラオスは東南アジアに位置し、中国、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアに囲まれた小さな国です。 ラオスに来たばかりの時は、日本との違いに戸惑うことの連続でした。これまできちんと言葉にしてきませんでしたが、改めてラオスの生活やラオスから日本を見て日々感じることを、皆さんと共有していければと思います。
ラオスは、ほほえみの国と言われるように人々は暖かく、美しい自然があり、ゆったりと時間の流れる魅力的な国です。この掲載を通して、皆さんにラオスに興味を持っていただければ幸いです。