【ガーナ料理】パリパリ皮のチキンステーキに添えて召し上がれ!西アフリカ ガーナの赤い豆料理「Red Red/黒目豆のトマト煮込み」
Total cooking time: About 10〜20min西アフリカ ガーナの定番 豆料理「Red Red/黒目豆のトマト煮込み」
大学時代の友人家族と西アフリカのガーナへ旅行に行った時、一番頻繁に食べたのがガーナの日常食「Red Red(レッドレッド)」とよばれる黒目豆のトマト煮込みでした。
レッドパーム油とチリパウダーから赤い色になるためRed Redと名付けられたそうです。
ガーナでは、レストランもないようなトーゴとの国境沿いにある村も訪れました。そのため、ガーナ人のコックさんが旅に同行し、朝昼晩のお料理を作ってくれました。おかげで、キッチンによく顔を出し色々ガーナ料理について教えてもらうことができました。
行く前はガーナ料理がどんなものか想像すらできなかったのですが、連れて行ってもらったレストランやコックさんの作るお料理はどれも美味しく、ピリ辛いお料理が多かったのが印象的でした。
今回は、西アフリカ・ガーナの豆料理「Red Red(レッドレッド)/黒目豆のトマト煮込み」のレシピをお届けします。
INGREDIENTS/材料
Red Red & パリパリ皮のチキンステーキ(3人分)
- 黒目豆(ブラック アイ ビーンズ) 2/3カップ
- 玉ねぎ 小1個
- トマト 400g (中3個)
- 生姜 10g
- にんにく 1かけ
- オリーブ油 大さじ3
【A】
- パプリカパウダー 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1/4
- トマトピューレ小さじ1
- 砂糖 ふたつまみ
- 塩 小さじ1
【B】
- 鶏もも肉3枚(
1人1枚) - 塩コショウ 適宜
- オリーブ油 適宜
作り方
- 黒目豆を洗い、3倍量の水で20分茹でる
- にんにく、生姜はみじん、玉ねぎ、トマトは8mm角にカットする
- 鍋にオリーブ油を熱し、にんにくと生姜、玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ったら【A】を加え数分炒める
- 【A】が全体になじみ粉っぽさがなくなったらトマトを加える。トマトが煮くずれてきたら黒目豆を加え、砂糖と塩で調味し、さらに10-15分ほど煮詰める。味をみて必要であれば塩で味をととのえる
- 【B】の鶏もも肉に強めに塩こしょうをし、フライパンに油をしいて、鍋の蓋などで重しをしながら皮目から焼く
- 皮がパリパリになったらひっくり返して少し火を弱め、中まで火が通るまで引き続き重しをしながら焼く。焼きあがったらお皿にのせ、上からRed Red をかける。
※焼く時に上に鍋の蓋を乗せて重しにすると鶏皮がパリパリに焼けます。
作り方のポイント
Red Redは通常、豆のシチューとしてメイン料理として食べます。必ずプランテーン(調理用バナナ)のフライとセットでお皿に盛られます。ブランテーンに加えご飯や干した魚が添えられていることもあります。この場合のRedRedは水分が多めなので、今回ご紹介したレシピに水とスープキューブを加えて作ります。
また、今回ご紹介しているレシピのようにソースとしてRed Redを食べることもあり、網焼きした魚や鶏肉と合わせます。あるレストランでは、スパゲッティのソースにもなっていました。辛さにもいろいろあり(チリパウダーの量で調節します)、日本のカレーのように家庭によって作り方が少しずつ異なるそうです。
料理名の由来にもなっているレッドパーム油は、このお料理を作る上で必要不可欠なのですが、日本では手に入りにくいため、今回はオリーブ油を使用し、代わりにパプリカ粉で赤い色を出しました。
ガーナ共和国/Republic of Ghana
“ガーナ共和国(ガーナきょうわこく)、通称ガーナは、西アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。東にトーゴ、北にブルキナファソ、西にコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はアクラ。
脱植民地化が活発であった最中の1957年に、サハラ以南のアフリカにおいて初めて現地人が中心となってヨーロッパの宗主国から独立を達成した国家である。イギリス領ゴールド・コーストと呼ばれていたが、独立に際して国名をガーナに変更した。
初代大統領ンクルマは、アフリカ統一運動を推進したことで有名。かつてゴールド・コーストと呼ばれた海岸を保有しており、ダイヤモンドや金を産出する。カカオ豆の産地としても有名。
2010年12月から沖合油田で原油生産が始まり、国際的に大きな注目を集めている。”
From Wikipedia