【ベトナム料理】焼きなすサラダ「カー・ティム・ヌン・ヤオ・ハン(Cà tím nướng thịt bằm)」
Total cooking time: About 30min焼きなすを美味しく!
忘れられないベトナムの味「ベトナム風 焼きなすのサラダ」
私が学んだアメリカの大学では4年の時、住む寮を抽選で選ぶ事ができました。くじ運のない私はルームメイトに抽選をまかせたのですが、なんと数百人が応募する中、見事3番をひきあててくれ、大きなキッチン付きの一軒家に3人で住む事ができたのです。週末に友人が遊びに来て、そのキッチンでそれぞれのうちの味を披露し合ったのは楽しい思い出です。
そして、ベトナム系アメリカ人の友人が作ってくれたお料理の中でも忘れられないのが、彼女のお母さん自慢の「鶏肉のスープ」とこの「焼きなすのサラダ」でした。
今回は、ベトナム料理「焼きなすのサラダ/カー・ティム・ヌン・ヤオ・ハン(Cà tím nướng thịt bằm)」を一緒に作ってみましょう!
焼きなすのサラダ
INGREDIENTS/材料 (3~4名分)
- なす 6本
- 細ねぎ 6本
- 香菜 1株
【A】ヌックチャムたれ
- ヌックマム 大さじ1
- レモン汁 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 水 大さじ1
- にんにく 小1/2片みじん切り
- 赤唐辛子 1本 小口切り
- 塩 ひとつまみ
サラダ油 大さじ1と1/2
焼きなすのサラダの作り方
- なすに、たてに4〜5本包丁目を入れ、魚焼きグリルまたは焼き網で全面皮が真っ黒になるまで焼く。粗熱が取れたら、皮をむき、手で4~5等分にさき器に盛る
- ヌックチャムたれ【A】の材料を全てボウルに入れて混ぜ、なすにまわしかける
- 細ねぎは2cm幅にざく切りにし、なすの上に散らす
- サラダ油を煙がたつまで強火で熱し、細ねぎの上にまわしかける(ジュっという音がする)
- ざく切りにした香菜を散らす
作り方のポイント
今回ご紹介したこの焼きなすのサラダ。【A】のヌクチャムというヌクマムをベースとしたタレと最後に細ねぎの上にまわしかける熱した油がポイントです。
なすに良く絡み合い、いくらでも食べられます。なすは皮が真っ黒になるまで焼くこと。ヌクチャムは、つけだれやドレッシングとしても活用できる万能たれです。
ベトナム社会主義共和国/Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam
“ベトナムでは公式に認められている民族が54あり、そのうちキン族(ベトナム族)がもっとも多く、全人口の85%から90%を占める。キン族の言語であるベトナム語はムオン族・セダン族などと同じオーストロ・アジア(モン・クメール)語族に属する。ムオン族はホアンビン省、タインホア省の山間部に住み、ベトナム語のゲアン方言などとの近似性が指摘されている。
言語はベトナム語(越語)が公用語である。その他にも、漢字文化圏の影響で華語(主に広東語、台湾語、北京語)、クメール語なども使われており、フランス領インドシナ時代の影響から、少数のエリート層や高齢者の間ではフランス語が理解できる人もいる。また、ソビエト社会主義共和国連邦との共産主義国とのつながりがあったため、ロシア語を理解できる人もいる。ただし、最近の若年者の教育は英語教育が一般的になり、町の看板などを見渡してもベトナム語以外では、欧米人観光客向け(観光客相手に生活していく上でも、英語ができないと生活が成り立たないため)に英語が目立つのが、現在の状況である。”
From Wikipedia