【メキシコ料理】パーティーで振る舞えば見た目も楽しい「タコス/TACOS」の作り方・レシピ
Total cooking time: 45分程度コーンフラワーや小麦粉で作られたメキシコの伝統的な薄焼きパン「トルティーヤ」の上に様々な具を乗せて二つ折りにして食べる「タコス」。
いろんな具やトッピングを用意して、親子で手巻き寿司感覚で好きな組み合わせをトルティーヤに包んでわいわい食べるとっても楽しいタコスはおうちパーティーにピッタリ!
今回は、トルティーヤは市販の「フラワートルティーヤ」を使用しますが、「タコスミート」などの具はメキシコ人も喜ぶ本格的なレシピです。
バリエーション豊かで目にも鮮やかな様々な定番の具をたくさん用意してみましょう!
INGREDIENTS&PREPARATION/材料&下準備
タコス[TACOS](トルティーヤ10枚分)
[タコスの具:ビーフ]
▼材料
- 牛挽肉300g
- ニンニク1かけ
- ☆クミンパウダー小さじ1
- ☆パプリカパウダー小さじ1
- ☆オレガノ小さじ1
- ☆チリパウダー小さじ1/2
- ☆塩小さじ1/2
- ☆胡椒小さじ1/2
▼作り方&手順
- ニンニクをみじん切りにする。
- ☆の材料を全て合わせておく。
- オリーブオイルとみじん切りにしたニンニクをフライパンに入れ火にかける。
- ニンニクの香りがしてきたら牛挽肉を加え炒める。
- 牛肉に火が入ったら2を加え炒める。
- 最後に味をみて必要であれば塩胡椒で味を整える。
[タコスの具:チキン]
▼材料
- 鶏胸肉1枚(320~350gのもの)
- 玉ねぎ(中)1個 粗みじん切り
- 赤ピーマン1個 粗みじん切り
- ☆パプリカパウダー小さじ1
- ☆クミンパウダー小さじ1/4
- ☆胡椒小さじ1/2
- ☆塩小さじ1/2
- オリーブ油大さじ2
- チキンスープ※大さじ2
▼作り方&手順
- 鍋に鶏肉がかぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰してから2分ほど茹でて火をとめる。粗熱がとれたら鶏肉を取り出し手で割く。(この後炒めるので中まで火が通ってなくてもよい。茹で汁は取っておく。)
- オリーブ油をフライパンに入れて熱し、玉ねぎとピーマンをひとつまみの塩を加えて炒める。
- 玉ねぎが透き通ってしんなりしたら1を加えさらに炒める。
- ☆印の材料を加えてさらに炒め、全体に行き渡ったらチキンスープを加えて混ぜ合わせる。
[赤玉ねぎのピクルス]
▼材料:作りやすい分量
- 赤玉ねぎ1個
- お湯1/2カップ
- 砂糖小さじ11/2
- 塩小さじ1
- 酢150cc(りんご酢または米酢か穀物酢)
▼作り方&手順
- 赤玉ねぎを薄くスライス。
- ボウルに塩と砂糖を入れてお湯を加え溶かすように混ぜ、お酢を加えて混ぜる。赤玉ねぎを加える。
※半日ほどおくと味が馴染んで良いが、時間がなければ30分ほど漬け、水気をきって器に盛る。
※赤玉ねぎのピクルスは色々なお料理に合うので我が家では多めに作りますが、上記の半量で作ってもOKです。さらに、ステーキや魚のカルパッチョ、サラダなどと合わせても美味しいですよ。
[ピコデガヨ]
▼材料:作りやすい分量- プチトマト12粒
- 玉ねぎ1/4
- パクチーみじん切り1/4カップ分
- ライム汁1/2個分
- 塩小さじ1/3
- 胡椒適宜
▼作り方&手順
- 玉ねぎはみじん切りにし、水にさらしてから水気をきっておく。
- プチトマトを4〜6等分にカットし、玉ねぎとパクチー、ライム汁をボウルに入れて混ぜる。塩胡椒で味を整える。
[パイナップル・サルサ]
▼材料:作りやすい分量
- パイナップル1/4個※
- 玉ねぎ1/4個
- パクチーみじん切り大1 1/2
- ハラペーニョ(青唐辛子で代用可)1個
- ライム汁1個分
- 塩小さじ1/3
- 胡椒適宜 ※パイナップルの分量は、購入されたパイナップルのサイズによって変わってきてしまうため1/4は目安です。7ミリ角にカットして1カップ分の分量に調整してご用意ください。
▼作り方&手順
- パイナップルは7ミリ角にカットして1カップ分用意。
- 玉ねぎは粗みじんにし、水にさらしてから水気をきっておく。
- パクチーは、みじん切りにして大さじ1と1/2程度の分量に調整。
- ハラペーニョは種を取りのぞいて粗みじんにしておく。
- 上記の具を全てボウルに入れて混ぜ合わせる。
※半日ほどおくとよいが、時間がなければ20分ほど漬け、水気をきって器に盛る
※子供も食べる場合、ハラペーニョ入れずトッピングとして用意する
その他用意するもの
[トルティーヤ][おすすめのトッピング]
- 各種チーズ※
- 小さな角切りにしたアボカド(もしくは ワカモレ※)
- パクチー(香菜)のざく切り
- サワークリーム
- ライム
- 黒オリーブ(種無し)の輪切り
- 細切りのレタス
- とうもろこし※
- ハラペーニョ
※市販の「ワカモレ用スパイス」を使用するとアボカドと混ぜるだけで美味しいワカモレが簡単に作ることができます。
※とうもろこしの旬である6〜9月は生とうもろこしもおすすめです。
タコス[TACOS]の作り方
- 下準備をしておいたそれぞれの具とトッピングを銘々皿に取り分けておく。
- トルティーヤに好きな具を好きな料だけ挟んでいただく。
タコス[TACOS]の盛り付け&食べ方のポイント
今回のレシピではタコスの具としてビーフとチキンの2種類をご紹介しました。
それぞれトルティーヤ10枚分ほどにちょうどいい量かと思います。
今回は、作りやすい分量でレシピを掲載していますが、ご家庭によっては具が余ってしまうこともあるかもしれません。
気分でビーフ・チキンどちらかを作っていただいても、それぞれのレシピの半分の料を両方作っても良いかもしれませんが、今回ご紹介したタコスの具は冷凍できますので、このままの分量でつくり冷凍いただくことをお勧めします。
我が家では翌日サラダやタコライスなどにしてしまうので余っても冷凍することなく消費してしまいます。
トッピングも色々掲載しましたが用意できる範囲内でまずは用意してみましょう。
個人的におすすめなのはビーフタコスには
- アボカド
- オリーブ
- ピコデガヨ(レシピあり)
- チーズ(カッテージチーズやリコッタ、ピザ用チーズでも)
- サワークリーム
- レタス
のトッピングが最高ですよ!
アボカドは写真のようにダイスに切っても、ワカモレにしても◎
チキンには
- 赤玉ねぎのピクルス(レシピあり)
- パイナップル・サルサ(レシピあり)
- レタス
- サワークリーム
を合わせるのがお勧めです。色々な組み合わせを楽しんでみてくださいね。
今回この料理を紹介した背景&エピソード
1年半前に引っ越しをし、現在の住居に住むようになりました。
引っ越してきてびっくり!
ここ日本よね?
と思うくらいご近所の皆さまが多国籍だったのです。
ありがたいことに、今ではご近所さんたちとモーニングコーヒーやランチでワイワイ集まる仲に。
ちなみに、お隣さんはメキシコ人です。
彼女のおうちで集まる時は必ず彼女の手料理が振る舞われるのですが、その美味しいこと!
もともと私はメキシコ料理が大好きなので、しょっちゅう色々なお料理の作り方を教えてもらうようになりました。
中でも、最初に教えてもらったのが「エンパナーダ」という料理です。
エンパナーダは具入りのパンなのですが、中身がチキンだったりリコッタチーズだったりキャラメルだったり、メインにもデザートにもなるお料理です。
エンパナーダの作り方を彼女に教えてもらった際に、
このチキンのフィリングは「タコス」の具にもなるのよ!
とのことだったので、それ以来、我が家でタコスをつくる際にはこのチキンのフィリングを必ず作るようになりました。
ぜひ、皆様も今回のレシピを参考におうちタコスパーティーや親子で手巻き寿司感覚の「タコス」作りにチャレンジしてみてくださいね!
メキシコ共和国/Republic of Singapore
“メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、スペイン語: Estados Unidos Mexicanos)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。
北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。
首都はメキシコシティ。総人口は約1億3,000万人(2016年時点)で、スペイン語圏においてはもっとも人口の多い国である。GDPは中南米2位。
江戸時代の初めの1609年(慶長14年)、フィリピン総督ドン・ロドリゴの一行がマニラからの帰途に、大暴風のため房総の御宿海岸に座礁難破した。地元の漁民達に助けられ、時の大多喜藩主本多忠朝がこれら一行を歓待し、徳川家康が用意した帆船で送還したことから、日本との交流が始まった。
1613年(慶長18年)に仙台藩主伊達政宗の命を受けた支倉常長は、ローマ教皇に謁見すべく当国とスペインを経由しイタリアのローマに向かった。
支倉常長ら慶長遣欧使節団の乗ったサン・ファン・バウティスタ号は太平洋を横断しアカプルコへ、その後、陸路メキシコシティを経由し大西洋岸のベラクルスからスペインへ至った。メキシコでは大変手厚いもてなしを受け、現在、記念碑や教会のフレスコ画などに当時を偲ぶことができる。
また、日本が開国して諸外国と通商条約を結んだ中で、1888年(明治21年)締結した日墨修好通商条約は日本にとって事実上初めての平等条約であり、諸外国の駐日大使館のうちでメキシコ大使館のみ東京都千代田区永田町にある。
19世紀末には榎本移民団による移住が始まり、第二次世界大戦後まで続いた。移民者の数は総計1万人あまりに達し、その子孫が現在でも日系メキシコ人として各地に住んでいる。”
From Wikipedia