【シンガポール料理】旧正月をお祝いするお刺身サラダ「魚生(イーシェン/Yu Scheng)」
Total cooking time: 15-20分旧正月にシンガポール&マレーシアで1年の幸せを願いながら食される「魚生:イーシェン/Yu Scheng」
旧正月にシンガポールやマレーシアで食べるのが魚生(Yu Scheng)です。
シンガポールではイーシェン(イューシェン)。
マレーシアではイーサンと呼びます。
1960年代にシンガポールの料理人4人が縁起のいいお正月料理として考案したと言われ、そこからシンガポールとマレーシアに広がったとのこと。
中国語で魚はYu(イュー)と発音します。魚と同じ発音の「余」には「余りがある」「豊かになる」という意味があり、生 Scheng(シェン)と同じ発音の「升」には上昇という意味があり縁起が良いとされています。
今回は、シンガポールの旧正月にお祝い料理として食べられるお刺身サラダ「魚生:イーシェン/Yu Scheng」のレシピをお届けします。
INGREDIENTS/材料
魚生[イーシェン](4人分)
- サーモン(刺身用) 80g そぎ切り
- 鯛などの白身魚(刺身用) 80g そぎ切り
[A]
- 人参 100g 極細せん切り
- 大根 100g 極細せん切り
- 生姜の甘酢漬け 40g せん切り
- ピンクグレープフルーツ 4房
- レタス 80g 極細せん切り
- 紫キャベツ 50g 極細せん切り
- きゅうり 1/2本 極細せん切り
[B]
- ワンタンの皮(1.5cm角に切って揚げる)5枚
- クコの実 適宜 (水につけて戻しておく)
- ピーナツ 3-40g 細かく砕く
- ゴマ 適宜
[ドレッシング]
- 杏ジャム 大さじ1
- ライムの絞り汁 大さじ1.5
- はちみつ 小さじ1
- 練りゴマ 小さじ1
- ごま油 大さじ2
- 五香粉 2つまみ
- 塩小さじ1/2
- こしょう 適宜
魚生[イーシェン]の作り方
- ドレッシングの材料を混ぜ合わせる。
- お皿の真ん中にレタス、その周りにAの残りを盛り付け、最後にサーモンと鯛を盛る。
- 小皿にBをそれぞれ盛る。
- ドレッシングをまわしかけ、小皿の材料を散らし、最後にお箸で高くつまみあげておとしながら全てを混ぜ合わせながら食べる。
魚生[イーシェン]の盛り付け&食べ方のポイント
サーモンや白身魚の刺身と、大根、人参、キュウリなどの野菜の千切り、紅生姜やヤムイモを着色料で緑や真っ赤に色付けしたもの、ポメロなどが大皿に盛り付けられます。
そこにワンタンの皮を揚げたものや、ピーナッツを砕いたもの、五香粉、ゴマ、甘酸っぱいプラムソースなどを回しかけます。
「ローヘイ」と掛け声をかけ、願い事を言いながらお箸で具を高くつまみあげて落としぐちゃぐちゃに混ぜながら食べます。
より高く、よりぐちゃぐちゃにしたほうがいいそうですよ!
私はマレーシアで食べられている魚生の作り方を友人から教えてもらいましたが、手に入りにくい食材もあるため、今回のレシピでは、少し日本人にも作りやすいように変えて作っています。
刺身サラダ感覚でお野菜もモリモリ食べられて美味しいのでぜひ旧正月に作って「ローヘイローヘイ」と願い事を叫んでみてください。
シンガポール共和国/Republic of Singapore
“シンガポール共和国(シンガポールきょうわこく)、通称シンガポールは、東南アジアの主権都市国家かつ島国である。マレー半島南端、赤道の137km北に位置する。同国の領土は、菱型の本島であるシンガポール島及び60以上の著しく小規模な島々から構成される[6]。
同国は、北はジョホール海峡によりマレーシア半島から、南はシンガポール海峡によりインドネシアのリアウ諸島州から各々切り離されている。同国は高度に都市化され、原初の現存植生はほとんどない。同国の領土は、一貫して埋立てにより拡大してきた。
国名はサンスクリット語で「獅子」を意味する「シンハ(simha)」に由来する。
国語はマレー語だが、公用語が4言語あるので正式名称も各言語ある。
Republic of Singapore (英語:リパブリック・オヴ・スィンガポア)
新加坡共和国(標準中国語:シンチャーポー コンホークオ、広東語:サンカーポー コンウォークオック、台湾語:シンカーポー キョンホーコック )
Republik Singapura (マレー語:リプブリク・スィンガプラ)
சிங்கப்பூர் குடியரச(タミル語:スィンガップール・クディヤラク)
通称はSingapore (英語)、新加坡、星加坡(中国語、旧称:星洲、星港)、Singapura (マレー語)、சிங்கப்பூர் (タミル語)。漢字表記は新加坡だが、第二次世界大戦前に華語で「星洲」・「星港」と表記された名残から、略称は星が用いられる。他には星加坡、新嘉坡、星港などの漢字表記がある。
住民は、華人(中華系)が74%、マレー系が14%、インド系(印僑)が7.9%、その他が1.4%となっている。華人、マレー系、インド系からなる複合民族国家のため、公共メディア、文化一般に3系統の文化が共存するが、共生しながらもそれぞれ異なるコミュニティーを形成している。
食生活は外食中心であり、シンガポール人が積極的に自炊をする事はほとんど無い。その理由は以前から商業都市であり、男女関係無く毎日仕事する生活をするシンガポール人が多いため、自然と時間のかかる自炊よりも外食で済ますことが好まれるようになったからである。また外食文化が非常に発達しており、多数のフードコートや、「ホーカーズ」と呼ばれる、大衆向け外食広場が充実している背景もある。”
From Wikipedia