桐島ローランドさん
(Kirishima Rowland)
写真家・映像作家・クリエイター
「世界とポジティブにつながること」を楽しむスペシャルゲストからのメッセージをお届けする
“For Glolea moms”
今回は、世界各国の国民性や文化、社会にふれ、日本&世界の素晴らしさを写真を通じて伝え続ける写真家の桐島ローランドさんからメッセージをいただきました!
僕はまさにグローバル教育の実験台的な環境で育ちました。元々は公立の小学校へ通っていて英語なんて一言も喋れなかったんですが、破天荒な母の急な決断でアメリカへ行く事になりました。
70年代のアメリカでの生活はカルチャーショックでもありましたが、あの時の体験が今の自分にとっての土台を作ったと言っても過言ではないし、ありがたく思っています。
急速に世界がグローバル化している現在、他のアジア諸国に比べ島国である日本は徐々に孤立しているように感じています。確かに日本は居心地が良い場所ですが、そんな守られた環境でしか育たない子ども達がこれからの世界的な競争社会で生き残れるのでしょうか? これから求められるのは単純なコミュニケーション能力だけでは無く、グローバルな体験やユーモアセンス、それと何よりたくましい精神だと思います。
どんな環境でもやっていけるタフさをいかに身につけるか、これが勉強よりももっと大切なことかもしれません。
桐島ローランド 写真家・映像作家・クリエイター
Profile
桐島ローランド
1968年横浜生まれ。小学校3年でNYへ移住。ニューヨーク大学・芸術学部写真科を卒業。ニューヨークで写真家として活動を始め、1993年、活動の拠点を東京に移す。
父親はアメリカ人、母親は作家の桐島洋子。長姉はモデル・女優の桐島かれん。次姉はエッセイストの桐島ノエル。2002年に結婚。子煩悩な二児の父親。2007年のダカール・ラリーにモーターサイクル部門で初参戦し、完走。
趣味:茶道・バイク
田原総一朗氏との最新共著書が好評「桐島君、何だって君は選挙なんかに出ようと思ったんだい? (マガジンハウス)」