教え上手、褒め上手、発音もきれいで熱心で丁寧
初日はグッタリ…でしたが、あっという間の充実した留学生活でした!
– 目的のひとつだった「ママの英語のブラッシュアップ」は叶いましたか?
はい! 1日目は慣れない一日英語漬け環境で、参加したママ全員ぐったり(苦笑)。ですが、2日目からは英語環境にも慣れて最終日まではあっという間でした!
グループレッスンでは改めて基本的な母音や子音の発音練習など、初心に立ち返って習うことができました。
マンツーマンレッスンは、大学でノンネイティブのための英語教授法を学んだ先生がそれぞれについて丁寧に教えてくださいました。
それぞれのレベルに合せて、先生がプログラムを考えて、教材を作ってきてくれたのには感動しました。
授業後には授業の感想を聞いてくれて、リクエストにも誠実に応えてくれる。臨機応変にプログラムを作ってくれたおかげで、自分に足りない部分がとてもよくわかりました。問題点がわかったので、そこをフォローしようと、帰国後、英会話教室にも通い始めました。
教え上手、褒め上手なだけでなく、フィリピンの方たちの英語の発音は思っていた以上にきれいでした。学生時代にカナダ、ヨーロッパなどへの留学経験があるのですが、英語圏にもまったく引けを取らないクリアな発音で驚きました。
子育てに人の手を借りる
「ナニーマネージメント」を経験できたことは大きな収穫に!
– 語学以外の収穫はありましたか?
収穫ばかりの1週間だったのですが、大きかったのは「ナニーマネージメント」が経験できたことです。パーペチュアル・ヘルプ大学の日本代表である出張(でばり)さんが、初日におっしゃったんです。
「フィリピンにはナニー(ベビーシッター)文化があります。日本のママは、仕事に育児に抱え込み過ぎている。ナニーさんに一旦すべての生活を委ねてみるという体験をしてください。そして、子どもや家族のためではなく、自分のための時間を過ごして癒されてください」と
留学中は、留学初日の月曜日から、最終日の世界遺産ツアーまで、ナニーさんが専属で娘のケアをしてくれました。
35歳で2歳の子どもがいるというフィリピン人の彼女は「何でもやらせてほしい」と言ってくれたのですが、ナニーさんにお願いするという経験に慣れていないため、最初はすごく遠慮がありました。
でも、親子留学の参加者全員で初日に近くのモールに立ち寄った際に、興味のままに走り出す娘の面倒を見てもらうと、自由に買い物ができ、それはとても楽しい時間でした。些細な事かもしれませんが、人の手を借りて、自分のための時間を確保する大切さを実感。日本での生活を考え直す、いいきっかけになりました。