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松本 明子さん – アロマライフスタイルブランドANTIPHONA(アンティフォナ)ブランドディレクター Vol.1

息子が成人する頃には世界はもっと身近で、地続きに。
自己肯定感を育みながら多様性を受け入れられるような子育てを心がけています – 松本明子 さん

Global+Learning=Glolea![グローリア]。世界とポジティブにつながる今と未来のためにお子様とともに学び続ける、素敵なGlolea!なママにフォーカスするインタビュー。今回は、松本 明子さんにお話をお伺いしました。

松本 明子さん/ANTIPHONAブランドディレクター/アロマテラピー講師

Profile:松本 明子(Meiko Matsumoto)さん

ANTIPHONAブランドディレクター/アロマテラピー講師。20代から30代前半は起業家として、パン菓子店の経営を始め、様々な新規事業や経営企画に関わる。息子3歳を機にキャリアチェンジ。家族との時間に軸足を移した働き方を模索し現職へ。ワーキングマザーとキッズ向けに保育園施設等でアロマ講座を開催するなど講師業も行う。暮らしにそっと寄り添い活力を与えるアロマライフスタイルの提案をしている。今後も、パンや菓子・アロマ・子育てと繋がりを持って、暮らしも自分も、楽しみながらアップデートしていきたいと思っている。長男:6歳

 

-松本さん流のGlolea!な子育てスタイル(=世界とポジティブにつながり子どもと共に学び合う子育てスタイル)で心がけていることや想いがあれば教えてください 

 

 

松本明子さん(以下、敬称略): ありきたりなことしか言えませんが、「多様性を受け入れる」ことを学んでほしいと思います。

 

人種・言語・住んでいる場所・好きなモノ・考えや意見。日本人同士であっても、大人同士でも、多様性を受け入れることが難しい時もあります。ですがそれでも、互いの多様性を認め、讃え合い助け合う、そんな姿勢を身につけて欲しいと思います。そのために、様々な場面で、肯定的な意見を伝えるよう心がけています。

 

もちろん間違ったことは間違いだと言いますが、息子の意見にも出来る限り耳を傾け、そうだねと、肯定するように心がけています。

 

そして彼の意思や希望することは出来る限りサポートしてあげたいと思っています。自己肯定感を育むことが、多様性を受け入れる土壌になるとも思っています。

 

息子が成人を迎えるころは、今よりもっとあらゆる場面で外国人が身近で、世界がもっと地続きになると思います。自分をしっかりと持つこと、相手を受け入れることはコミュニケーションの前提です。そして、いつだって世界を見渡して視野広く行動する人になってほしいと思います。

 

プリスクールでの外国人講師との触れ合いを通じ、
多様性や様々な言語を好きになって欲しい…

 

-お子様の語学力アップや、
異文化コミュニケーション力UPのためにされていることはありますか

 

松本: インターナショナルプリスクールに通っています。今は年長クラスです。英語は幼稚園に入ってから始めました。イギリス人の担任の先生のもと、園内での生活は英語です。生活の中で英語を取得してほしい、また、外国人講師との触れ合いの中で、外国人や外国、外国の文化や英語をはじめ様々な言語を好きになってほしいと思っています。

 

児童英検、本人はやる気満々! ママも共に英語力アップ

児童英検にチャレンジしているとお聴きしましたが−−

 

松本: プリスクールの指導のもと、英検にチャレンジしています。児童英検ブロンズ→シルバー→ゴールドとステップアップし、1月には5級にチャレンジしました。今は、6月の4級目指して勉強してます!

 

5級からは受験スタイルが幼児から学生向けになりますので、英語よりもマークシート解答用紙に四苦八苦しています。目標があると家庭学習にもメリハリがつくので、とても良いです。効果測定の機会(テスト)は、緊張感の経験と達成感を味わう絶好の機会です。本人はやる気満々! 楽しんで続けています。

 

しかし…。ママ先生が子どもと家で勉強するとなると、楽しいばかりじゃいられず、忍耐力も必要です。ですが、私も英語の再学習の機会となり、多少ですが英語力がUPしたと感じられる日々です。担任とのやりとりの連絡帳の英語がスラスラ読めるようになったり、英語のメールが以前よりずっと楽に読めるようになったり。息子がいつか2級を受験するときに、一緒に2級を受験するのが今の目標です。

 

-スポーツを通じて英語でのコミュニケーションを楽しんでいらっしゃるとのことですがどのような活動をされていらっしゃいますか?

 

松本:イギリスに本拠地があるプレミアリーグ、アーセナルの下部組織にあたるサッカースクールに通っています。

 

アーセナルから派遣されている外国人コーチによる指導なので、コミュニケーションは英語です。やはり、外国人講師との触れ合いの中で、外国人や外国、英語を好きになってほしいと思っています。

 

図書館での本選びのこだわりは…各国絵本を必ず借りて世界に思いを馳せること

-その他にお家でできるおすすめの工夫はありますか?

 

松本:毎週1回図書館に通っています。

 

息子は本が大好きなので毎回20冊近く借ります。英語の本は1冊は必ず借りるようにしていますが、特に英語だけにこだわっていません。好きな本を好きなだけ読ませてあげたい(読み聞かせも)からです。

 

一つこだわりとしては、諸外国の絵本を必ず借りるようにしています。読む前に、あえて「今日は○○の国の話だね!」と言い、国旗絵本で国旗を確認したり、地図で場所を見てみたり。

 

例えば「イギリスの昔話だね! – 三匹の子豚」、「ドイツの昔話だね! − グリム童話の赤ずきんちゃん」、「デンマークの昔話だね! − アンデルセンのおやゆび姫」…と。他にも良く借りるのはアフリカの昔話。他にも外国の翻訳絵本は沢山あります。もちろん日本の昔話も。

 

「この国出身の有名人はだれが居たっけー」とか、「あの洋服のブランドはこの国のものだね!」とか、「この食べ物がおいしいって有名な国だよね!」とか。関連して想像させるようにしています。ちなみに1冊借りてくる英語の絵本は、私より英語の得意な夫が土日で読み聞かせてくれます。

 

お出かけ先でも、様々な工夫をしながら子どもと英語学習を楽しんでいます

 

松本:英語の歌を流したり、英語のアニメを流したり、聞き流しはしています。

 

あと今はLet It GOをフルコーラス歌うことを目標にしていて、英語の歌詞をプリントして、パート分けをして、英文を理解して暗記→歌う→次のパートなんていう感じで、卒園式の謝恩会で歌うことを目標に練習しています。

 

最近、息子はリーディングが上達してきたので、あらゆる場面で「これ何て読む?」なんて声をかけてます。ポストに入ってきた手紙や冊子に英文のコピーがちょろっとありますよね。あとは、出先で見かける看板とか。読めたらたくさんほめています。

 

出かけ先で施設情報の冊子などがある場合は英語版を取ります。動物園だったり博物館だったりの案内MAPとかですね。英語版を見ながら、ほら、この単語出てきたねーとか、これ何て書いてあるの?なんて聞いたりして、地味ですが英語学習をちらほら組み合わせています。

 

 

世界×教育×食育に国連WFPハンガーマップを利用しています

 

-世界に思いを馳せることが楽しくなるような子育てスタイルですね! その他にも色々されているとお聴きしましたが

 

松本:あとは、国連WFPのハンガーマップを印刷して世界地図として使っています。

息子は幼稚園での給食の食べ残しが多く、大きな悩みの一つです。そこで、このMAPを使って世界にはご飯が食べられない国もある、ということを話しています。テレビや絵本でこれらの国の名前が出てくると、ハンガーマップを見て、場所と飢餓状況のカラーを確認します。

 

正直、あの手この手を尽くしても食べ残しは改善されていません。ですが、こういった側面を通して、あきらめずに伝え続けることも大事かなと思っています。今はおそらく息子自身、知ることしか出来ていないと思いますが、もっと大人になって、考えることが自分で出来るようになった時に、自分なりに感じ考えを持ってほしいなと思っています。

 

アロマ精油の産地に子どもと想いを馳せる
香りのある親子時間

 

松本:私は職業柄、アロマテラピーで使用する精油(植物から採れる凝縮された香りエキス)を所有しています。ほとんどの精油は日本以外が産地であり、世界各国、様々な国の精油があります。

 

息子も精油の香りが大好き! 暮らしにアロマテラピーが溶け込んでいるせいか、アロマ男子です(笑)。

 

話を戻して、精油は種類ごとに産地が違いますから、一ビンごと産地を確認して、その国に思いを馳せます。精油が我が家までやってくる旅を想像して、お話をしながら香りを試すひとときは、親子の時間として大切にしています。

 

もっとフォニックスを活用した英語学習が日本でも広まってほしい…

 

-Glolea!なママである、明子さんが最近注目しているグッズやイベントはありますか?

 

松本:注目しているグッズは“フォニックス”の学習ツールです。

 

アルファベットの読み方と英単語の発音は違います。英語圏の子ども達が英語の学習に使う教育法であるフォニックスで発音を習うと、わからない単語があっても、スペルを見れば推測して発音出来るようになります。

 

プリスクールでは、毎朝フラッシュカードを見せながらネイティブ講師がリズムをつけて発声し、子ども達と練習しているようです。家ではYoutubeでフォニックスの動画を探して見せたりして、家庭学習の前には必ず聞き流ししたり、見せています。

 

英語教育に熱心な方には有名なツールですが、知らない方も多いなと感じます。

 

小学生になったら英語の授業が始まると思いますが、もっとフォニックスが広まれば、英語への苦手意識が薄れるのではと、個人的に期待しています。

 

外国人講師による習い事に注目しています。現在習っているサッカーがそれにあたりますが、小学生になると参加できるイベントや習い事、ワークショップも増えてくるので、国際交流やボランティアなども含めて、外国人と学び合う、協力し合う、そんな機会に注目しています。

 

あえてアウェーのコミュニティーや文化に参加する体験のために親子留学にも注目しています

 

-今、チャレンジしていることもしくは、これからトライしてみたいことはありますか? 

 

松本:親子留学にチャレンジしてみたいです。

 

幼少期に外国の地で様々な経験をしてほしいと思います。英語習得へのモチベーションUPのためにも大切かなと。同じ年代の子どもとのコミュニケーションを通じて「世界は地続きである! 自分が行動すれば世界どこの人とも繋がっていける」と体感して欲しい、そして世界には様々な人が居て当たり前、様々な価値観があるということを、認識してほしいからです。

 

そのために、あえてアウェーのコミュニティーや文化に参加するという体験、そして、そんな経験を家族の最大の財産として、共通の思い出にしたいという気持ちがあります。

 

オンライン英会話講座を受講してみたいです。質が良くコストパフォーマンスに優れる英語学習には興味津々です。

 

生活の些細な事柄の中で、世界を見渡せるような価値観を子どもと共に共有していきたい

 

-今後、子育て中のママとして、お子様と共に世界とどのようにポジティブにつながっていきたいですか? お子様との将来の夢などお聞かせください

 

松本:息子には、日本人であるとか、外国人であるとか、日本に住んでいるとか、海外に住んでいるとか、そういう価値観を排除して、いつでも世界を見渡してフラットに行動できる人になってほしいと思っています。

 

そのためにも、まだ知らない世界の色んなことを見て聞いて知って、一緒に考えて感動を分かち合って、家族で成長していきたいと思います。

 

我が家は、日常生活において、グローバル教育の最新の情報を得られるわけでもなく、注目のスポットに必ずしも行ける環境ではありません。ですが、生活の些細な事柄の中で、そういったことを散りばめて(気づいて)、意識を持って暮らしていきたいと思っています。息子には自分の意志で海外で勉強する機会を持ってほしいなぁと希望していますが、例えばいつか息子が海外の大学などに進学をして、その時には私も一緒に行きたいなぁと、そんな程度の夢を見ています(笑)。

 

そして彼が成人して、社会に出るときには、彼自身が夢中になれること、心折れることがあっても復活してがんばれること、出来れば多くの人からありがとうと感謝されるような仕事に就いて欲しいと、心から願っています。その時は直接的に国際的な仕事でなくとも良いと思います。だって、どこに居ても何をしていても、結局は世界は繋がっている時代でしょうから。

 

「子どもと共に学ぶのは楽しい!」
家族で世界とつながるような原体験を重ねていきたい

 

-Glolea![グローリア]読者のママ達へのメッセージをおねがいします。

 

 meiko-matsumoto2松本:私自身は英語が苦手です。

 

出来れば英語とは関わりたくないと、今まで最大限避けてきました(苦笑)。ですが、こんな私にも、社会にでると否応なく英語の必要性を感じる場面が、多々ありました。これからの時代は言わずもがなですよね。

 

そして、実は息子をインターナショナルプリスクールに入れたのは、色々あって気付いたら…でした。ですので、幼児の英語教育は行き当たりばったり、良い意味で流されてここまで来てしまったというのが正直なところです。ですが、子どもと一緒に英語学習を始めてみると、すごく楽しい!! です。

 

マンネリしがちな親子のコミュニケーションに新しい風が吹き込んできました。世界に視野を広げることで、不思議と親子のコミュニケーションがポジティブ(肯定的な意見交換)になるなぁというのが実感で、不思議なところです。

 

もちろん、子どもの教育は英語ばかりじゃありません。日本語も日本の文化を学ぶことも、運動も遊びも、ゆとりも重要です。「あれもこれも出来ないよー!」と、私自身ワーキングマザーとして悲鳴を上げることもありますが、継続出来るのは、『一緒に学ぶことが楽しい!』という一言に尽きます。様々な習い事がありますが、英語の学習を通して体験できる様々なことも、捨てがたいものがありますよ! 私たち家族はこれからも、英語を通じて世界と繋がる様々な原体験を重ねていきたいです。

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