シンガポールのインターナショナルスクールで日本人ママが仰天した3つのこととは?
- Ai
- Glolea! シンガポール子育てアンバサダー
こんにちは! Glolea! シンガポール子育てアンバサダーAiです。人生初の海外生活となるシンガポールでの暮らしがはじまってから、はやくも2年目に入りました。
今回は、シンガポールのインターナショナルスクールに通う息子を通じて、日本の常識との違いに仰天したことや、感動したことについてレポートします!
目次
シンガポール2年目の息子達の英語力は?
現在、長男(4歳)はインターナショナルスクールのプレ・キンダーガーテンへ通園中です。また、シンガポールへ移住した当時は赤ちゃんだった次男(現在1歳)は、カタコトの日本語と英語をごちゃまぜで話すようになりました。英語で話しかけても、日本語で話しかけても、言っている内容はわかっているようで、反対に彼が話すムニャムニャ言葉がわからず、彼は時々悔しそうにしています。
長男の英語も随分上達しました。最初は全然話せなかったのに、友達や先生との会話は英語で、私たちとの会話は日本語でと、うまく使い分けています。
シンガポールのインターナショナルスクールで過ごしてみて驚いたこと
その1:とにかく休みが多い!
シンガポールのインターナショナルスクールで一年過ごしてみて、一番驚いたのは休みが多いことでした。
まず、夏休みがまるまる二ヶ月あります。秋に1週間、春にも2週間。そしてクリスマスから年始にかけて3週間ちょっとの休みがあるのです。
そして、professional development という、先生たちのトレーニングのお休みが年間に5回くらいあります。
驚いたことその2:
学校で先生が恋人とキス!?
そして、先生たちの様子も見てビックリでした。
最初の年の担任の先生は、最初のクラスミーティングのときに、コーラスライン(古いですかね、例えが…)かなと思うくらい、キラキラしたミニスカートに、踏まれたら死亡しそうな超ハイヒールというスタイル。
さらに、二回目にクラス見学に行った時のこと。
何かの説明のため、先生のMacの壁紙が、スクリーンに映し出されたのですが、これが恋人とキスをしている写真で、私の心は正直なところかなりザワつき、わあ〜っと息を吸い込み見回してしまったのですが、誰ひとりとしてそんな盛り上がりはなく、もちろん子どもたちの様子も普通で、興奮した私がひとりで恥ずかしいくらいでした。
そして後で息子から
あれはね、先生のフィアンセなんだよ
と教えてもらい、3歳にしてフィアンセの意味がわかってるのかしら? と思い尋ねると、
あのフィアンセの男の人は昼休みにも時々遊びにくるの。先生ととっても仲良しなんだよ。
なるほどー!?
他にもいろいろ驚いたことはあった気がしますがこのようにして一年は無事終わり、私もだんだん驚くことに慣れてきました。
驚いたことその3:
日本とは違うシンガポールの先生達の価値観と…1年触れ合ってみて感じる素晴らしさ
確かに日本と違うことはたくさんあるけれど、結構面白いなぁと思うようになりました。そして先生の素晴らしさもよくわかりました。
最初の日のキラキラしたミニスカートとハイヒールは、この日だけ。親が来る日だから特別にお洒落していたのだと後でわかりました。
フィアンセの男性は、私が学校へ行った時、先生のほうから紹介してくれました。
このフィアンセの男性も同じ学校の先生で、日本が好きで日本語が少し話せるので、息子とランチをするときに2人で
いただきまーす!
と元気よく手を合わせていました。
最初は驚きましたが、一年たった今では、このインターの先生を心から尊敬していますし、その素晴らしさに感動したこともたくさんありました。例えば…
- 先生たちがちょっとした事、今日は誰と仲良くしていて、誰と喧嘩した、でもこのように仲直りをした等、きめ細やかなメールを送ってくれること
- 何かお願いしたときの対応の早さ
- 遠足や学校のイベントで先生にお会いすると学校での様子を楽しそうに話してくれること
- 言うことを聞かないときにどうするか等、私たちの悩みへの的確なアドバイス
- 子どもたちをどうやって、楽しみながら学ばせるか、ということに真剣に取り組んでいること
- 先生自身も子どもと一緒に本気で楽しんでいること
…等。
何より長男はこの先生が大好きで大好きで、今でも時々、この先生の教室まで遊びに行くくらい、慕っています。
溢れる自信と明るさと、何よりも余裕があること。
これならば休みが多いことも意味があるなぁと思いました。
言葉で、学ぶ喜びや、違う世界に踏み出すことの面白さを語るより、先生の目が輝いていて、先生自身がそれを実践しているほうがずっとパワフルに子どもの心に伝わります。そして、それは母である私自身はもっとそうですよね。
その責任の重さ。
この長い長い人生の旅、学びの旅において、私がちゃんと生きること、面白く生きることは、子どもにとっても、とても大切なのだと改めて思います。
来月、この、昨年長男の担任だったインド人の先生とカナダ人の先生のカップルは日本に新婚旅行に出かけるそうです。
ふたりで美味しいトンカツ食べるのヨ!
と、このチャーミングな先生はウィンクして話してくれたので、オススメのところをお伝えしました。
この先生たち(新婚さん)が仲良く肩を組みながら浅草を歩き、渋谷でトンカツを頬張っているところを想像するとわくわくしてきます。
秋の日本はまた最高ですよね。美味しくて、美しくて。どうぞ素敵な新婚旅行になりますように。
まとめ:ママも子どもと一緒に学びの旅を続けよう。
楽しみながら!
今回は、シンガポールのインターナショナルスクールで日本人ママが仰天した3つのことと題して、日本の常識との違いに仰天したことや、感動したことについてお届けしました。
子どもはまずは“楽しい”ことがすごく大切です。楽しければ目が輝き、ものすごいスピードでいろんなことを学んで行きます。だから私たちが一番大切にしているのは“Fun play”です。
月曜日にはやりたくない、と言っていても、私や他の子どもが楽しそうにやってるのを一週間見ていれば、金曜日にはやりたくなります。だから私は絶対に強制はしません。自分からやる、という誇りを大切にしたいからです。これは子どもたちの自信につながります。私たちの仕事は、子どもが学ぶためのよりよい装置をつくることなんです。
…これはとても印象的だった先生の言葉です。
子どもたちはもちろんのこと、これは私自身にも言えることだなあと思うのです。
様々な場面で、いろんな価値観にびっくりすることがあるでしょう?でも、まずはその違いを楽しめたらいいなあと。
アレ? と思ったことはまずは覗いてみる。興味が湧いたら次はちょっとやってみる、かじってみる、学んでみる。私もそんなふうにありたい。
ママも目を輝かせて! 楽しみながら!
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記事をお読み頂きありがとうございました!
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