安定感のある子どもを育てる!親子留学をおすすめする理由−カナダ人ママからのメッセージ
- 春名聡子(Akiko Haruna)
- Glolea! 国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダー
こんにちは。国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダーの春名聡子です。
今回は、私がメキシコのヨガセンターで私が出会った、1歳半の娘・ウィロー(英語で柳の意味)、夫ピーターと共に親子留学を楽しむ素敵なカナダ人ママ、ミカエラをご紹介します。
ミカエラの家族はは普段カナダに住んでいますが、子連れで2ヶ月間にわたるメキシコのヨガ留学プログラムに参加するだけでなく、週数回、地元施設でのボランティアまでもこなすという行動力を持つ女性です。
今回は、親子留学や子連れで海外旅行を楽しむミカエラから、日本のママへメッセージが届きましたよ!
目次
海外での2ヶ月の留学経験を通じて新しい環境で動じない、安定した子どもになった娘
私たちは、普段暮らしているカナダから離れ、メキシコ子連れ留学を経験しました。異国であるメキシコで2ヶ月間を過ごした娘のウィロー。
彼女は新しい環境の中に置かれても、不安や怯えなくリラックスできる、安定性のある子どもに育っています。
これはきっと、メキシコのような、カナダとはまったく違う生活環境・文化、新しい土地を旅し、彼女自身が新しい世界を探求していった経験が大きく影響しているのだと思います。
メキシコから我が家のあるカナダへと帰ってきた娘は、朝起きて自分の夢について話す とき、
おうちの中にカニが歩いていたよ
と言いました。
娘にとっては、メキシコが自分の家だと感じていたようです。そのくらい、娘はメキシコでの暮らしに馴染んでいました。
今でも、メキシコのビーチで現地のお友達と遊んだ事を思い出し、仲良くなったお友達を懐かしみ、スペイン語で時々話をします。
子どもと旅する事で、親の方も現地に馴染んでいけた
子どもと共に異国へ旅に出ると、自然と現地の人たちと友達になる機会が増えます。
子ども達は言語や文化が違っても、すぐに仲良しになってしまうので、私たちは現地の子どもむけイベントにもよく参加します。私たちは娘を通じて、コミュニティに、スムーズに馴染んでいったように思います。
子供と海外へ訪れる際には、ぜひボランティアに参加することをおすすめします。
私たちはメキシコ滞在中に、身体障害を持つ人たち向けの施設で定期的にボランティアをしました。娘がいる前で故障した車椅子を治したり、といった活動をする事で、貢献をする事の大切さを、娘に伝える事が出来たと思います。
幼い子供の目から見る世界の新しさ
また、娘と共に旅をする事で、訪れた地を新しい目で見る事が出来ました。
毎日娘と眺めるビーチでの日の出、砕ける波の上を飛ぶペリカン、見るもの触れるもの、すべてが驚きと発見に満ちた娘を見ながら、全く新しい目で、新しい土地を見る事が出来ました。
お母さんに必要なサポートを提供していきたい!
行動的なカナダ人ママのミカエラですが、やはり、彼女でも自分1人では、娘と共に海外留学をしようとはとても思えなかった、と言います。
一つ目は、自分自身が朝から晩までみっちりのヨガプログラムに参加するために、子どもの面倒を見てくれる人がいる必要がありました。これは夫のピーターが一緒に旅をしたことで、乗り越えることができました。(日本では、2ヶ月も休暇を取れる男性パートナーを持つママは、なかなかいないのが現状ですね…)
二つ目は、全く知らない土地に行くと言う事で、相当の情報収集が必要である事。特に子どもを連れていくという事で、現地の治安、インフラ、病気、子どもにフレンドリーなステイ先など、調べる事が、たくさんあったとのこと。
フルタイムの仕事と子育てを両立させるママ1人での準備は、なかなか大変な事です。
一方で、ママと子どもが一緒に海外で学ぶというのは、いかに大きなポジティブな波紋を、家族と子どもの生育に広げていくか、側で見ていて実感しています。
今回、親子留学を楽しんだカナダ人ママミカエラの話を聞きながら、ママのニーズに寄り添ったプログラムを、これからも創っていきたい! という思いを新たにしました。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 春名聡子(Akiko Haruna)
- Glolea! 国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダー
- ワシントンDC
2008−16年まで北米在住。2015−16年北米ワシントンDCで夏のホリスティックな親子留学プログラム「グローバルコンシャス」を主宰。北米・中米・アフリカなど各地の自然に足を運んだ経験を活かし、現在、人と自然をつなげるジャーニー・ワークショップのプログラムForest Beats -森の鼓動-を運営。