アメリカ親子留学・サマーキャンプで楽しんだ英語、ヨガ、多様性、文化、食育…レポート!
- 春名聡子(Akiko Haruna)
- Glolea! 国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダー
目次
アメリカ首都の夏を目一杯楽しんだ!
「グローバルコンシャス」でのワシントンDC親子留学
こんにちは。国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダーの春名聡子です。
今回は、8月にDCで開催された親子留学サマーキャンプ「グローバルコンシャス」の様子をお届けします!
今回のキャンプの内容は、
- シュタイナー教育の子どもキャンプ
- 親御さん向けヨガ
- 英会話
- ネイティブアメリカンの文化セッション
- 有機農園訪問
…と、盛りだくさんでした。
日本からは、パパママ揃っての家族旅行、ママかパパのどちらかと子どもといった、様々な形でのご参加がありました。皆さん、アメリカの首都ワシントンDCという立地と、親子共に健康的なプログラムの内容に惹かれて、今回参加を決められました。
アメリカ親子留学での学び
多文化の子ども達との遊びを通じた触れ合い
シュタイナー教育のサマーキャンプには、人種のるつぼのアメリカらしく、ラテン系・アフリカ系・ヨーロッパ系・その他様々な文化・人種バックグラウンドを持つ子ども達が参加しました。日本では経験しにくい、多様性溢れる環境の中で、子ども達はどのように過ごしたのでしょうか?
そのポイントは、体を使った遊びを通じた触れ合い。
現地の学校など、言葉を中心としたクラスでは、圧倒的な言葉の壁に接し、短期間の訪問では孤立をしかねません。今回のサマーキャンプは、ツリーハウス、プールなど自然の要素でいっぱいの広々した庭と、林の中の渓流で開催されました。 言葉を超えた遊びの空間を共有する中で、子ども達は自然に、キャンプのお友達達と馴染んで行きました。
有機農園で、アメリカの食の多文化性を家族で体験!
地域コミュニティのための都市有機農園を営むエコシティ・ファームでもまた、様々な文化からなりたつアメリカのユニークさを経験しました。ファームは土地に合った品種を重視し、地場産の野菜やハーブを植えています。一方でファームのスタッフは、イスラエル・東欧・南米など、様々な国々から集まった、食と農への情熱溢れる人達です 。ぼかし肥料等といった日本のサステイナブルな農業の技術を活用している事など、文化間の学びについても、話が盛り上がりました。
ファームの隣で開催されるファーマーズマーケットでも、南米各国のストリートフードが並び、多様な食文化を除き見る事ができました。
親子留学中の親御さま向けプログラムでは
セルフケアのためのヨガ/ネイティブアメリカンの文化を英語で学ぶびました!
子どもが遊びに興じる間、子育てとお仕事で忙しい親御さんは、つかの間の癒しタイムを、地元ヨガスタジオで各日経験。体・心・精神のケアを、文化を超えて共有する、素敵な時間となりました。
また、マサチューセッツ州の東海岸沿岸・島々にかつて住んでいたネイティブアメリカンWampenoag族出身の語り部・ペニーさんのご自宅を訪問し、直接個人から聞く機会が希少な部族の伝承・ストーリーを伺いました。
自然を敬う文化・島々に住んだこの部族の小規模な捕鯨の伝統や海の幸による文化は、日本列島古来の伝承とも似通っています。アーティストでありクランマザー(女性部族長)でもあったペニーさんからは、ネイティブアメリカンのクラフトの作り方や部族の儀式の様子も学ばせてもらいました。
充実の少人数制の英語クラス!
ママ・パパ達は使う機会がなかった英語を、この機会に鍛え直しました
少人数制の英会話クラスは、日本で使う機会の少ない英語の文法や慣用的用法を、集中的に鍛え直す貴重な時間。親子留学ならではの学びの機会です。
ホームステイで現地の家族と交流
家族単位でのホームステイは、現地ファミリーと生活を通じて交流を含める機会。子ども達のおなかが落ち着く和食を作ったりと、個人宅ではアットホームな時間を過ごされました。各ご家族、ホストととても仲が良くなった様子で、旅行後も交友が続きそうです。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 春名聡子(Akiko Haruna)
- Glolea! 国境を越えたホリスティックな学びのアンバサダー
- ワシントンDC
2008−16年まで北米在住。2015−16年北米ワシントンDCで夏のホリスティックな親子留学プログラム「グローバルコンシャス」を主宰。北米・中米・アフリカなど各地の自然に足を運んだ経験を活かし、現在、人と自然をつなげるジャーニー・ワークショップのプログラムForest Beats -森の鼓動-を運営。