3歳児・英語経験なし! 初のサマープログラムに参加
- 黒木明日丘(Asuka Kuroki)
- Glolea! 親子哲学×グローバル教育アンバサダー
2010年10月に第一子を出産後、私は今年の夏をずっと心待ちにしていました。
この4月に年少(3歳)になった息子。年少になると、参加できる外部のプログラムが増えてくるからです。年少でも参加できるプログラムを年初から探してきて、今年の夏は、プールのプログラムとインターナショナルスクールのサマープログラムの参加を実現しました。今年はお試しということで、仕事の都合もつけられる1週間のプログラムに参加しました。
とはいえ、息子は普段、普通の私立幼稚園に通っており、英語にはほとんど触れたことがありません。おなかがすいた、のどが渇いた、トイレに行きたい、3つだけ2週間前から練習しただけでした。
当日まで、突然にインターナショナルスクールのプログラムに参加できるのか、非常に心配でした。
初日は、学校の玄関にたどり着いたとたん、英語で皆さん話していることに気づき、息子は号泣。「行きたくない!」と泣きじゃくる息子の手をとり、教室へ。日本語が話せるネイティブの先生について頂き、少しずつ気持ちが落ち着いたところで、そっと私は不安を抱えつつフェードアウトしました。
その日は仕事もあまり手につかないほど不安でいっぱいのまま、夕方お迎えに行きました。
息子は笑顔で「楽しかった! 」の一言。 先生からも、習いたての歌や日本語の歌を口ずさみながら、楽しく過ごしたと聞いて、安堵。
子どもは本当に順応性が高いと、あらためて驚きました。1週間、息子は一人、日本語で通したようですが、楽しく過ごせたようです。
1週間ではありましたが、毎日様々なアクティビティが準備されていました。塗り絵や絵を描くにしても、例えば写真にあるように、蝶々の成長過程を学べる工夫があったり、最終日はフィールドトリップで、国立科学博物館にも連れて行ってもらったようです。
これからも、できる範囲で、小さいうちから、言葉やバックグラウンドが異なる子どもたちと触れさせる経験はできるだけさせていきたいと考えています。
英語ができなくても、身近にある多文化コミュニティーの存在を知ること、そのコミュニティに入ってみるという経験は大切ではないかと思うからです。
少々荒っぽいとは思いますが、来年は6週間のプログラムに参加できればと今から計画中です。
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
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- 親子哲学・グローバル教育
東京都在住。人道支援系の国際NGOに勤務。一児の母。紛争下で苦しむ人々の支援にあたる中で、戦争のない未来のために、子どもたちのグローバルな課題に立ち向かう力を育てる“グローバル教育”の重要性を感じる。グローバル教育の基礎となる“考える力”を養う試みで「親子で哲学対話」を友人と実施中。