小さいお子様とのはじめての親子留学…長時間フライトを楽しく快適に乗り切る秘訣とは?[ニュージーランド編]
- Glolea! [グローリア]編集部
- Glolea! 編集部 オフィシャル
はじめてプチ親子留学を検討するにあたって、お子様がどの年齢でトライするかは悩みどころです。
育児休業中の場合は赤ちゃんのお世話がありますし、上のお子様の就学にあわせて渡航をするときは、下のお子様はまだまだ手のかかる年頃。
小さいお子様を連れた親子留学のハードルの一つが、長時間のフライトでしょう。
現地で学校生活が始まるとなると、ママも子供も共に元気に親子留学&現地生活をスタートしたいところだけど、疲れと時差を考えるとどれくらい余裕をもって渡航するのがいいのか。忙しいママ・パパの限られたお休み期間でどう予定をたてるか、etc….。
今回は、子連れ海外旅行の渡航先として大人気のニュージーランド。親子留学のリピーターも多いニュージーランド最大の都市オークランドへ小さなお子様と日本から渡航する場合のフライトを楽しく快適に乗り切る秘訣について先輩ママ・パパのアドバイスとともに紹介します。
目次
親子留学に人気のニュージーランド
リピーターが多いのは、フライトが意外にラクだから!?
安全で自然あふれる環境と多様性を尊重するのびやかな教育。フレンドリーでウェルカムなニュージーランドの国民性。
ニュージーランドは、異文化体験・英語経験をさせたいママ・パパの親子留学先として人気の国です。
子連れニュージーランドにリピーターが多いのは生活・教育環境の良さだけでなく、一度経験してみると意外にも負担が少ないと感じられる子連れ渡航時の快適さにも理由があるかもしれません。
子連れニュージーランドがラクな理由1:
日本から直行便の利用が可能!
小さなお子様連れで親子留学にチャレンジしたいというママ・パパにとって、現地への直行便が利用できるのは、便利でありがたいですね! ニュージーランドへは直行便が就航しているのでとても便利。
現在、日本からニュージーランドへの直行便が出ているのは「ニュージーランド航空」のみで、飛行時間は、10時間35分〜11時間5分です。
▼日本→ニュージーランド便(行き)
頻度 | 出発時間 | 到着時間 | 所要時間 | |
東京・成田→オークランド (NZ90) |
毎日 | 18:30 | (翌日)9:05 | 10時間 35分 |
東京・成田→オークランド ※1 (NZ94) |
月・木・土 | 21:35/20:55/21:25 | (翌日)12:10/11:30/12:00 | 10時間35分 |
大阪・関空→オークランド ※2 (NZ98) |
水・金・日 | 21:00 | (翌日)11:25 | 10時間 25分 |
▼ニュージーランド→日本便(帰り)
頻度 | 出発時間 | 到着時間 | 所要時間 | |
オークランド→東京・成田 (NZ99) |
毎日 | 9:50 | 16:45 | 10時間 55分 |
オークランド→東京・成田 ※1 (NZ95) |
月・木・土 | 13:10/12:30/13:00 | 20:05/19:25/19:55 | 10時間 55分 |
オークランド→大阪・関空 ※2 (NZ97) |
水・金・日 | 11:55 | 19:00 | 11時間 05分 |
※1:2018年10月28日~2019年5月6日の期間。羽田からの直行便がこの期間運休となり、この成田増便(NZ94/NZ95)で対応しています。成田増便のスケジュールは期間によって異なります。 詳細≫
※2:大阪・関空からの直行便(NZ97/NZ98)は、ニュージーランドのベストシーズンに運航する季節便 運航期間:2018年10月26日~2019年3月31日
子連れニュージーランドがラクな理由2:
3〜4時間の時差であれば早寝・早起きの気分で乗り切れる!
南半球にあるニュージーランドは、日本と季節が逆。
9〜10月が桜の季節で、12月には夏のクリスマスが楽しめます。
日本の夏休み時期は冬にあたり、温暖なオークランドの冬は、避暑地としてベスト。過ごしやすい季節を楽しむことができます。
なおニュージーランドでは、サマータイムを導入していて、10月から4月の第一日曜日までが夏時間。この期間は日本よりも、4時間先に進んでいます。それ以外の期間は時差は3時間です。
適用期間 | 時差 | 参考 | |
夏時間 | 10月‐4月1週目 | +4時間 | 日本時間が午前6時のとき、ニュージーランドは午前10時 |
標準時間 | 4月2週目―9月末 | +3時間 | 日本時間が午前6時のとき、ニュージーランドは午前9時 |
日本から直行便のニュージーランド航空を利用した場合、日本を夜便で出発(18:30〜21:00)すると、ニュージーランドの午前中に到着します。
帰国は、ニュージーランドを朝便で出発(9:50~11:55)すると、夕方の時間帯(16:45~19:00)に日本へ到着。
“時差マジック”ではあるのですが、日本からニュージーランド行きの直行便を利用した場合、日本時間でいう早寝早起きモードで過ごすとニュージーランド時間に意外と簡単に馴染むことができます。
日本より日付・時間が進んでいる国はあまりなく、この時差が3・4時間進んでいるというのは、子供達、そして、ママにとっても意外にラク!
日本に帰国後も、子供たちが早寝早起きになっているので、日本の生活に戻りやすく感じることが多いようです。
子連れニュージーランドがラクな理由3:
飛行機の中で添い寝できる!? エコノミー「スカイカウチ」は小さな子供連れフライトの強い味方!
ニュージーランドと日本の直行便は片道約10時間半~11時間。お子様との長時間のフライトを快適にすごしたい方におすすめなのが、ニュージーランド航空のエコノミー「スカイカウチ」です。
ニュージーランド親子留学のリピーターママのひとりは、2歳年の差のある長男・長女を連れての親子留学の渡航に、エコノミー「スカイカウチ」を利用されています。
エコノミー「スカイカウチ」だったから、ラクだった〜
というのは子連れニュージーランドを楽しまれるママ・パパからよく聞く言葉です。
エコノミー「スカイカウチ」は、エコノミークラスの並んでいる3つの座席が水平になって小さなベッドのような状態になるもの。
百聞は一見にしかず、下の写真を見てもらえばわかると思いますが、フットレストが座席の高さで水平になります。
平面部分は最大で、155cm×約74cm。
男性が体を伸ばすには厳しいかもしれませんが、ママがちょっと膝を曲げてお子様と添い寝するに十分。
この感覚は、子供用のお布団で添い寝する感覚に似ています。これは日本のママには馴染みのスタイルではないのでしょうか。
ママも横になれるので体の疲れが違いますし、添い寝されることでお子様も安心して寝やすいのではないかと思います。
日本からのニュージーランド行きは、夜間の便。
搭乗日当日は、子供をいつも以上にたっぷり遊ばせてから飛行機に乗り、あとは、(食べて)寝るだけぐらいの気持ちで搭乗するのがいいと、前述のママからアドバイスをいただきました。
ニュージーランドから日本に帰る便は、日中のフライトです。
3つの座席をフラットにして座敷スタイルで子供と遊んでもいいのですが、3席のうち2席だけフラットにして、下の写真のようにお子様は自由に寝そべり、お母さんは座席のままの状態という使い方もできます。
また、事前の持ち物準備として、お子様のご年齢に合わせて、一緒に遊べて、かさばらない気晴らしアイテムをいくつか用意しておくことをおすすめします。
例えば
- 折り紙
- 塗り絵
- 工作の本
- パズル
…などなど。また、ニュージーランド航空では子供用の食事を注文すると、子供が楽しめる気晴らしアイテムが詰まったキッズアクティビティパックがもらえます。
子供たちは自由なスタイルで体をうごかせますし、たっぷりと時間をとって遊んであげられる貴重な時間です。
機内で提供されるお食事と、ニュージーランドの美味しいアイスクリームをおやつにいただき、子供向けの映画を楽しんで、願わくはいい子で昼寝してくれたら、もう日本へ到着です!
気になるエコノミー「スカイカウチ」の利用料金ですが、利用時期、利用人数によって異なります。
大人1名+子供2名の場合、一列につき追加で1万5000円(片道)が目安です。
子供たちに手がかかる年齢というのはあっという間です。
子連れフライトを何回か経験していくうちに、子供が自分でごはんを食べて、トイレに行けるようになった時には、ママ・パパにとってもお子様の成長をうんと感じられることでしょう。
10歳以上から単身留学可能! 親子留学を卒業したら、お子様の単身渡航のサービス「アナカンパニード・マイナー・サービス」利用がおすすめ!
親子留学を経験したママ・パパから、
いつになったら子供だけで留学できる?
子供だけで参加できる留学プログラムは?
というお問合せをいただきます。
ニュージーランドは10歳以上のお子様から単身留学が認められ、短期留学から進学を見据えた長期留学まで、若い留学生を受けいれています。
お子様だけのニュージーランドの渡航は、ご搭乗から、最終の目的地でのお出迎え者との待ち合わせまでを引率してくれる航空会社のサポートサービスを申し込みをすることができます。
詳しくは、ニュージーランド航空のサイト「アナカンパニード・マイナー・サービス」をご確認ください。
「Kia Ora(キオラ)」ニュージーランドの体験を機内から
キウイ(ニュージーランド人)から愛されるナショナル・フラッグ・キャリア、ニュージーランド航空。
前出のエコノミー「スカイカウチ」、今では他の航空会社でも同様のサービスを導入しているところがありますが、これはニュージーランド航空が初めて。独自開発して2011年に導入したそうです。
機内に入ったときからの感じるニュージーランドらしいリラックスした雰囲気は、気取らず、フレンドリーなサービスだからでしょうか。
搭乗の際に、挨拶で交わされる「Kia Ora(キオラ)」は、ニュージーランドの公用語のひとつ先住民のマオリの言葉で、
ハロー
ウェルカム
という意味になります。
ニュージーランドを機内からぜひ体験し、親子留学や子連れニュージーランドを楽しんでくださいね!
取材協力:
- ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)
- ニュージーランド航空
記事をお読み頂きありがとうございました!
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