上海のびっくり子育て事情…驚きの常識3選!
- 井口寛子(Hiroko Iguchi)
- Glolea! 上海在住フリースタイルアンバサダー
私達家族が上海に移住してから驚いたことはいくつかありますが、今回は「上海のびっくり子育て事情」を3つご紹介させていただきます。
でもこれ、上海に住んでいれば、み~んな必ず体験したり、聞いたりしている上海の常識だったりするんですよ!
目次
上海のビックリ常識1:
裸足の赤ちゃんを見ると注意される

▲上海では赤ちゃんの足は冷やしてはいけないと言われます。
赤ちゃんが冷やしてはいけないといわれる場所…それは足です。
特に暑い日に日本人は靴下を履かせませんよね。歩けない赤ちゃんはもちろん靴も履いていないので裸足。
でも上海では、裸足の赤ちゃんと外にお出かけすると…必ず会う人、会う人に注意されます。
靴下を履かせなさい
と。

▲私も出産祝いに靴下をいただきました!
特に、私たちの母親世代以上には「冷えは足からくる」という言われが強く残っています。
中国語で赤ちゃんは『宝宝(baobao)』と言います。まさに宝(たから)。
だから中国人からすれば、裸足の赤ちゃんを見ると注意せずにはいられないのかもしれません。
上海のビックリ常識2:
上海っ子はとってもフレンドリー!

▲フレンドリーな上海の子供達。突然話しかけられても驚かないように。
マンションの敷地内にある共用プレイスペースに子供を連れて行ったり、公園やプレイルームなどに連れて行って子供たちだけで遊ばせます。
すると…近くで遊んでいた知らない子が話しかけてきたり、隣で一緒に遊び始めたりします。
日本人はつい知らない子とは距離を置きやすく、自分から話しかける子は少ないですが…上海っ子はある意味とってもフレンドリー!
たまにおもちゃを横取りされたり、お菓子を取られたりすることもありますが、こうして友達になっていくのでしょう。
よく顔を合わせるお友達とは兄弟のように一緒に遊びます。年齢が違うと、自然と上の子が下の子の面倒を見ています。
上海のビックリ常識3:
宿題は毎日3時間かかるのが一般的!?

▲世界的にもトップを争う上海子供達の学力…宿題は毎日3時間が常識!?
世界的なレベルでもトップを争う上海の学力。それを維持するには、日々の積み重ねが欠かせません。
中国の学習内容は日本より1〜2年進んでいると言われています。小学生から(早いところでは幼稚園から!)毎日宿題が出され、帰宅した子供たちは宿題に追われます。
ローカル系やローカル・インターでは、少ないと言われるところで1時間程度。宿題を終わらせるのに3時間くらいが一般的なようです。
そのため外が暗くなった夜の8時過ぎにも関わらず、外から子供たちが遊んでいる声が聞こえてくることも。それはきっと宿題が終わった合図です。
上海のびっくり子育て事情:まとめ
大都会で国際都市な上海ですが、田舎のような人付き合いが根付いています。突然声をかけられても、知らない子が自分の子供に近寄ってきても驚くなかれ。
次回の連載記事では、私が勤める幼稚園で導入されている「モンテッソーリ教育」についてお届けします。お楽しみに!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 井口寛子(Hiroko Iguchi)
- Glolea! 上海在住フリースタイルアンバサダー
- 上海
日本では、プロデューサーとして販売促進活動や広告制作、イベントなどプロジェクト・マネジメントに従事。ファッション、プロダクトデザイン、建築、アートが大好き。"不覊自由"なライフスタイルを求め、2011年11月より生活ベースを上海へ。"グローバル"を教育モットーに子育て奮闘中。現在は国際幼稚園に勤務。