国内留学で「英語ホームステイ」にチャレンジしてきました![体験レポート]
- 内海 裕子 (hiroko utsumi)
- Glolea! [グローリア]編集長
目次
- 小学生の子供と英語ホームステイ!国内「親子留学」にチャレンジ
- 私たち家族が経験した国内留学&英語ホームステイ先の「横田基地」は東京都内にあります!
- 東京で本格的な英語ホームステイ&国内親子留学が可能な米軍基地の中はどうなっている?
- 国内親子留学&英語ホームステイ中は 公園のような広大な芝生のお庭で一日遊びまくりました
- ホームステイ初日のウエルカムディナーは基地内レストランに連れて行ってもらいました
- 教会の日曜礼拝に連れて行ってもらいました
- ホームステイ中2日目のランチは一緒にワッフルづくりにトライしました!
- みんなで作ったディナー!
- 国内留学&英語ホームステイ3日目…いよいよサヨナラの時間
- 国内親子留学&英語ホームステイを経験してみて
- 幼児・小学生・中学生・高校生との親子留学も可能な「国内留学&英語ホームステイ」
- 夏休み・春休み・連休は大人気!
- 世界各国「プチ親子留学」先一覧
- プチ親子留学 関連記事
小学生の子供と英語ホームステイ!国内「親子留学」にチャレンジ
三連休を利用して、東京都福生市にある米軍基地での国内留学&英語ホームステイに家族(私・夫・息子[小学生/7歳])で行ってきました!
今回は、私たちファミリーが経験した2泊3日のプチ親子留学( 国内留学&英語ホームステイ )をレポートします。
私たち家族が経験した国内留学&英語ホームステイ先の「横田基地」は東京都内にあります!
東京駅から電車で約1時間半。福生駅(東京・福生市)のほど近くにある横田基地。
待ち合わせの時間ぴったりに、ホストマザーが車で駅まで迎えに来てくれました。
もともと、ホームステイ先ファミリーのお写真をお送り頂いていたので、駅ですぐにお互いに気づき、はじめましてのご挨拶。その後、駅からホストファミリーの運転でドライブすること約5分。
いよいよ、今回のホームステイ先がある横田基地に到着です。
都内某所に住む私たちファミリー。朝9:00に駅で待ち合わせしたので、7:00頃に自宅を出発し、横田基地までドア・トゥー・ドアで約2時間程度で到着でした。
基地のゲートに着いたからといって、すぐに中に入れるわけではありません。基地内に入る前には必ずセキュリティーチェックが必要です。
基地内はアメリカに入る手続きと基地内に入る特別な手続きが必要なため、基地内に登録されている住人と共にパスポート提示…等様々な手続きを済ませていよいよ基地内へ入ることを許可してもらいます。
東京で本格的な英語ホームステイ&国内親子留学が可能な米軍基地の中はどうなっている?
横田基地内に入ると、そこはすぐにアメリカの景色が広がっていました!
基地内はとにかく広大!
ホストファミリーが車で移動してくれるので楽々でしたが、とうてい歩いて回れる距離ではありません。とにかく広いのです。
滑走路が近くにあるなど、基地ならではの特徴は様々ありますが、基地内の街中は食べ物も、フードコートも、おもちゃ屋さんも、お家の中も建物の中に入ってしまえばアメリカそのものです!
基地内に到着し、子供達の自己紹介をしたり、フードコートで小腹を満たしたり、おもちゃ屋さんに行った後、ホストファミリーのおすすめでボーリングをご一緒させていただくことにしました。
我が家の息子にとっては、はじめてのボーリングでしたが、子供も大人もほどよくみんな同じレベルだったので、大接戦で白熱したゲームを楽しみました。
子供同士&大人同士楽しいアクティビティーを通じて、グッと急接近です。
ちなみに、今回のステイで私たちは利用しなかったのですが、他にも基地内には映画館、ジム、テニスコート…など、様々な施設がいっぱいあるようです。
国内親子留学&英語ホームステイ中は
公園のような広大な芝生のお庭で一日遊びまくりました
子供達がなにより仲良くなったのは、お家の正面にある芝生のお庭でのボール遊び。
夜の帳(とばり)が下りるまで、子供達はボールを追いかけて、楽しい時間を過ごしました。
ホームステイ初日のウエルカムディナーは基地内レストランに連れて行ってもらいました
夜は外食しましょう!
というご提案をいただいたので、夜ご飯は基地内のレストランにみんなでお出かけしました。
息子も自分の好きなメニューを見つけて、英語でオーダーすることにチャレンジしてみましたよ!
教会の日曜礼拝に連れて行ってもらいました
2日目の日曜日は、ホストファミリーがいつも通っている日曜礼拝に同行することになりました。
国内親子留学&英語ホームステイ前に
必ずフォーマルな服装を1着家族分持ってきてください
と言われていたのですが、子供達もスーツにネクタイや蝶ネクタイをして、女性陣はドレスアップして…みんなバッチリ正装して教会へ向かいました。
※ホームステイをすると必ずフォーマルな服装の持参が必要かというとそうではないと思います。宗派・信仰の深さなどの違いがあると思うので、どのホストファミリーがアレンジされるかによって、日曜礼拝の準備・服装・雰囲気・日曜礼拝で話されることは随分違いがあると思います。
はじめは全員で礼拝をし、その後、子供達は子供達だけのお部屋に集合。大人も男性は男性だけで学ぶ部屋。女性は女性だけで学ぶ部屋に移動し、それぞれテーマを持って哲学的な対話を行いました。
私自身は大学卒業後、アメリカで現地公立小学校の先生をしながらホームステイをしていた時期があり、お世話になった3つのホストファミリーに連れられて教会に行く機会が何度かあったのですが、今回久々に日曜礼拝にお邪魔してみて個人的に色々思うところがありました。
アメリカ在住時代は独身だったこともあり今よりはずっと気楽な立場でしたので、教会で語られていることにそこまで大きく関心をもつことはなかったのですが、その頃に比べると、私自身も家族を持つようになり、自分のことだけでなく、パートナーのこと、子供のこと、そして将来の事…などなど、考えなければならないことが多く、それも色々複雑。
しかし、日本で普通に生活していると、何か悩むことやモヤモヤすることがあっても、基本的には一人で悩んで堂々巡りしたり、もしくはパートナーとの対話の中で解決したり…悩みやモヤモヤを基本的には家族の外に出すことはありません。
しかし、このように、毎週教会に集まって、オープンな雰囲気の中、このように生活の中で悩んでいることやモヤモヤしていることに対して、同性同士でポジティブに哲学的に語り合いながら、お互いの知の交換をし、気付きの場としている時間はなんと有意義なことかと目からうろこが落ちるお話をたくさんお聞きできて、個人的にスッキリするところがありました。
私自身はクリスチャンではないのですが、このようにオープンに深く語り合える場がいつもそばにあるというのはなんて素晴らしいことなのだろうと感心するばかりでした。
ホストファミリーに
哲学的な深い語り合いを日曜日が来る度にやってるの!?
と聞いたら、
私が幼い頃から日曜日はずっとそうよ!
とのこと。
自分ととことん向き合う時間、他者の痛みに寄り添う時間をじっくりとることの大切さや重要性について、あらためて深く考えさせられた時間でした。
ホームステイ中2日目のランチは一緒にワッフルづくりにトライしました!
午前中の日曜礼拝終了後はおまちかねのランチです!
ママ特製の、美味しいふわふわのワッフルをいただきましたよ!
食後は、またすぐにみんなでお庭でボール遊びに夢中な子供達!
そんな子供達を眺めながらママ&パパはお互いの子育てについてや、これからの教育のこと…などなど、いっぱい語り合いました。
みんなで作ったディナー!
気がつくとあっという間に夕方に。みんなで夕食のためのクッキングに挑戦です。
食後はおまちかねのスイーツ!
みんなでつくった、出来たてホカホカの自家製ブラウニーをいただきましたよ。
食後はゆったりとユルユル時間を過ごしました。
ホストママがギターを教えてくれたので、はじめてギターで音を出してみたり、ジェンガ等のゲームで遊んだり…
ベッドタイムには、ホストファミリーの息子さんお気に入りの英語絵本を一緒に読んだり。
心も体も大開放して、家族でアメリカ生活にどっぷり浸った大満喫の2泊3日でした!
国内留学&英語ホームステイ3日目…いよいよサヨナラの時間
3日目の朝がやってきました。あっという間に最終日です。
日本は3連休でしたが、基地内はアメリカのカレンダー通りのスケジュールのため、ホストファミリーの息子さんは小学校へ登校です。
せっかくなので、小学校への通学に同行させてもらうことにしました。
そして、そして…楽しかった2泊3日の国内親子留学&英語ホームステイも終わりに近づいてきました。
いよいよ、さよならの時間です!
必ず、また戻ってくるね〜!
と、再会を約束しハグでお別れして基地を後にしました。
国内親子留学&英語ホームステイを経験してみて
前述の通り、私自身は独身時代にアメリカで1年間にわたり3家族にお世話になったホームステイ経験があるのですが、家族を持ってからのホームステイは今回がはじめて。
同年代のお子さんがいるアメリカンファミリー宅に家族みんなでホームステイさせていただいた今回の体験は、独身時代に経験した単身ホームステイとはまた全く違う味わいがあり、ホームステイ生活に慣れている私にとっても新しく、非常に学び多い素晴らしい経験となりました。
また、はじめてアメリカンファミリー宅にホームステイをした息子や主人にとっても、この経験は、生涯忘れることのできないほどインパクトのあるものだったようです。
どんなに仲の良い日本人同士の家族でも、こんなに生活にギュッと密着させて頂ける機会はあまりないのではないでしょうか。
他のご家族が日々どのように生活しているのか、どのように考えているのか、何を大切にして、どのようなライフスタイルで暮らしているのか…生活に完全密着させていただきながら学んだことは数え切れないほどです。
今でも私たち家族の中で
あの習慣は素晴らしかったから、我が家でも取り入れてみよう!
とか
もう、J君は眠っている時間だよね! 私たちも早く寝ようね!!
…など語り続けられていますし、また、ホストマザーのレイの考え方やライフスタイルに数多くの共感ポイントがあり、たった2泊3日のホームステイでしたが今でも私たちは影響を受け続けています。
息子(7歳)にとっては、生まれも育ちも普段使う言葉が違う者同士でも、すぐに仲良くうちとけられるという肌感覚をこのホームステイ経験を通じて持てたことは、世界とポジティブにつながる原体験として一生心に残る宝物のような記憶となったのではないかと思います。
また、息子が保育園時代から続けている英会話レッスンでの学びが「自分の英語が通じている! 話せる! 楽しい!!」と、子供達同士のリアルでイキイキとしたコミュニケーションの中で感じられたことにより、
次回はもっといっぱい話したい&もっと仲良くなりたい
と語るほど、英語学習のモチベーション&あらたな目標にもなったようです。
親にとっても、お互いの言葉を教え合っている姿や、好きなものを共有している子供達の姿は素晴らしいなと微笑ましく感じる場面が多く、幸せな時間を過ごさせていただきました。
幼児・小学生・中学生・高校生との親子留学も可能な「国内留学&英語ホームステイ」
今回、私たちの国内親子留学&英語ホームステイ体験では、小学生低学年の息子を連れていきましたが、幼児のお子さんから、小学生、中学生、高校生…と、幅広い年齢のお子様との親子留学にチャレンジされるママ・パパが増えているようですよ!
留学してみたいな…
と思いながらも、
- 社会人になってから
- 結婚後
- 子供が生まれてから
…と、大人になってから時間の都合等で留学や海外渡航の機会を持ちにくいママ・パパにとっても、このような国内留学は移動自体も手続きもラクなため、とてもおすすめだなと感じました。
東京等の首都圏からだけでなく、遠くの地方からも数多くお問い合わせ・お申込みがあるようですよ!
国内親子留学&英語ホームステイに参加される親御さんの英語力についてですが、英語力はあればあるに越したことはないのですが、英語初心者のママ・パパ・お子さんも多く参加されて、ホームステイを通じた学びを楽しまれているとのことです。
お子さんも英語初心者でもOKとのこと。でも、やはり一言でも、ふた言でも
私の英語が通じた!
という感覚がある方が、お子様にとっても楽しさは倍増すると思うので、ぜひ、親子留学が決まってからでも良いので、英語での自己紹介や、自分の気持ちを表現する言葉を練習しておくと良いかなと思います。
受け入れるホストファミリー側としても、
日本の方はとってもシャイで、思っていることを伝えてくれないことも多いようなので、つたない英語でも良いからぜひホストファミリーに想いをいっぱい伝えてほしい!
日本に強く興味を持っているからホストファミリーとして日本のママ・パパ・子供達の受け入れをしているので、日本のこともいっぱい教えてほしいです。
とのことでした。
夏休み・春休み・連休は大人気!
ちなみに、世界各国のプチ親子留学と同様に、夏休み・春休み・連休は…かなり前から埋まってしまうようですので、2〜3ヶ月前を目処にご予約されるのが良いのではないかと思いました!
この体験レポート記事も一つのきっかけとして「これは良さそう!」とピンと来た方は、ぜひ国内親子留学&英語ホームステイにチャレンジしてみてください。
きっと、ご家族にとって素晴らしい宝物の経験になること間違いなしですよ!
世界各国「プチ親子留学」先一覧
プチ親子留学 関連記事
記事をお読み頂きありがとうございました!
みんなの評価: (件)
この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 内海 裕子 (hiroko utsumi)
- Glolea! [グローリア]編集長
- Glolea![グローリア]
世界をポジティブにつなぐ子ども&ファミリーを世界中に増やしたいという想いから、ちょっとグローバル志向なママ&キッズのための情報サイトGlolea![グローリア]創刊。大学卒業後NY&ペンシルベニアで小学校の先生を経験後Webプロデューサー・編集者に。趣味は、息子との「プチ親子留学」に思いを馳せること。「英語」「スペイン語」「中国語(北京語/広東語)」で世界各国のママ&働く女性とおしゃべりすること。資格:英語学習コーチ。