アメリカ生まれの次男・1歳半児のバイリンガルな発語状況
- Kazuko
- Glolea! ケンタッキー田舎子育てアンバサダー
目次
バイリンガル育児
アメリカ生まれの次男・1歳半児の発語状況
海外赴任中、アメリカで生まれた次男は1歳半を過ぎ、日本語や英語で話す単語が増えてきました。
まだ十分に言葉を話す年齢ではなく参考にならないかもしれませんが、アメリカで生まれて1歳半まで育った次男の バイリンガル 発語状況をリポートさせていただきます。
次男のバイリンガル環境
[英語メインは平日2時間/日、週末1時間/日]
現在のバイリンガル環境は、平日午前中は私と一緒にBaby Lapsit(読み聞かせ)等に出かけていますので、一日2時間程度は英語のシャワーを浴びています。
週末は出かけた先でアメリカ人とのちょっとしたコミュニケーションをとったり、アメリカ人の友人家族と遊んだり食事をすることがありますので、平均一日1時間程度は英語メインの環境にいます。
家庭内の会話は基本的に日本語のみで、絵本や音楽、テレビ・DVDからのインプットは日本語と英語がおよそ半々です。
日本人の少ない街に住んでいますので、次男の周囲で日本語を話すのは主人、私、3歳児の兄の主に3名です。その他では私の日本人の友人や主人の会社の方に会うことがあり、その時間は平均して週に1時間もありません。
バイリンガル環境での育児、発語状況は?
[スタートは遅め、日本語と英語は半々でまさにバイリンガル、「ありがとう」より「Thank you」が先に]
はっきりと分かる単語を発し始めたのは、1歳を過ぎてからで、少々遅いように感じていました。
心配はしていませんでしたが、なんとなく、もしかすると常に2言語を聞く環境や周囲で日本語を話す人が少ないという環境、また長男に比べて読み聞かせの量が少ないことが影響しているのかなぁと思うことはありました。
※発語状況は個々人で異なると思いますので、どこまでが環境要因かは不明です。
言葉が出てきてから数ヶ月間は話す単語は日本語と英語で半々でまさにバイリンガル、一番始めは、英語の感嘆表現の「Uh-oh!」です。
バイリンガル環境に置かれている
1歳半の息子の話す日本語・英語の単語例
言いやすい(音にしやすい)単語やよく目や耳にする単語を話すようになり、頻繁に英語の絵本に出てくる動物やその鳴き声は英語で発します。形容詞や動詞は、音と意味がつながるのが日々の家庭内の会話からなので日本語です。話す単語の例は以下です。
日本語:
おとうさん、はーい、ばあ(いないいない)、もっと、ぶーぶ、ーオー(掛け声や返事)、わんわん、ぞうさん、パン、ぶどう、大好き、いた、あった、出たい、熱い、痛い
英語:
cow、moo(牛の鳴き声、モーではなくてムー)、pig、oink-oink、horse、duck、fish、boo(peek a boo)、go、thank you、bless you、two、blue
日・英共通:
バーイ(bye)、ガオー(roar)、パンダ、DVD、キック、ママ(お母さんと呼ばせていますがママとしか言いません)
「ありがとう」は日常会話、話しかけや絵本などからよく耳にしているはずなのですが、まだ言わず、同様によく聞いている「Thank you」が先に出てきました。よく耳にしていることに加え、アメリカ人と一緒の時に私が次男によく“Say 「Thank you」”(何かもらった時などに“「ありがとう」を伝えて”)と言うからでしょうか?
また、自然に「Bless you」と言い始めた時は驚きました。使い方は微妙で、誰かがクシャミではなく咳をしても、また自分がクシャミや咳をしても「Bless you」と言っています(笑)
これから初の日本への一時帰国&デイケア通園生活がはじまります
初の一時帰国では日本に2週間滞在し、家族などアメリカでの生活とは違ってたくさんの日本人に会いたくさんの日本語を聞き、日本語のボキャブラリーが増えると思います。
また、1歳8ヶ月になる頃にはアメリカ現地のデイケアへ週5日・フルタイムで通園を始める予定です。デイケアには彼の兄しか日本人がいない環境となるため、デイケアでは先生やお友達とのコミュニケーションは全て英語になります。
私と終日一緒に過ごしてきたこれまでに比べて、英語にふれる割合が一気にアップし、どんどん英語を話し始めるのではないかと思います。
バイリンガル育児
ママは今後が楽しみです!
デイケア通学後は、平日は現在の3倍にあたる一日6時間(昼寝時間を除く)を英語でコミュニケーションをとることになりますので、語学面だけをみても大きな変化です。
そのうち兄弟間では英語でコミュニケーションをとることがあるのではないかと予想しています。
長男含め日本語の習得状況が劣ってくるのではないか、赴任終了後に帰国した際に日本で語学や慣習などの面で苦労するのではないかという懸念は若干あります。しかしながら、あまり日本へ戻った後のことを意識せず、とても貴重で恵まれた期間限定のアメリカ生活の環境にどっぷりと浸かることを、今後も優先していきたいと思っています。
子ども達はもちろん家族皆が異文化、異言語のアメリカ暮らしの中で感じ経験したことが、将来それぞれにどのように影響してくるかとても楽しみです。
乳幼児期・幼児期の数年間の海外在住経験は未知数ですが−−
子ども達は乳幼児期や幼少期の数年間での体験となるので、どれだけ記憶に残るのか、自己形成に影響するのかは分かりません。しかし、一度(渡米時)もしくは二度(帰国時)大きな環境の変化を経験することは、何かしら特別なものを感じることは確かです。辛く感じることもあるでしょうが、「違い」を受け入れることができる、「違い」の中で努力すること等に少しでもつながればいいなぁと願っています。
私にとっては、このような機会を得ることができたことは非常にプラスでとても有難いです。楽しいことや刺激的なことだけでなく苦労を含め、これからも毎日を積極的に十二分に満喫して生活し、考え方や行動など人間としてのパワーアップや精進につなげたいです。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
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- ケンタッキー州キャンベルズビル
京都市出身。2013年5月より米国ケンタッキー州在住。夫と息子二人(3歳と0歳)の4人家族。アメリカのカントリーライフや日々の子育てライフについてお伝えしていきます。