アメリカの乳幼児健康診断はどんな内容?
- Kazuko
- Glolea! ケンタッキー田舎子育てアンバサダー
アメリカでは乳幼児の健康診断は、
生後1週間、2週間、4週間(1ヶ月)、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月、15ヶ月、18ヶ月、24ヶ月(2歳)、36ヶ月(3歳)以降1年に1回
というスケジュールになっています。
日本のような集団検診は一度もなく、毎回小児科へ行き個別に検診を受けます。内容は基本的には日本とほとんど同じで、身長や体重などの測定、視診、触診や問診などです。
目次
乳幼児健康診断、日米の違いは?
検診結果によってはサプリメントの処方も!?
日米の違いでいうと、私の息子の小児科での検診では9ヶ月と12ヶ月目に血液検査※がありました。
12ヶ月検診の血液検査の結果、貧血気味のため鉄分などが入っている液体のサプリメントを処方され、アメリカらしいなぁと驚きました。
そのサプリメントはひどい臭いと味で、息子は嫌がってほとんど飲まなかったので、結局フォローアップミルクや鉄分を含む食材を使う食事を増やすことで対応しました。
※隣町に住む友人の子どもの小児科では血液検査はなかったので、必須ではないのかもしれません。18ヶ月検診はまだ受けていないので、血液検査があるのかどうか分かりません。
ちょっと痛々しい…子どもの血液検査
血液検査の方法は、針を指先に刺してそこから出てくる血をかき集めるのですが、検査に必要な量を採るために周囲の皮膚を定規のようなもので押さえて無理やり血を押し出して、、、と、見ていてとても痛々しかったです。もう少し効率的かつ痛くない方法があるのでは??
予防接種は検診とセットで
また、予防摂取は検診と併せて行われます。日本のように自分で各予防接種の時期をスケジューリングし、病院へ予約して何度も足を運ぶ必要はありません。ちなみに、複数の予防接種のタイミングが重なれば、こちらではもちろん同時接種です。
長男(2歳直前まで日本在住)の時は1種類ずつ個別に接種していたので、スケジューリングと通院が面倒だったのを思い出すと、こちらで生まれた次男の予防接種はとても楽です。
検診後にはその日の身体計測結果(シール)、その月齢における子どもの発達を促す対応や注意などを記したParent Handout、受けた予防摂取に関する説明書き等をもらいます。
生後6ヶ月の次男にも「がんばったね!」のご褒美キャンディー…にちょっとビックリ!
子どもには予防接種の後に「頑張ったね」とsucker(ペロペロキャンディ、棒付き飴)が渡されるのですが、長男はさておき生後6ヶ月からは次男にも渡され、驚きました!
もちろん本人は食べれない&まだ食べさせたくないので、あげていませんが。。。
子どもに解熱剤は日本より一般的なアメリカ
ある時には(いつの検診か忘れました)市販の処方箋なしで購入できる小児用の風邪シロップや解熱剤などの一覧を記した紙をもらいました。
そういえば、ベイビーシャワーの時には、アメリカ人から市販の小児向け解熱鎮痛剤をもらい、その時は「?」と少し違和感を感じたことを覚えています。また、アメリカに住む日本人の友人からも「熱が**度以上になると与えることがある、甘くて美味しいので子どもは嫌がらずに飲んでるよ。」と聞いたことがあります。
うちではまだ与えたことがないので効果や飲みやすさなどは不明ですが、アメリカでは解熱剤を飲むことが日本に比べると一般的なのだなぁと実感します。
半年毎の歯科検診
虫歯がなかった子にはご褒美も!
歯科検診は1歳以降に半年毎に受けることをすすめられます。次男は乳歯が生えてくるのが遅い方なので、歯が生え揃い始めてから2歳前に初検診へ行く予定です。内容は、助手の方による歯のお掃除(クリーニング)と医師の虫歯チェックです。
長男は毎回泣きじゃくり(痛くないはずなのですが)、3人くらいに押さえつけられながら検診を受けています(笑)
検診が終了するとKids用の歯ブラシ、歯磨き粉、フロスをもらいます。長男はまだ歯磨き粉を使用したことはありませんが、もらった歯磨き粉は2歳以降向けと書かれていました。また、虫歯がなかった子はコインがもらえ、そのコインでガチャガチャをしてスーパーボールなど玩具をもらって帰ります。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
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- ケンタッキー州キャンベルズビル
京都市出身。2013年5月より米国ケンタッキー州在住。夫と息子二人(3歳と0歳)の4人家族。アメリカのカントリーライフや日々の子育てライフについてお伝えしていきます。