イギリス・ロンドンのお弁当事情…調理時間は0分!?
- Maiko
- Glolea! ロンドン子育てアンバサダー
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イギリス・ロンドンの子どものお弁当事情…日本人ママ驚愕の手抜き!?な世界
こんにちは! Glolea! ロンドン子育てアンバサダーMaikoです。子どもが大きくなると、お弁当を持たせることが多くなりますが、日本ではママやパパの手作りで、凝った方ならキャラ弁で、というのが一般的ですよね。
ロンドン在住の日本人ママたちもやっぱり“日本的な”お弁当を作って持たせることが普通なのですが、ローカルの子どもたちのお弁当を見るとその差に驚かされます。
今回は、イギリス・ロンドンの子どものお弁当事情についてお届けします。
調理時間は0分!?
ロンドン・キッズのお弁当!
電車の中で見かけた1歳半位のママのランチ
- パンのスライス
- 生にんじんスティック
- 皮付きリンゴ
- スライスチーズ
をそれぞれ透明のポリ袋に入れて、ベビーカーの下の荷物入れに無造作に置いている!
かろうじてカットするという行為はしていますが、調理全くしてませんよね?!
サマーキャンプで提供されたランチはイギリスの鉄板メニューでした
サマーキャンプで提供された有料ランチ
- ハム&チーズサンドイッチ
- クリスプの小袋ひとつ
- コカ・コーラ
これは大人も子供もイギリスでは鉄板な組み合わせ。
スーパーでもこの組み合わせで3£!とかよくやっています。
なぜ、クリスプ(ポテトチップス)が食事として許されるのかは日本人の私には理解できませんが、ジャガイモが主食なイギリス人だからアリなのでしょうね。
ジャンクフードは持参させないでください
と謳うモンテッソーリナーサリーで親が持たせるランチ
- 耳つきの食パンに、ハムとチーズを挟んだだけのサンドイッチ
- 生野菜スティック(にんじん、きゅうりなど)
- りんごかバナナがそのまま一個ORレーズンなどのドライフルーツ
- プロセスチーズひとつ
基本、調理はしていないものばかりですね。
これすら、自分で用意せずナニー(お手伝いさん)にさせるママも多いとか・・・
また、小学校の社会科見学などでも、
容器は捨てられるもので持ってくること
など指示があることもあり、そうなるとtake away(持ち帰り)のプラスチック容器かアルミホイルに包んで、スーパーの袋に入れて持参ということになります…。
現地校に通う日本人もだんだんお弁当がイギリス化していきます
日本のようにお気に入りのキャラクターのお弁当箱にナプキン、お弁当袋という世界はどこにもありません。
そして食べる場所もテーブルとイスがあるわけでもなく、ミュージアムの集合場所や外階段、時間が押したら帰りの電車の中(!!)…などと、お箸を使って落ち着いて食べることすらできないことも…。
ということで、日本人で現地校に通う子どもも凝ったジャパニーズ弁当よりも、段々イギリスランチが良いということになるそうです。
ちなみに息子の通う森のナーサリーは、食にもこだわりがあるため所謂イギリスランチとは異なっています。
献立をいくつか紹介すると、、、
- 野菜とチキンのタジン
- カットフルーツ
- ライスケーキ
- ほうれん草のジェノベーゼパスタサラダ
- ブレッドスティック
- カットフルーツ
- トマトとレンズマメのスープ
- 手作りコーンブレッド
などで、調理の跡が見えるものばかりだし、野菜中心でヘルシーですよね。これはイギリスではかなり珍しい方だといえます。
美味しいだけでなく、子どもの成長を考えて栄養や彩り、食べやすさを考える日本の手作りお弁当のすばらしさを改めて実感しています。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
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- ロンドン
夫の海外転勤に伴い、2013年12月より東京からイギリス・ロンドン市内のWimbledonに移住。産休前の生活とは180度違う、豊かな緑があふれる環境での主婦的生活と子育てでは、ハイヒールで走っていては見えなかった景色があり、新鮮な日々です。1歳になったばかりの息子の成長とともに、自分自身の視野も拡げていきたいと思います。