イギリスでは「チャリティー・ショップ」で社会貢献しながらお得に子どもグッズ探しをしよう!
- Maiko
- Glolea! ロンドン子育てアンバサダー
こんにちは! Glolea! ロンドン子育てアンバサダーMaikoです。ロンドンに住んで3年目、何と言ってもイギリスの物価は高い!!(この記事を書いている時の為替レートが1£=約172円)
着任した当時、先輩ママたちに
1£=100円とでも思っていないと、スーパーで何も買い物できなくなるから真面目に換算しないように
とアドバイス? されたことが身に染みています。日々の食材もそうですが、生活用品も
ああ、この6£の商品、日本なら100均にあるよな…
と泣く泣く購入することもしばしば。
それは子どもグッズにしてもそう。イギリスはおむつなどの消耗品も決して安くないですし、洋服もなるべくセール狙いでいかに安く買うか…が身についてきます。
イギリス・ロンドンの物価高には「セカンド・ハンド=中古品」で賢く対応♪
そんな物価高に対して、賢く対応しているなーと思うのがチャリティー・ショップです。
もともと、良いモノは長く使う、古いモノも大事に使うお国柄。
日本でもフリーマーケットやリサイクルショップはありますが、イギリスのチャリティー・ショップはどんな街でも必ずhigh street(メイン通り)に1軒以上はある…とても身近な存在なのです。
この店の経営母体は非営利組織や病院などが多く、一部をご紹介すると、
Oxfam(オックスファム)
1942年にオックスフォード飢饉救済委員会として設立。募金活動の一環として世界で15,000軒ものショップがあります。品揃えは豊富でonline shopもあります。
FARA(ファラ)
チヤールズ皇太子やニコールキッドマンなどがパトロンを務める組織。いかなる立場の子どもであっても保護された環境下で自由と尊厳を持って成長することを支援することが理念。
特にここのFARA kidsという子ども用品専門店は内容が充実していて、私のお気に入りです。
チャリティー・ショップ運営&寄付の仕組み
仕組みは
- 近所の住民が家から比較的状態のいい洋服や靴、カバン、小型家具、食器、子ども用品などをチャリティーしたいお店に持っていく
- お店は無料で受け取ってくれる(税金を払っている人には書類を書けば優遇措置があるとか)
- お店はそれを値付けするが、Second Handのためリーズナブルな価格で販売。
- 売上はチャリティーとして、お店の経営母体に寄付される
…というもの。
チャリティーの内容は先にご紹介したものだけでなく、
- 世界の貧困をなくすための活動
- がん患者のサポート
- 自然災害等の一時支援
…等を目的とするものもあり、チャリティーしたいアイテムを出す側としてはお店の目的を知って、それに賛同して物を購入するということで、意思を持った社会貢献をしているという感覚も持てるのです。
チャリティー・ショップで社会貢献しながらお得な子どもグッズ探し
ちなみに私がチャリティーショップで買うのは特に子どものおもちゃです。
おもちゃは誕生日とクリスマス以外に買うことは滅多にないのですが、外遊び用のミニカーをご褒美の時に物色しては3£以下の状態のいいものを見つけて嬉々としています。
ローカルママたちも
○○が欲しいからチャリティーショップに探しに行こう!
という感じで賢く欲しいものを手に入れていますし、寄付(ドネート/donate)が身近なイギリスらしいなと感じます。
子ども用品だけでなく、大人向けの洋服や食器、家具まであるので、イギリス人の生活感を感じられる場として、イギリスを旅行される際には覗いてみるのも楽しいですよ。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
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- ロンドン
夫の海外転勤に伴い、2013年12月より東京からイギリス・ロンドン市内のWimbledonに移住。産休前の生活とは180度違う、豊かな緑があふれる環境での主婦的生活と子育てでは、ハイヒールで走っていては見えなかった景色があり、新鮮な日々です。1歳になったばかりの息子の成長とともに、自分自身の視野も拡げていきたいと思います。