ご主人の帯同ビザで働くことが出来るシンガポール!
- 小野麻紀子(Makiko Ono)
- Glolea! シンガポールはたらくママアンバサダー
シンガポールにいるママたち、その多くが駐在員の奥様になります。おそらくその割合は、8か9割位でしょうか。他にも国際結婚している方や、現地の企業に勤めて共働きしている方も最近は多いようです!
元々専業主婦の方もいらっしゃれば、なくなく日本のキャリアを諦めてこちらに来ているという話も最近はよく聞きます。シンガポールでは、非常に珍しい国なのですが、ご主人の帯同ビザの種類によっては、働くことが可能なんです!
それを知らずにいる方、知っていてもご主人の会社的に働くことが難しい方、また産休を利用して、ご主人の駐在に一緒にいらしている方、色々な方にお会いしますが、今日はもし働くことを選択した場合のことについて、ご説明します。
通常、日本人の駐在員の方は、EP(=Employment Pass)と呼ばれるビザを持っていることが多いのですが、シンガポールでは、その配偶者用に付与されるDP(=Dependent Pass)であれば、働くことが可能です。(SPassというビザのDPの場合は、残念ながら自分自身でビザを取得することが必要です。)
その場合には、MOMと呼ばれるシンガポールの人材省への届出(LOC=Letter of Concent)が必要です。
MOMのサイトにはこう書かれています。
▼どんな場合にLOCを提出して、働くことが可能か
- EPを持つ者の扶養家族であること
- 配偶者のEPの有効期限が3ヵ月以上あること
- シンガポールでの雇用者として仕事が決まっていること
LOCの申請は、採用が決まった企業にしてもらいます。
現在はオンラインで可能だそう。
尚、1週間以内に結果が出る場合が多く、その割合は80%とのことです。
ただ、フルタイムでもパートタイムでも仕事は出来ますが、1つの企業からの申請しか出来ないため、パートタイムのダブルワーク等は通常認められないとか。
詳しくはこちらにあります。
▼Letter of Consent (Dependant’s Pass holders)
https://www.mom.gov.sg/passes-and-permits/loc-for-dependants-pass-business-owners
実際に働きたい場合に、どうやって探すの? という場合にはこちら。
▼シンガポールお役立ちウェブ
http://www.singaweb.net/bbs/frame.html
こちらの掲示板の【求人】欄に行くと、様々な求人をみることができます。この掲示板、シンガポールではとってもメジャーなんです。求人情報を調べるのに良い点は、
- ほとんどの日系の人材紹介会社が広告を出している点
- 企業の直接雇用の場合にも求人が出ている点
ただ、外資系やローカルの企業に勤めたい場合には、ご自身で見つけたり、外資系の紹介会社や求人サイトを利用される方もいるようです。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 小野麻紀子(Makiko Ono)
- Glolea! シンガポールはたらくママアンバサダー
2010年12月よりシンガポールに移住。日常会話もままならない英語力で、初めての海外での生活、就職、出産、子育てを経験。キャリアコンサルタントとして仕事をするワーキングマザー。妊娠初期、働きながら子育てすることが出来るのか不安を感じ、出産後、2013年10月より「はたらくママ@シンガポール」を創設。