癒しの国ラオスにてアートを使った子ども教育ワークショップ開催!
- 葉山万里子(Mariko Hayama)
- Glolea! こども×アートアンバサダー
目次
こども×アート×からだ
tocotoco workshop @ Child Culture Center in Vientiane Laos
こども×アートをキーワードに展開しているこどものためのアート情報誌tonton と、医学生やこども向けにいのちの授業等を展開しているcocoroccoro。
二つの異なる団体のの共同プロジェクトとして、昨年tocotoco(トコトコ)を立ち上げ、共同代表を務める事となりました。
tocotocoでは、子ども達にアートやデザインを通じて、楽しみながら「からだ」や「いのち」について学び、興味の種をまくworkshopを、国内外で開催しています。
ラオス首都ビエンチャンにて開催された、
「からだ・いのち」の教育ワークショップ!
2014年11月23日と24日の二日間ラオスの首都ビエンチャンにて、食の循環や体の仕組みを学ぶworkshop、「ぼくわたしのからだのしくみ〜たべもののとおるみち」を開催しました。今回はラオスでのworkshopの様子をレポートさせていただきます!
2014年11月23日ラオスの首都ビエンチャンにあるチャイルドカルチャーセンター(子ども文化センター)にてworkshopを開催しました。
チャイルドカルチャーセンターは子どもたちが集まり伝統文化、美術、音楽等を学べる学童クラブのような場所。
各回ラオスの子どもたち15人を対象に、計2回実施しました。
ラオス在住の日本人医師らにより
楽しく学ぶ体の仕組み
workshopは現地の子を対象に、ラオス在住のメンバーによりラオス語で行いました。子どもたちが唄いながら、楽しみながら体の仕組みを学べるように制作した「たべもののとおるみち」の唄もラオス語に翻訳。
♪カイダーオ キンムーサオニー♪(あさごはんに食べた目玉焼き〜)と皆で合唱。
さてみんな、朝ご飯に何を食べて来たかな?
目玉焼きを食べて来た子、お肉を食べて来た子
みんなが食べた朝ご飯をキットに描き、発表します。
アートをつかって楽しくからだのお勉強!
朝食べたごはんが、どのように体の中を通って、どんなところを通って消化されていくのか、tocotocoが用意した、様々な素材で作ったカラフルな【胃】【小腸】【大腸】を使って、自分だけのからだキットを作り上げて行きます。
小腸ってこんなに長い! にラオス人の子ども達もビックリ!!
tocotocoオリジナルの消化器キットで、実際の消化器の大きさを体験。小腸の長さにみんなびっくり!
みんなが作成したカラフルなからだキット
言葉や文化、環境は異なるけれど、朝ご飯を食べる事、消化、からだの仕組みは世界共通。
子どもたちのわーっという驚きの声やきらきらした目に溢れた時間となりました。
食べたものがどうやって消化されるのか、何故食べる事が大切なのか。
難しいと思われる消化についての知識も、楽しく唄いながら、カラフルなキットを使って、自ら手を動かしてキットを作りながら学ぶ事で、楽しい記憶として体験し、興味を持つ事が出来る。そして様々な発見や驚きをちりばめる事で、その子にとって特別な思い出として持ち帰ってもらう。そんな事を大切にworkshopを開催しています。
次回はラオスworkshop2日目、首都から1時間半の現地の小学校でのworkshopの様子をレポートします。
関連情報
さらに多くのラオスの子ども達が五感を使った授業を体験できるよう、現地の先生方に指導を行いたいと思い、現在readyforの海外支援に参加しています。皆様のご支援宜しくお願い致します。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 葉山万里子(Mariko Hayama)
- Glolea! こども×アートアンバサダー
- グローバル×アート
ロンドン留学、服飾デザイナーを経て、 子ども関連のコンテンツビジネスに携わる仕事をしながら、 2011年10月より”こどものためのアート情報誌[トントン]の 活動をスタート。情報誌発行、workshop企画、運営等を行う。