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イギリス親子留学&ホームステイ体験記[Vol.5 日本からのお土産編]
- 後藤雅代(Masayo Goto)
- Glolea! イギリス親子留学&旅育アンバサダー
目次
海外ホームステイでおすすめの日本からのお土産とは?
こんにちは! Glolea! イギリス親子留学&旅育アンバサダー 後藤雅代です。
[集中連載]イギリス親子留学&ホームステイ体験記
- Vol.1:日本での事前準備編
- Vol.2: 渡英・ホスト宅到着編
- Vol.3: 教師宅ホームステイでの英語レッスン編
- Vol.4: アクティビティー編
- Vol.5: 日本からのお土産編 ←今回のテーマ
今回は、集中連載第5回目として日本から持参したお土産についてのレポートをお届けします。
たかがお土産、されどお土産! 日本の事を説明する時に、ずいぶん助けられました。
本集中連載を通じて
- なぜ子連れ海外旅行ではなくプチ親子留学を選んだのか
- 日本からどのように現地のホストファミリーを探しコミュニケーションをとったのか
- 実際のイギリス滞在中の生活
- 帰国後のホストファミリーとの交流
…まで詳しくお届けしてまいります! 親子でイギリスでのプチ親子留学をお考えの方の参考になれば幸いです。
ホストファミリー宅にお土産は必要? 何を持って行けばいい?
イギリスへの出発日がせまる中で、私たちの頭を悩ませたのは、
お土産はどうしたら良いだろう?
ということでした。
ホストファミリーとのやり取りはメールでしていたものの、先生の嗜好や趣味は全く分かりません。
日本らしい物で先方のご負担にならないものを基準に考えた結果、食べ物をメインに、下記の5つに決定しました。
- 折り紙(折っていない状態のもの)
- 日本酒(3合瓶)
- 着物型のボトルカバー
- あられ
- 鏡餅
先生がお酒をお好きかどうかは不明でしたが一か八か、お正月らしさを優先させました。
※余談ですが、全部お米が原料の食品ばかりですよね。その時は無意識に選びましたが、日本の食文化に占めるお米の重要性を感じます。
定番の折り紙のお土産が喜ばれた理由
先生は今までに何人も日本人を教えてきたベテラン先生です。
折り紙なんて見飽きていらっしゃるかもしれないなあ
という気持ちも多少ありました。
それでも、子ども達と祖母をテーブルに集めて折り紙を折り始めると、先生は興味津々!
どうやら大人と子どもが混ざって、教え合いながら折っている様子が珍しい様子。
文化はこうやって伝わっていくんだね…
イギリスでも折り紙をする人はいますがハマった人だけが楽しむニッチな趣味、という位置づけのようです。
おばあちゃんも、小さい子も、全員折れるのがすごいよね!
という先生の言葉で私たちは少なからず伝統を受け取り、伝えているのだと気づきました。
もはや日本食はイギリスでは当たり前なの?
あれこれ思案して持って行った日本食ですが、先生はどれを見ても
知ってるよ!
という反応でした。
それもそのはず、スーパーに行くと日本食材のコーナーがあり、お惣菜コーナーにはパック詰めのお寿司が並んでいました。
回転寿司のお店もあり、和食はすっかり浸透して特別感はないようでした。
はるばる日本から持ち込んだけれど、イギリスでは目新しいものではなかったか…とやや空振り感に襲われましたが、いざ実食! の段階になって面白い事も分かってきたのです。
モザイク状に伝わっていく日本文化
件のスーパーで醤油と海苔を買って、鏡餅を召し上がっていただくことにしました。
先生は
お餅って、正月に人が死ぬ危険な食べ物でしょう?
とやや警戒気味のご様子。
焼いてお出しすると、神妙な表情でおそるおそる…(笑)
そして、食べ終わってから
確かにこれは子どもやお年寄りには危ないかもね
とポツリ。
ホストファミリーの反応から
- 日本食が一般的になったといっても、お寿司だけが先行して広まっているだけということ
- 餅で人が死んだという刺激的なニュースはネットで拡散しやすいということ
に気が付きました。
そこで、
- お餅は神様に供えることもある事
- 正月以外にも、お祭りやお祝い事ではよく食べる事
を伝えました。
お餅の神聖性や高貴性を理解してもらわないままだと、単に、
危険を顧みず伝統を踏襲するクレイジーな日本人と餅…!
の認識で終わっていたかもしれません。
そして、この手の誤解は、私たちも他の国にしている可能性は十分にあります。やはり、日本からお土産を持って行って良かったと思いました。文化伝統に対する理解の深度が確実に上がります。
ホストファミリーへの日本らしいお土産を持参すること、おすすめです!
いかがでしたか? 今回はイギリス親子留学&ホームステイ体験記<日本からのお土産編>をお届けしました。次回は「自由時間の過ごし方編」をお届けします! お楽しみに。
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 後藤雅代(Masayo Goto)
- Glolea! イギリス親子留学&旅育アンバサダー
およそ40ヶ国旅した経験談も含めながら、子連れの海外プチステイや海外旅行をすすめています。『お母さんが楽しいと子どもも楽しい!』自己犠牲を強いられがちな日本の子育てを変えたいと考えています。子連れで行った国は15ヶ国。うちイギリスでは親子ホームステイを経験。3児の母。