フランスのママ友事情
- 宇津木奈々(Nana Utsugi)
- Glolea! フランス・リヨン、日仏バイリンガル子育てアンバサダー
日本のママ友事情はネットで読むレベルで実際に体験したことはございませんが、今日はフランスのママ友事情について書いてみようと思います。
昔、まだ私が妊娠したての頃、フランス在住大先輩の日本人ママが
子どもが学校で仲良くなる子の親とは、親同士も自然と波長が合うものなのよ。
と言っていたのをしみじみ体感する今日この頃。
この方の格言のごとく、私も息子の同級生とは家族ぐるみで仲良くさせてもらっています。そう、家族ぐるみなんです。ママだけとか、そういうママ友レベルではなく。
フランスは本当にパパ、ママ揃って子育てをするので、お迎えに行き、その後公園で遊ばせている保護者はパパ・ママ半々なんです。
だから自ずと両方と仲良くなる。
同じ公立の学校に通わせていれば近所に住んでいる為顔を合わせることも多くなるし、時間の都合がつかないときなど、子どもを預けたり、預かったりして助け合えるし、アペリティフ(食前の軽い飲み)に行ったり、家族ぐるみでお付き合い。
子どものいないカップル時代から、友達のパーティーなどに行くときは、2人揃ってお出かけするのが当たり前の国、愛の国、おフランス。
今日は男だけ、女だけ。と念を押さないと2人揃ってやってきます。それが当たり前なので、その延長でママだけ限定のママ友という感覚があまりピンと来ないのかもしれません。
関係はいたってライトです。もともと個人主義の国ですからあまり他人のことは気にしません。
中心は自分たち家族です。他人の目はたいして気にしない、というか気にならない。だって自分も他人のことはどうでもいいから。といったスタンスでしょうか?
こういう生活に慣れてしまうと、なかなかどうして、日本のママ友事情(あくまで情報からの事実ですので実際にどんなものかはわかりませんが。)とかにビビってしまうのであります。
あ、でもフランス人が全く他人を気にしないわけではありませんからね、ル−ル違反やお行儀の悪い子、暴力的な子は、ちゃんと怒られます。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 宇津木奈々(Nana Utsugi)
- Glolea! フランス・リヨン、日仏バイリンガル子育てアンバサダー
- リヨン
フランス第二の都市リヨンで、フランス人の夫と息子と共に日仏バイリンガル生活。ワ-キングママとしても、オンラインセレクトショップ 53lyonstreet.com を運営中。働くママが圧倒的に多いフランスでのフランス流育児、教育などを中心にご紹介していけたらと思います。