ハーバード大学でも効果的とお墨付き!アメリカ西海岸でも盛んな幼児の「ダンス」
- 上田理恵子(Rieko Ueda)
- Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー
目次
個々の表現を引き出す幼児のダンス!
サンフランシスコにおける幼児向けダンス事情
サンフランシスコでは、人が集まればイベントでも、屋台でも、動物園でも幼児向けダンスパーティーがあります。2歳半の長男が通うプリスクールでも、自由時間の後にはみんなで集まったダンスの時間があり、絵本、手遊び歌と同様に息子が楽しんでいる時間です。
幼児のダンスは個々の表現を引き出し、脳を鍛えます!
ハーバード大学でも効果的とお墨付き!
子どものダンスは脳を鍛える!
サンフランシスコでは幼児向けのイベントであっても、人が集まるところにはDJブースが用意されダンスパーティーが行われます。例えば…アメリカでは定番の子ども向けイベント「ハロゥイン」でも、子ども達がDJブースに集まり踊る踊る! 子ども達にもなじみの音楽が多く用意されていて、初めて訪れた2歳半の長男も喜んでダンススペースで踊り始めます。
日本でダンスパーティーといえば、大人向けの夜のクラブや社交ダンスを思い浮かべますが、アメリカではダンスパーティーは幼児期から慣れ親しむ一つの遊びです。音楽に合わせて思い思いに体を動かし、周りの子ども達とダンスパーティーを楽しみます。
ハーバード大学医学部准教授のジョン・J・レイティ氏が、
子どもの脳を鍛えるいちばん効果的な方法は、体を動かすことだ
と主張されているように、体を動かすことは脳にとても良い効果を与えます。
幼児期に、ダンス教室でダンスを習って実践するのはまだ難しいですが、自由に音楽に合わせて体を動かすことはとっても簡単!
我が家は、家でもCDをかけてみんなで朝晩踊ります。もうすぐ1歳の次男も手を振ってノリノリ。体の動きを通して幼児期の脳を刺激します。
型にはまらない!
自由な幼児のダンスで自己表現力を思いっきり伸ばしてあげよう!
長男の通う現地プレスクールでも、自由時間が終わった後にみんなで同じ教室に入ってダンスをする時間があります。日本の保育園でのダンスは、先生が動きを教えてくれるものが多かったですが、こちらではどんな動きをしても自由!
ひたすらジャンプをする子どももいれば、床でごろごろと転がる子やスカートをひらひらとさせながら回る子がいます。
音に合わせてみんなの前で踊ることは一種の自己表現であり、ダンスに合わせて自由に子ども達が表現力を高める機会になります。自己表現力を幼児期から育てておくことで、相手に自分の感情を表現することができ、今後社会で生きていくために必要なコミュニケーション能力を高めます。
長男はプレスクールから帰ってくるととても嬉しそうに
今日はダンスしたの!
と教えてくれます。お友達のローレンちゃんのママには
あなたの息子さんはとっても面白いダンス(silly dance)を踊ると、娘が家で話してくれる
と言われていますが(笑)、本人はとっても楽しい気持ちでいっぱい。この楽しいダンスを通して、自己表現力をたくさん高めています。
自己表現を高め、脳を鍛えるダンス!
家でも積極的に活用してみましょう
日本では、公共の場でダンスをする機会は少ないですが、最近は音楽が流れているイベントも増えてきたように感じます。ぜひ子ども達を積極的にダンスに参加させ、自己表現の機会を増やしてあげられればと思います!
また、テレビの動きをまねてダンスをするだけでなく、たまにはCDに変えて音楽だけに合わせてダンスをするのも、自由な自己表現のためには良いかもしれないですね!
記事をお読み頂きありがとうございました!
みんなの評価: (件)
この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 上田理恵子(Rieko Ueda)
- Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー
- サンフランシスコ
夫の留学に伴いオーガニックの街サンフランシスコに在住。15歳で1年間単身イギリス留学、大学卒業後に外資系投資銀行や大手税理士法人にて常にグローバル業務に従事していた経験から、世界とつながることの楽しさを実感。現在は二人の息子に世界を体感してほしいと、積極的にバイリンガル育児を実践中。