親子英語をはじめよう!アメリカの未就学児向け科学番組『Peep and the big wide world』をおすすめする3つの理由
- 上田理恵子(Rieko Ueda)
- Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー
目次
アメリカに来て半年で英語を話すようになった子どもの英語の覚え方
2歳半でアメリカに来た長男は、日本では100%日本語の環境で過ごしていましたが、アメリカに来て半年で、会話の半分以上は英語で行うようになりました。
英語は、現地のプリスクールや、絵本、歌、テレビに触れて覚えていきました。
今回は、彼が英語を覚える助けとなっている、英語圏の子ども向けのテレビ番組『Peep and the big wide world』の解説を中心に、はじめての親子英語でテレビ番組(DVDや動画)を選ぶ際のポイントをご紹介します。
未就学児に科学を教える番組『Peep and the big wide world』とは?
アメリカで人気の未就学児向けの科学番組「Peep and the big wide world」をご存知でしょうか。
この番組は、Quackというアヒルと、PeepとChirpという鳥が登場し、身近で起こる科学的出来事についていろいろな問題を解決していく番組です。
例えば、カーカーとなくカラスや、かくれんぼについて、キャラクター達がいろんなことを話します。
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英語はじめたばかりの子どもに「Peep and the big wide world」をおすすめする3つのポイント
この番組が、小さな子どもが英語を覚えるのに良いポイントは
- 状況を解説するナレーターの方の英語がゆっくりで聞き取りやすいこと
- キャラクターの声がはっきりしていること
- 一つのストーリーで一つの単語を反復して使っていること
…の3点です。
例えばカラスが出てくる『Give Me A Call』では、Quackがカラスの鳴き声について何度も「Noise」という言葉を話します。
それを見た長男は、番組を見終わった後に大きな救急車の音がしたときに、「Noise」という言葉を使い、その後も何か大きな音を聞くたびに反復してNoiseという言葉を使うことですぐにNoiseを覚えました。
また、かくれんぼをする『Hide and Go Peep』では、「Hide」や「Seek」という言葉を、覚え、その後かくれんぼを一緒にすることでHideやSeekという言葉を覚えてしまいました。
長男は図書館で借りてきたDVDによりこの番組に出会ったのですが、キャラクターがおもしろくてこの番組が好きになり、この番組から多くの言葉を学ぶようになりました。
サンフランシスコの図書館では50冊まで、本やDVDを借りられます。
言語を学ぶためには、聞いた言葉を真似て反復して使うことが大切
息子が初めに日本語を覚えた方法も、親や周りから聞いた言葉をまず真似て発音をしてみて、それをその後何度も反復して使うことでした。
英語も同じように、耳にした発音を真似て、何度も使うことで一つ一つ単語やフレーズが増えていきます。
ネイティブの発音を聞かせるためにテレビ番組を使う場合は、まず子どもが言葉を耳で拾うために一つ一つの単語がはっきりと発音されていること。また、同じ言葉が番組内で反復して使われていると、子どもは英語を覚えやすくなります。
また、子ども向けのアニメは、キャラクターの設定のために、声優さんが普段使わないような特殊な声で話すことも多いため、英語が聞き取りづらいことがあります。
私が英語の番組を見ていても、アニメよりもドラマのほうが聞き取りやすいと感じるときがあります。そのため、英語を覚えるためには、はっきりとした発音がされている番組を選ぶと良いでしょう。
DVDを見ている長男の様子。声をあげて笑っています。
子どもと一緒に番組を見てネイティブの発音を習得しよう
子どもにテレビを見させるだけでなく、子どもと一緒に番組を見て、その言葉を親も一緒に使ってくれると、子どもはより自信を持って英語を覚えることができます!
親も、ネイティブの発音を勉強できる良い機会です。
ウェブサイトやYoutubeで簡単に見ることができますので、ぜひ試してみてください!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 上田理恵子(Rieko Ueda)
- Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー
- サンフランシスコ
夫の留学に伴いオーガニックの街サンフランシスコに在住。15歳で1年間単身イギリス留学、大学卒業後に外資系投資銀行や大手税理士法人にて常にグローバル業務に従事していた経験から、世界とつながることの楽しさを実感。現在は二人の息子に世界を体感してほしいと、積極的にバイリンガル育児を実践中。