イギリスの田舎で子ども2人と母子ファームステイ!
- 信田綾子(Ryoko Nobuta)
- Glolea! 子連れ海外旅行アンバサダー
はじめまして! Glolea!子連れ海外旅行アンバサダーとして、レポートをお届けすることになりました、信田綾子です。
旅行好きで、今まで子連れで12カ国、20都市以上を訪れてきました。
今回はその中でもいちばん最近訪れた、イギリスでのファームステイ体験についてご紹介します。この旅行は、5歳と1歳の息子たちと3人で2014年9月に行きました。
目次
なぜ、子どもと一緒にファームステイを選んだのか
これまでの子連れ旅の反省と学びを活かして−−
そもそもなぜファームステイなのか、ということについて。去年1ヶ月ほど東南アジアを旅行した際、
子どもにはルーティンな生活と同年代の友だちが必要不可欠なんだ
ということを学びました。
旅行中とはいえ不規則な生活をしながら、大人だけと触れ合っていてはダメだということです(あたりまえ!)。
それでそのふたつを兼ね備えつつ、私がずっと興味があった食べ物を作ることと、都市から離れて生活することを一気に体験できるWWOOF(ウーフ)に参加することにしました。
世界中の農家に滞在可能!
WWOOF(ウーフ)のファームステイとは? 子連れでも参加可能??
WWOOFとは、有機農業をしている農家が労働力と引き換えに、泊まる場所と食事を提供してくれるシステムのこと。発祥は1970年でイギリスから始まり、現在は世界中で行われていて、日本にも受け入れ先がたくさんあります。
イギリスに根付くオーガニック文化に強い関心がありましたし、宿泊費と食費が浮くこともありがたいと思い参加を決めました。
WWOOFへの参加方法
ここからは、実際「私もWWOOFを利用してみたい!」というママに向けて、私がどのようにWWOOFを利用して息子2人とのファームステイ先を見つけたのか、その方法やプロセスについて詳しく解説していきます。
1.WWOOFのサイトで、受け入れ先を検索する
まずは、WWOOFのサイトで受け入れ先を検索しました。私の希望は、「子どものウーファー(WWOOFに労働力を提供する人)の受け入れが可能&ホストの家庭にもティーンエイジャー未満の子どもがいる&農業の経験がなくてもオッケー」という場所でした。
プロフィール文を読んでいると、いろんな気持ちで野菜を作ってるんだなとか、季節によって全然違う暮らしをしているんだなとか、会ったことのない遠くの人の生活が少し身近に感じられて、それだけで旅情がかきたてられます。
2.登録料を支払って受け入れ先にメッセージを送る
ざっと検索して、自分の希望を兼ね備えた場所がありそうだと思ったので、登録料(年額20£)を支払いました。受け入れ先のプロフィールは無料で読むことができますが、連絡先はこの登録料を払わないとわかりません。登録料はpaypalで即決済だったので、すぐに連絡先が見られるようになりました。
きっとなかなか色よい返事はないに違いない(だって2人の子連れで農業経験がない30代の女って我ながら役に立たなそうだから)と思い、最初に条件にあてはまる農家、11件にメールを送りました。
そのうち、返信がきたのが3件。さらにその中で、断りのメールが2件。そして残りの1件は
すばらしい! ぜひ来て!
という内容でした。受け入れの連絡がきた農家は、ロンドンから近く(電車で1時間半くらい)、先方の子どもたちと年齢も近かった(7歳と5歳)ので、心の中で第一希望にしていたところでした。
3.ホスト先の農家さんとメールで詳細を詰める
日程と条件の面で合意したら、連絡先を交換して詳細を相談していきます。
最寄りの駅までの行き方、参加することにしたきっかけなどをやりとりしたり
自分は怪しいものではないですよ
と伝えるために家族写真を送ったりしました。
先方のフレンドリーさとレスの早さにすっかり行くのが楽しみに! ところが、実際行ってみると
ここで農業体験をするの?
とびっくりするような場所だったのです。さて、どんな場所だったのでしょう…それは、次回の連載でお届けします! お楽しみに。
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 信田綾子(Ryoko Nobuta)
- Glolea! 子連れ海外旅行アンバサダー
旅行好きな二男児の母。子連れで12カ国、20都市以上を訪問。単なる観光にとどまらず、多くの人の価値観と生活に触れ、旅行後の生活がもっとゆかいになるような旅を目指し中。30kgの荷物を引きながら、ひとりと手をつなぎ、もうひとりをだっこしてどこへでも行きます。旅と食が人生のメインテーマ。東京都出身。