イギリス2週間子連れファームステイを通じて学んだ人生において大切な3つのこと
- 信田綾子(Ryoko Nobuta)
- Glolea! 子連れ海外旅行アンバサダー
こんにちは! Glolea!子連れ海外旅行アンバサダー信田綾子です。WWOOFを利用し、5歳と1歳の息子たちと3人で訪れたイギリスでのファームステイ体験について連載でお届けしています。
今回は、2週間のWWOOF先での生活を経て、感じたこと、思ったことについてお話できればと思います。旅行を終えて、日本で日常生活を送るにあたっても大切にしたいことばかりです。
イギリス子連れファームステイ…これまでの連載
- vol.1: イギリスの田舎で子ども2人と母子ファームステイ!
- vol.2: 子連れファームステイ先は本物のイギリス・セレブだった!
- vol.3: WWOOFを利用してイギリス子連れファームステイ – ステイ先でのタイムスケジュール大公開!
- vol.4:子連れで海外ファームステイする3つの良さ
※「 WWOOF 」とは:
お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみ。
About WWOOF»
1:贅沢な食事とは素材のよさとシチュエーション
来た当初は、食事が質素だなと思っていました。日本の家庭料理に比べたら手がかかっていないし。でも、とれたての野菜で作るからシンプルな調理法でも、おいしい。そして平日は質素な分、週末は時間をかけて料理して、午後いっぱいランチして楽しみます。
良い素材を使うことと、好きな人と一緒に食べることは何よりも贅沢なのだと実感しました。
2:子どもには規則正しい生活が重要
WWOOFに参加するまでは、その日暮らしの旅行者生活を2週間くらいしていたので子どもが疲れて不機嫌になったりすることがよくありました。
早寝早起きをしてルーティーンを守って生活することは、子どもの気持ちを安定させるのにとても大事だとあらためて気付きました。ホストが子どもたちの生活のリズムを守ることを何よりも重視していたので、影響を受けました。
3:近くにいる人との関係を密にする
小さな街だから、みんな顔見知り。出かければ必ず知り合いに会います。近所の子が遊びにきて夕食を食べたり、週末に近所の友だちの家に泊まりに行ったりをごく自然にしていました。
平日はホストたちはとても仕事が忙しいので、お迎えと夕食をママ友に託したりもよくしていて、ご近所全体が大きい家族みたいな感じ。
共働き家庭はどこも忙しくて、でも実家が遠かったり親が高齢だったりするので、友だち同士で助け合おうと働きかけている
とホストは言っていました。
子育てを、もっとシェアしないと立ち行かない−−
という話を聞いて、考えることは遠く離れた異国でも同じだし、行き着くところはやっぱりそこだよね、と東京での自分の悩みを振り返り思いました。
すごく離れた場所で、ふだんの生活とは全然違うことをしていたはずなのに、気付くことは帰ってからこういうふうにしたらもっと楽しいのではということばかり。
生活は、環境が違っても普遍的で使い回しが利くことが多くて、そこがおもしろいなと思います。
いっときの夢みたいに非日常を楽しむの旅行もいいけれど、私はせっかく行くならそのあとがもっと楽しくなるきっかけにしたいと思っています。そういう目的に、WWOOFはぴったりでした。
次は国内でのWWOOFにも参加してみたいです!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 信田綾子(Ryoko Nobuta)
- Glolea! 子連れ海外旅行アンバサダー
旅行好きな二男児の母。子連れで12カ国、20都市以上を訪問。単なる観光にとどまらず、多くの人の価値観と生活に触れ、旅行後の生活がもっとゆかいになるような旅を目指し中。30kgの荷物を引きながら、ひとりと手をつなぎ、もうひとりをだっこしてどこへでも行きます。旅と食が人生のメインテーマ。東京都出身。