「世界は、日本は?」というタイトルで考えた教育2014年(朝日新聞より)2
- 櫻井庸子(Yoko Sakurai)
- Glolea! ハワイ親子留学アンバサダー
ALOHA♪ ハワイ親子留学アンバサダー、~Do Family! Ke Kokua~櫻井庸子です。
前回、朝日新聞の折り込み紙から考えたことについて続きをお伝えしたいと思います。
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前回を引き継いで、私の弟のことをお話したいと思います。
彼は学生時代に自身の将来の方向性を固めるために、それまで大して必要ではなかった(と、当時彼自身が感じていた)英語学習に真剣に取り組みました。海外へ語学留学することもなく、TOEICは満点を取り、結果、英語を駆使して世界を飛び回る仕事に就く事ができました。
そんな彼が何年も企業戦士として国際舞台を渡り歩きつつ、ふと漏らした一言。
「会議の場では企業の一員として想いを戦わせることが出来るけれど、本当にオイシイ話しはその狭間の休憩時間のジョークに隠れていたりするのだよね。」
これを聞いた日本在住、日本企業勤務のワーキングマザーである私が考えたこと。
・・・異文化を理解することは、言葉だけではなく
そこに根差す文化を感じ取る(知る)ことなのだ。・・・
ジョークを理解するには、日本に居てもそうですが文化的背景を理解していなければ笑うツボがわかりません。(=笑えません)
そこに見え隠れするビジネスのおいしい部分をジョークに例えられて理解できない彼はその事を痛感したようでした。(今ではだいぶそちらの方も楽しめるようになっているとの事です。)
そんな先のことまで考えることなくハワイ親子留学へ旅立った私ですが、真の意味でのグローバル化ってなんだろう? と考えるきっかけを与えてくれた彼に感謝しています。
理想は長く異文化の中に滞在しそんな感覚を解することですが、それでは私が我が子へ望む、日本人としてのアイデンティティーが育ちません。
「自分は何人なの?」と聞いてくる子どもにはしたくない。
「あなたは日本人で、そして地球人なの。」
私はそう答えます。
そこからたどりついたのが、短期から始める異文化体験=ハワイ親子留学でした。
アメリカ文化と先人の尽力もあり、日本文化も融合しているハワイの風土に甘えながら私たち母子もゆっくりとグローバル感覚を養おうと旅立つことが出来たのです。
もちろん、私の動機は自身の語学留学でしたから当時、「グローバル感覚を養おう」なんて深く考えていたわけではありません。
しかしながら、結果として何が一番有意義だったか?と聞かれると
「日常の環境から離れて、母子で頑張る初めての異文化体験は母子力を強めてくれた」
それに尽きると断言します。
語学はあとからついてくる。
先ずは知らない世界を子どもと一緒に知る旅に出てみよう。
人生は永遠の旅なのだから・・・・
Mahalo!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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- ハワイ親子留学
フルタイムで働く私が息子4歳の夏、自分の語学留学に母子でハワイへ旅立ち初「母子で異文化体験」。それから毎年親子留学を続けてきました。異文化の中での子どもの吸収力、日常から離れた母子での濃密な時間が育む親子力を感じて「子育ての中の親子留学」を推奨しております。こんな母子de育むグローバル化はいかがでしょう? 通称 るんまま。