英語で「How can I roll forcefully?」ってどういう意味?
英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語フレーズ&ボキャブラリー vol.5「体育編」

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

「体育の時間」に“マット運動”を学ぶ場面で使ってみたい英語フレーズ…How can I roll forcefully?

 

英語で「How can I roll forcefully?」ってどういう意味?

▲「体育」の授業でマット運動や器械体操を学ぶ場面で使いたい英語フレーズをご紹介!

みなさんが最後に「マット運動」をしたのはいつですか?

 

学校の授業以来やっていない、という方。一人ではないのでご安心下さい。

 

実際に私が周りの大人に

どんな運動をしていますか?

と聞いたところ、

  • テニス
  • 野球
  • ゴルフ
  • バレーボール
  • バトミントン

…等の名称があがり

マット運動!

と答えた方は一人もいませんでした

 

よって、「マット運動」の想い出は学校のことである方が多いかもしれません。

小学校・中学校の体育マット

マット運動がもたらす教育的価値とは?

小学校学習指導要領(平成29年度告示)ではマット運動は器械運動系に含まれ、他にも

  • 鉄棒運動
  • 跳び箱運動

…等があります。

小学生が鉄棒を楽しむ

これらは

技の特性から「できる」「できない」が明確に表れるため,すべての児童生徒が技を身に付ける喜びを味わうことができるように,自己の技能の程度に適した技を選んだり,課題に応じた練習方法を工夫したりすることが大切

引用:学校体育実技指導資料第10集「器械運動指導の手引」 理論編[PDF]文部科学省指導資料集

とされています。

 

また、技を練習する段階で動きを工夫することで、どう動けばよいのかがわかっていく楽しさがあるそうです。

跳び箱の練習をする小学生

よって、

器械運動は,技が「できる」ことをねらいとした,動き方を身に付けていくための運動学習として大きな意味と価値を持っている

引用:学校体育実技指導資料第10集「器械運動指導の手引」 理論編[PDF]文部科学省指導資料集

とされ、学校で指導されています。

 

マット運動で最初の方に指導される技として

  • 前転
  • 後転

があります。

「後転」はなぜ難しい? 克服方法はある?

このうち、「前転」はできても「後転」でつまずく人も多いでしょう。

後転がうまくいかない理由

▲「前転」に比べて「後転」はなぜうまくいきにくいの? 上手に後転するコツは力強く回転すること!

この理由の一つに、体の回転をとめてしまうことがあるそうです。

 

これを克服するためには、力強く回転することが一つの重要な要素です。

マット運動で「力強く回転する」コツを聞きたい時に使える英語フレーズ

マット運動をする赤ちゃん

どうやって力強く回れば良いのか、他者にアドバイスを求めるときに使える英語フレーズはこちら。

How can I roll forcefully? /どうすれば力強く回転できるの?

です。

How can I gain momentum? /どうすれば勢いをつけることができるの?

と言うのも同様の意味です。

 

より高度な英語にチャレンジしてみたい! という方は、是非下記の豆知識も合わせて覚えてみてください。

体育関連英単語の豆知識! 「後転」「前転」は英語でなんていう?

「後転」「前転」は英語でなんていう?

▲体育の時間に出てくる様々な単語を英語でも学んでみよう!

後転」は英語ではなんていうのでしょう? 答えは

backward roll

です。

 

では「前転」は?というと、

forward roll

です。

「宙返り」は英語でなんていう?

宙返りは英語で何ていう?somersault!

▲「宙返り」は英語でなんていう?

somersault/宙返り

という単語もあり、こちらも間違いではありませんが、どちらかと言えば「新体操」など、もう少し技術が必要となる場面で使用されることが多いです。

 

ちなみに、もしbackward rollができなくて悩んでいる方がいらしたら、英語でこのような解説もあります。参考になさってくださいね。

 

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連載:英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語質問フレーズ&ボキャブラリー とは?
小学校で英語が教科として正式に導入されてから数年が経ち、こどもたちも英語にある程度慣れ親しんできたかと思います。 しかし、総合的な学習の時間や英語の時間など、授業内で英語に触れることはあっても、 算数 理科 社会 体育 図工 家庭科 …等々、他の授業で英語に触れる機会はそう多くはないかもしれません。 そうすると、学ぶ英語単語や表現も限定されてしまう恐れがあります。 しかし、文部科学省も言っているように、初等教育における英語の目的は、 こどもたちが 「英語を通して多様な人々とやり取りできることって素晴らしい! 楽しい!」 と思うようになること です。 そのため、「単語」や「フレーズ」は実際にそれを使う“ シチュエーションで学ぶ ”ほうがためになると思います。 英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語フレーズ&ボキャブラリー♪ 本連載では様々な科目の特定のシチュエーションで使う「ボキャブラリー(英単語)」や、こどもたちが持つかもしれない「クエスチョン(質問)」を紹介させて頂きます。親子で へー! ○○って英語でこういうんだ! Wow!(「わあ!」) と思わず声に出してしまうくらいの気づきを与えられたら幸いです。 親子で英語を楽しく学んじゃいましょう♪

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。

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