英語で「How do you get there?」ってどういう意味?
英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語フレーズ&ボキャブラリー vol.2「総合的な学習の時間編」

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

「総合的な学習の時間」に地域でよく行くお店を調べる場面で使ってみたい英語フレーズ…How do you get there?

英語で「How do you get there?」ってどういう意味?

▲「総合的な学習の時間」って何をやっているの? お店調べで使いたい英語フレーズをご紹介!

実は、世界から高く評価されている日本の「総合的な学習の時間」

 

しかし、

うちの子は「総合的な学習の時間」に何をしているのかしら??

と、お子さまが学校でどのような学習をしているのか、詳しくは知らない保護者様も多いかもしれません。

「総合的な学習の時間」とは?

総合的な探求学習の時間

▲『探究の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通し、自己の在り方生き方を考えながらよりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を次のとおり育成すること』を目指している「総合的な学習の時間」。

平成29年度に告示された小学校学習指導要領解説を見てみると、

総合的な学習の時間は, 学校が地域や学校, 児童生徒の実態等に応じて,教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習とすることと同時に,探究的な学習や協働的な学習とすることが重要である
出典:文部科学省【総合的な学習の時間編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説

とされています。

協働的な学習

そして、そこでは子ども達に探求のプロセス

  1. 課題の設定
  2. 情報の収集
  3. 整理・分析
  4. まとめ・表現

明示的に教え、学びを発展させる方法を伝授しています。

総合的な学習の時間

漠然とし過ぎていて

それは意味があるの?

と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、あるそうなのです!

総合的な学習の時間が他教科の好成績につながるってホント!?

「総合的な学習の時間」の意義

学習指導要領には、総合的な学習の時間に意味がある事を示す2つの根拠が記されています。

  1. 全国学力・学習状況調査の分析等において,総合的な学習の時間で探究のプロセスを意識した学習活動に取り組んでいる児童生徒ほど各教科の正答率が高い傾向にあること,探究的な学習活動に取り組んでいる児童生徒の割合が増えていることなどが明らかになっている。

  2. 総合的な学習の時間の役割は OECD が実施する生徒の学習到達度調査(PISA)における好成績につながったことのみならず,学習の姿勢の改善に大きく貢献するものとして OECD をはじめ国際的に高く評価されている

出典:小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 平成 29 年 7 月 総合的な学習の時間編, p.5-6

では、この授業時間に子ども達は具体的にどのような事をしているのでしょう?

「総合的な学習の時間」の授業事例

地域のお店調べ学習

「総合的な学習の時間」のお店調べ学習

各学校でばらつきがあるようですが、多くの小学校でやっている事の一つが、地域で頻繁に行くお店について個々人が調べる学習です。

 

子ども達は保護者様に

うちはどこで一番よく買い物をするの?

などと聞き、そして、

そこで何を買うの?

どうやってそこに行くの?

などと質問をします。

「総合的な学習の時間」のお店調べ学習

「総合的な学習の時間」に地域でよく行くお店を調べる場面で使ってみたい★「どうやってそこに行くの?」は英語でなんて言う?

最後の

どうやってそこに行くの?

は英語では何というのでしょうか?

「総合的な学習の時間」のお店調べ学習

▲「うちはどこで一番よく買い物をするの?」「どうやってそこに行くの?」と聞かれたら、家族で英語ではどう言うかやりとりしてみると総合的な学習の時間の学びに一層広がりが出てくるかも!?

正解は、

How do you get there?/どうやってそこに行くの?

です。

 

ご自宅からお店に行くには、信号(stoplight)で止まったり、交差点(crossing)を通ったりするかもしれませんね。

 

また、Crossingでは、右を見て左を見て(look right and left)という事もあるでしょう。

 

OECDをはじめ国際的に高く評価されている日本の総合的な学習の時間。お子さまの通っていらっしゃる学校ではどのような事をやっているのかを聞き、一緒に探求してみるのも楽しいかもしれませんね

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連載:英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語質問フレーズ&ボキャブラリー とは?
小学校で英語が教科として正式に導入されてから数年が経ち、こどもたちも英語にある程度慣れ親しんできたかと思います。 しかし、総合的な学習の時間や英語の時間など、授業内で英語に触れることはあっても、 算数 理科 社会 体育 図工 家庭科 …等々、他の授業で英語に触れる機会はそう多くはないかもしれません。 そうすると、学ぶ英語単語や表現も限定されてしまう恐れがあります。 しかし、文部科学省も言っているように、初等教育における英語の目的は、 こどもたちが 「英語を通して多様な人々とやり取りできることって素晴らしい! 楽しい!」 と思うようになること です。 そのため、「単語」や「フレーズ」は実際にそれを使う“ シチュエーションで学ぶ ”ほうがためになると思います。 英語が楽しくなる!小学生のための★授業で使える英語フレーズ&ボキャブラリー♪ 本連載では様々な科目の特定のシチュエーションで使う「ボキャブラリー(英単語)」や、こどもたちが持つかもしれない「クエスチョン(質問)」を紹介させて頂きます。親子で へー! ○○って英語でこういうんだ! Wow!(「わあ!」) と思わず声に出してしまうくらいの気づきを与えられたら幸いです。 親子で英語を楽しく学んじゃいましょう♪

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。

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