英語で「Well done!」ってどういう意味? 英語子育て★褒め言葉フレーズvol.7

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

子どもが友達におもちゃを貸せた場面で使いたい
英語子育て褒め言葉フレーズ…Well done!(ウェル ダン!)

お子さんに「英語好きになってほしい!」そんな声をよく聞きます。英語好きを促す最適な方法は何と言っても、ママやパパがお子さんと一緒に楽しく英語を学ぶこと。「英語って楽しいものなんだよ」というポジティブ・メッセージを送ることが一番の方法です。英語圏のポジティブマインドを言語&フレーズと共に吸収し、英語を話しているときだけでなく、それ以外の生活においてもポジティブ思考で子育て。全12回の本連載を通して、親御さんもお子さんも一緒に楽しく英語を学べる褒め言葉を学びましょう! 今回は、子どもが友達におもちゃを貸せた場面で使いたいWell done!(ウェル ダン!)についてお届けします。

Well done(ウェル ダン)とは?

▲英語でよく使われる「Well done(ウェル ダン)」ってどういう意味? どのタイミングで使うと良い??

Q: 皆様がお子さんと公園に行った際、他の子どもとの関わりの中で一番困った/困っている事はなんですか?

お子さんとの公園遊びで一番困った(困っている)こととして、私が一番良く耳にする回答は

他の子におもちゃを貸せなくて困った/困っている

という声です。 同じ回答の方。どうかご安心下さい。

おもちゃの貸し借りができるようになるのは4歳前後

一般的に、自分の気持ちをコントロールして、おもちゃを貸し借りできるようになるのは、4歳前後と言われています。また、個人差もありますから、これより大きい子どもでも、おもちゃを貸せなくて当たり前なのです。

 

とはいえ、親御さんからすると困ってしまいますよね? では、どうすれば良いのでしょうか?

イライラする気持ちは大きく深呼吸して抑えてポジティブサイクルへ!
徐々におもちゃをかせるように導きましょう

私がお薦めしているのは、まずは親御さんが大きく深呼吸をする事。大きく深呼吸をすると、心が落ち着き、声を荒げる事が少なくなるからです。 どうして、声を荒らげてはいけないのでしょう?それは、親御さんが声を荒げると、子どもは余計におもちゃを貸さなくなるからです。

そんな落ち着いた対応なんて無理。

直感ではそう思いますよね? でも、声を荒げた後のお子さんの抵抗を考えると、一先ず、親御さんが、ぐっと気持ちを抑え、まずは深呼吸。そして、次なる言葉を発すると、イライラする気持ちが大分収まり、お子さんは声を荒らげた時ほど抵抗しません。

親が声を荒らげなければ、子どもはすぐにおもちゃを貸せるようになるの?

と疑問に思っている方。残念ながら、すぐにそうはならないでしょう。しかし、この対応を繰り返していくうちに、徐々に貸せるようになって来ます。

おもちゃを貸せるようになったらWell done!で何度も褒めてあげよう!

貸せるようになった時にはWell done!(ウェル ダン!) と何度も、何度も褒めてあげて下さい。

Well done!(ウエル ダン)って日本語ではどういう意味?

Well done!は

やったね!
よくできたね、できているね!

 

という意味です。

 

覚え方は、肉が充分に焼けた状態の時にも言うWell done(ウエル ダン)

 

褒める時は大袈裟であればある程良いです。この賞賛によってお子さんの行動が強化され、おもちゃを貸すのが上手になっていきます。

 

深呼吸は、親御さんの中にポジティブ・スイッチを入れる効果があります。ポジティブ・スイッチが入ると、ネガティブな気持ちが減り、お子さんに思いやりのある対応ができるようになります。そして、このポジティブ・スイッチから発せられた親御さんの賞賛により、子どもは貸す行動を繰り返すようになります。

 

つまり、ポジティブ・サイクルが生まれるのです!

 

ネガティブ・サイクルに入ると怒り続けてしまいますが、ポジティブ・サイクルは、親子共々笑顔になれる好循環を作り出してくれます。 イライラしたら、まずは大きく深呼吸。これができた時点で、親御さんもご自身をwell done!と褒めてあげて下さいね

コラム:Well done!(ウェル ダン!)にまつわる
英語子育て…我が家の場合

皆様にお薦めした、ポジティブ・スイッチの深呼吸

 

これは、私自身の経験から来るアドバイスです。我が家では、上2人は小さい頃からお友達におもちゃを貸せていたのですが、末っ子は中々貸せませんでした。児童館の幼児用三輪車は両手に1台ずつ(計2台)あるにも関わらず、2台とも「だめ!」とお友達に譲らず。

 

そんな時に、私がイラッとする気持ちを抑え、深呼吸をした後、諭すようにしたら、あら不思議。初めは言うことを聞きませんでしたが、徐々に貸せるようになりました

 

貸せた時は勿論、well done!で褒めまくり

 

子どもは褒められて上機嫌。そして、私も、冷静に対応でき、笑顔でいられた自分をちょっと誇らしく思いました。 ポジティブ・スイッチの深呼吸、是非お薦めです!

 

 

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。

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