英語で「Who made you smile?」ってどういう意味?★おやすみ前の親子英語&Good night(グッドナイト)英語フレーズ vol.5
- 橋元知子(Tomoko Hashimoto)
- Glolea! ポジティブ英語アンバサダー
目次
「私は大切にされている」と感じるきっかけとなるお休み前の親子英語フレーズ…Who made you smile?
英語教育を受けたことがある保護者様なら、恐らく一度は聞いたことがある
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これはなんの事だか、覚えていますか?
- Who (誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
ですね。
これらはどれもopen-ended question(開かれた質問)といって、
「Yes(はい)、」
「No(いいえ)」
で答えられてしまうclose-ended question(閉ざされた質問)よりも、回答者に自由に答える機会を与えます。
お子さんとの会話に「Whoを使ったオープンクエスチョン」で質問することにLet’sチャレンジ!
よって、いづれもお子さんに園での様子を聞く際に使っていただきたいのですが、もしWhoを使うとしたらどんな質問が浮かびますか?
Who did you play with? / 誰と遊んだの?
Who was absent today? / 誰がお休みしてた?
などが、出てくるかも知れませんね。
寝かしつけの時間に「Who made you smile?」とお子様に聞いてみましょう!
そこに加えて聞いてみていただきたいのが、
Who made you smile? / 誰があなたを笑顔にさせた?
です。
Smile(笑顔)の力は偉大です。
笑顔は笑っている人自身だけでなく、周囲の人をも幸せな気持ちにさせます。また、精神的、身体的にも良い事が科学的に証明されています。
人は生まれつき笑顔を作ります。新生児期の赤ちゃんは口角をあげて笑ったような表情を見せますね。
これを新生児微笑または、生理的微笑などと言いますが、これは赤ちゃんが何かをみて面白いと思ってやっていることではなく、反射的におこなっていることなのです。
新生児微笑が起きる理由ははっきりとは分かっていないのですが、効果としては養育者に赤ちゃんを可愛いと思わせて、保護してあげたいと感じさせます。
エンジェルスマイル
とも呼ばれることから、笑顔がどれだけ人を幸せな気持ちにさせ、神秘的かがわかりますね。
お子さんが、自分を笑顔にしてくれた人を思い出せたら、周囲の人に対する感謝の気持ちも芽生えるでしょうし、自分はこんなに恵まれているんだ、と感じる事ができるのではないでしょうか?
是非このフレーズを使って、お子さんに「僕/私は大切にされている」と感じるきっかけを与えてあげてくださいね。
「Who made you smile?」にまつわるワンポイント英語レッスン
Who(誰)をWhat(何)に置き換えてももちろん意味は通じます。
What made you smile? / 何があなたを笑顔にさせた?
これだと出来事に注目することが出来ます。
おやすみ前、いつもよりちょっと余裕がある日があれば、是非、WhoもWhatも両方聞いてみてくださいね。
参考文献
お子さんに「英語好きになってほしい!」そんな声をよく聞きます。英語好きを促す最適な方法は何と言っても、ママやパパがお子さんと一緒に楽しく英語を学ぶことです。「英語って楽しいものなんだよ」というポジティブ・メッセージを送ることが、お子様が英語好きになる一番の方法です! 英語圏のポジティブマインドを言語&フレーズと共に吸収し、英語を話しているときだけでなく、それ以外の生活においてもポジティブ思考で子育てできたらよいですね。前回までの連載でお伝えしてきた英語の褒め言葉や、励まし言葉に続き、本連載では親子英語で使えるポジティブクエスチョンで子供と愉しむ「グッドナイト英語」フレーズをお届けします。ぜひ、夜寝る前や、保育園/幼稚園などの帰り道、一緒にお風呂に入っている時に、ポジティブ・クエスチョンを一日一問。お子様のその答えを、心で、全身で、「聴いて」あげてみてください。お子様は肯定的な気持ちで一日を振り返り、明日に備えることが出来るでしょう。また、親御さんは、たくさんのワクワクに溢れたお子さんの毎日を知ることができる、良いきっかけになると思います。アメリカではGood nightの挨拶の後に、sweet dreamsとつけますが、お子様も、親御様も、幸せな気持ちで床に入り、良い夢をみること間違いなしです♫
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 橋元知子(Tomoko Hashimoto)
- Glolea! ポジティブ英語アンバサダー
ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。