sponsored by kiki Communications Ltd.
ニュージーランド高校留学の魅力とは?
- 奥村優子(Yuko Okumura)
- Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
こんにちは! ほうかごEnglish代表/Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。
日本では4月に新学期が始まりますが、ニュージーランドでは2月の初頭から新学期が始まる学校がほとんど。多くの高校も2月からなのですが、高校に入ってまずやらなくてはいけないのが授業選択です。
今回は、ニュージーランドの高校での授業選択から紐解くニュージーランド高校留学の魅力に迫ります。
目次
自由度大! 40以上の科目から自分の興味に合わせて科目選択可能なニュージーランドの高校
日本に比べ、ニュージーランドの高校では授業選択の自由度がかなり大きいのが特徴です。
学校や学年によって選択できる科目は異なりますが、生徒の関心や将来やりたいことに合わせて授業が取りやすくなっています。
40以上の科目から自分の興味や能力にあわせて科目を選択できるため、得意分野、興味のある分野を勉強し、結果を残すことができます。
ニュージーランドの高校における選択科目例
英語、数学、理科、社会、言語(マオリ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、日本語など)のほか、メディアスタディ、ビジュアルアート、ツーリズム、ドラマ、ダンス、フォトグラフィー、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、ホスピタリティ、食品と栄養学、エンジニアリング、エレクトロニクス、ビジネススタディ、アカウンティング、デジタルテクノロジー、スポーツサイエンス、ヘルス、ミュージック、コンテンポラリーミュージック…など。
ニュージーランド独自の教育制度のもと、長期的な視野をもって授業を選択する現地の高校生
ただ注意しないといけないのは、自分の取りたい科目を完全に自由に選択できるわけではないということ。
ニュージーランドの多くの高校ではNCEA(National Certificate of Educational Achievement)というニュージーランド独自の教育制度を導入しています。
NCEAにおいては、各教科にChemistry(化学)のLevel2というようなLevel1~3のレベル分けがしてあります。
同じChemistryでも、日本の高校2年生に当たるYear12は通常Level2を、3年生にあたるYear13はLevel3を受講するのですが、優秀な生徒であればYear12であってもLevel3の授業をとったり、逆にYear13でLevel2の授業を取ることもあります。
授業選択は学年ではなく生徒の学力に応じて行われます
学年ではなく各生徒の学力に応じて授業を取ることになるため、例えばそれまで経済学の勉強をしたことがないのにYear13になっていきなりEconomics(経済)のLevel3を取りたいと思っても、学校側に認められず、どうしても取りたい場合はYear13でもLevel2を取りなさいと言われるケースもあります。
そのため、Year13になったときに取りたい教科を考えておいて、そのためにYear12ではその教科のLevel2をとっておく、という長期的な視野を持って選ばないといけません。
ニュージーランドの教育制度や高校の様子については以下の記事ももご覧ください。
<参考記事>
- ニュージーランドの教育システムとその特徴…日本の教育制度と何が違う? 日本から留学する際のポイントとは?
- ニュージーランドの名門ボーディングスクールを通じて知る「未来教育指数世界1位」の学び方…中学・高校留学先にニュージーランドが選ばれる理由
将来の夢は国連職員! ニュージーランド長期高校留学にチャレンジ中のリサさんの受講科目選択
この2月からニュージーランドの高校に留学を始めたリサさんは日本の高校2年生にあたるYear12に入りました。2年間の留学予定です。
高校で留学をして日本の大学は帰国子女入試で受験するという学生さんは多いのですが、現在のところ日本のほとんどの大学では受験にあたってニュージーランドの大学入学資格University Entranceは必要とされません。
ですが、リサさんは最終的にUniversity Entrance取得を目指しているため、Year13ではどの教科で何単位とるか、そのためにYear12のときにどの教科で何単位とっておくかを考えないといけません。
また取る教科のレベルも、日本人であればJapanese(日本語)のLevel3をYear12のときから取得可能なので、Year12のうちにとっておけばYear13で取らないと行けないLevel3の単位数に余裕がもって取りくめる、という選択肢も考えられます。
約1週間、お試しで授業を受けられるのですが、
Level2のJapaneseで仲良くなったクラスメイトがいて、その授業を取りたいと思うんですが、うーん、Level3をとっておいたほうがいいでしょうか…
と悩みます。
ぎりぎりまで考えて最終的に受講科目を決めたリサさん。将来の夢は、国連の職員になって、国際社会で役にたつこと。夢に近づく第一歩として、2年間頑張って勉強してくださいね!
ニュージーランド中学・高校留学のススメ
中学や高校の単身長期留学は、卒業後の進路を見据えることが重要です。
日本の大学に進学するのか、それともニュージーランドや他の国の大学に進学するのかによっても留学中にやるべきことが変わってきます。
特に日本の大学の帰国子女入試は特殊な制度なうえに、毎年少しずつ変わっていっていますので、いつの時期のどのような勉強を始める必要があるのか、お子様一人ひとりに合わせたアドバイザーがいると安心ですね。
また長期留学を決める前に語学力を伸ばしたい、という方には、語学学校で英語レッスンを事前に受講されることも良い選択です。まずは語学学校で英語力をつけ、同時にニュージーランドでの生活に慣れたうえで中学・高校生活を始めたほうが安心かつじっくりと勉学に取り組めるという方もいます。
中学・高校留学でのニュージーランドでの学びは、異文化の中で視野も広がり、様々な経験をつむなかで、その後の進路・人生に大きく影響を与えるものとなることでしょう。
中学・高校で短期・中期・長期の海外留学をご検討されている方は一度こちらからご相談ください。親御様・お子様のご希望やその後の進路についてのお考えをうかがって、充実した中学・高校留学が実現できるようアドバイス、サポートをさせていただきます。
関連リンク
記事をお読み頂きありがとうございました!
みんなの評価: (件)
- ニュージーランド子供留学
- 帰国子女入試
- 語学留学
- NCEA
- 教育制度
- ニュージーランドの教育制度
- 高校留学
- 中学生留学
- ニュージーランド子育て事情
- 帰国子女
- 海外の教育制度
- ニュージーランド留学
- ニュージーランドの教育
- 英語教育
- 長期親子留学
- ニュージーランド親子留学
- バイリンガル教育
- グローバル教育
- 留学
- 親子留学
- 英語子育て
この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 奥村優子(Yuko Okumura)
- Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
- オークランド
ニュージーランド・オークランド在住。オンラインスクール「ほうかごEnglish」運営。 親子留学、幼稚園生からシニアまでの留学サポートを行っています。スクールの運営、留学生の受け入れと子育てに日々奮闘中。趣味は、旅行と料理。走ること。美しい自然が身近にある環境が気にいっています。