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「ジョリーフォニックス」とは?ニュージーランドの小学校ではどのように英語の「発音」や「読み方」を教えている?

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター

こんにちは! ほうかごEnglish代表/Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。

 

お子さまの英語教育の土台としてご興味を持たれている方が多い「フォニックス」。

欧米の小学校で「フォニックス」はどのように習う?ネイティブキッズの英語の学び方

今回は、ほうかごEnglishスタッフたかこさんの娘さんの経験を通して、どのようにニュージーランドの小学校でフォニックスを取り入れているのかご紹介しますね。

知らない英単語を読めるようになったり音から綴りが書けるようになる!「フォニックス(Phonics)」とは?

英語ネイティブの子供達は小学校で「フォニックス」をどのように習う?

日本の子どもたちが「あ・い・う・え・お」と50音から基礎を学ぶように、英語圏の子どもたちも最初は英語の音の基礎を学びます。


その「音とアルファベットの文字の関係性」を学ぶために開発された方法の一つが、フォニックス(Phonics)です。

 

英語圏の子供たちが読み書きの基礎を学ぶために、広く活用されている学習方法です。


例えば

DOG

という単語。

これはアルファベットで読むと

  • D=ディー
  • O=オー
  • G=ジー

ですが、

フォニックスでは

  • D=ダ
  • O=オ
  • G=グ

に近い音で発音します。

 

これを続けて早く発音していくと

ダオグ

ドォグ

と、自然に発音できるのです。

※この記事では便宜上、カタカナで書いていますが実際は英語の発音です

 

このようにフォニックスで英語の綴りと発音の関係性を学ぶことによって、知らない単語でも読めたり、音から綴りが書けたりするようになるのです。

ニュージーランドの小学校ではどのように「フォニックス」を教えている?

「ジョリーフォニックス」とは?

欧米(ニュージーランド)の学校で使われているフォニックスの教材

▲プリントの左に描かれたアクション。手のアクションを付けながら発音することで記憶が定着しやすくなるようです!

このフォニックスを歌やアクションを交えながら、子どもたちの興味をかきたてるよう発展させたものが「ジョリーフォニックス」。

 

娘のジョリーフォニックスのレッスンは早々に始まったようで、すでに学校が始まった1週間後には、娘が知らず知らずのうちに家で口ずさみ始めました。

 

メロディーに合わせて歌うので、一度覚えるとなかなか頭から離れません。

お、始まったな~。

と思いました。


Year 0の娘のクラスはうんと短めです。娘が習ったフォニックスの一例を挙げますと、

Ants on the Apple, a, a, a! / アンツ・オン・ザ・アップル、ア、ア、ア!

こんな感じです。

 

これをアルファベット順に練習をしていきます。

 

一方Year 1の新学期から学校をスタートさせた息子が習っていたフォニックスは、メロディーにあわせもっと長めでした。

♪ a, a Ants on my arms
♪ a, a Ants on my arms,
♪ a, a Ants on my arms
♪ They are causing me alarm

学校が始まった新学期は特に、息子もよく家で口ずさんでいました。


▲娘が実際にフォニックスの歌を歌っている様子

 

「ホールランゲージ」と「フォニックス」で意味と英語の発音をバランスよく学ぶ

ニュージーランドの学校は教科書がないのですが、娘の宿題の様子を見ていると、先生が「ホールランゲージ」と「フォニックス」の両方をうまく取り入れて、単語の意味と発音を推測・理解する力をつけているのが分かります。

ホールランゲージとは?

小学校低学年向けのリーディング教材「Oxford Reading Tree(ORT)」。小さな子どもには、単語の意味を理解する上で挿絵もヒントになります。

▲小学校低学年向けのリーディング教材「Oxford Reading Tree(ORT)」。小さな子どもには、単語の意味を理解する上で挿絵もヒントになります。

ホールランゲージは本全体を読みながら、(挿絵や写真を使いながらでも)絵本の全体の文脈に沿って単語の意味を理解していくという方法です。

フォニックスとは?

それに対しフォニックスは、英単語という部分から発音を中心に文字を読めるようにする方法です。

 

娘のカバンには常に宿題の本が4〜5冊。週末にはフォニックスと詩の朗読の宿題が出ています

 

ホールランゲージ」と「フォニックス」。

 

この二つの学習方法は英語を学ぶ上でどちらもとても大切だと、日々子どもたちと過ごす中で感じます。

フォニックス関連リンク

オンライン英語学習のススメ

コロナウイルスの影響で、お子さんが自宅にいる時間が長くなり、どう過ごすのかいろいろと工夫されているご家庭も多いと思います。

 

私たちが運営するニュージーランド人ネイティブ講師から学べるオンライン英会話スクールにも、追加レッスンや新しい生徒さんからのお問合せを多くいただいています。

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日本をはじめ、海外にいる生徒さんのいつもどおりの元気なお顔がみられるのは、こちらニュージーランドにいる先生にとっても喜びです。

 

今回の記事にてご紹介させていただいたジョリーフォニックスは、英語を初めて学ぶお子さんがリーディングとライティングをすすめていくうえでとても効果的です。

 

新しい生徒さんも大歓迎していますので、自宅にいながら、ニュージーランドの先生とつながれるオンラインレッスンをぜひお試しください。

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
オークランド

ニュージーランド・オークランド在住。オンラインスクール「ほうかごEnglish」運営。 親子留学、幼稚園生からシニアまでの留学サポートを行っています。スクールの運営、留学生の受け入れと子育てに日々奮闘中。趣味は、旅行と料理。走ること。美しい自然が身近にある環境が気にいっています。

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