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ニュージーランド流…子供のやる気や意欲をUPする!頑張った子供を褒める特別感たっぷりの評価方法とは?
- 奥村優子(Yuko Okumura)
- Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
こんにちは! ほうかごEnglish代表/Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。
日本の小学校は3学期制で、各学期の間には夏休み、冬休み、春休みをとることが一般的ですね。
ニュージーランドの小学校は日本とは違い、4学期制をとっています。また、学期の間に2週間のお休みが入ります。
各学期が始まった週には、日本の長期休暇後と同様、休み中にしたことについての作文を行います。
今回は、「ほうかごEnglish」のアドバイザーみゆきさんの7歳のお嬢様のクラスで行われた、秋休み後の作文授業を通じて、子供のやる気や意欲をUPする校長先生と生徒との関わり方・褒め方・評価方法についてのエピソードを現地レポートとしてお届けします。
目次
生徒が努力した時・素晴らしいことをした時に
校長先生にシェアできる時間があるニュージーランドの小学校
Year3(7歳)の娘が
ライティングをとても頑張ったから、Mr. Obrianのところへ行って、作文を発表するの
と言っていました。
Mr.Obrianとは校長先生のことです。
生徒たちが素晴らしいことをした時や、とても努力をしたときなどに、校長室へ行って校長先生に話します。
こういうように誰かに発表する時、ニュージーランドでは、
share(シェア)する
と言います。単に何かを伝えるというより、経験などを一緒に共有するというニュアンスでしょうか。
また、よく書けた作文には、Principle Awardといって校長先生からの賞がもらえます。
今回、娘は、それに選ばれたようです。
校長先生からは
What a beautiful writing and what a wonderful story. Well done Yoko
と書かれていました。担任の先生からは
今まで読んだ中で最高のホリディの思い出だわ、自然の中でWhioを見れたなんて、とても羨ましい!
と感想が書かれていました。
後述しますが、Whio(フィオ)とは鴨の一種で、きれいな渓流にしか住んでいない珍しい鳥です。
作文のテーマは家族で訪れたトレッキング旅行!
今回、Principle Awardを受賞した作文の内容は、家族でトレッキング旅行に行ったことを書いたようです。
キャンプ場まで車で7時間もかかったこと。トレッキングは、3時間も歩いて、山小屋に着いた…と書いていて、よく覚えてるな~と関心しました。
※ちなみに、ニュージーランドではトレッキングのことをtrampingと言います
この10ドル札にも写っているカモが、娘がライティングに書いたWhio(フィオ)です。
Whioはニュージーランドの先住民マオリ族の言葉で、英語ではblue duckと言われることもあります。フィオはニュージーランドの固有種なのですが絶滅危惧種の鳥で、つがいで1300ほどしか生存していないそうです。
そんな珍しい鳥フィオを、泊まった山小屋の前に流れている美しいモハカ川で発見しました。
モハカ川で。天気がよくて、とても気持ちが良かったです。
私はブルーダックを8羽見つけて、お兄ちゃんは10羽見つけました。
と書いています。
先生が
なんて、素晴らしいの! とても羨ましいわ~
とコメントしています。
校長先生、先生だけでなく…クラスメイトも褒めてくれて、もっとやる気に!
賞を受賞した次の日の朝、娘のクラスへ行ったときに、クラスメイトの子供達が、
Yoko、昨日すごく頑張っていたよ、ホリディのこと、とても長い作文書いて、先生が褒めてたよ。
と教えてくれました。子供達、とても可愛らしかったです。
また、娘もすごく喜んで、writingにもっとやる気が出たようです。
生徒が努力をしたことや素晴らしいことをした時に、先生がとても褒めてくれて特別なこととして評価をしてくれると、子供の意欲が増すこと、自信につながっていると実感します。
ぜひ、ニュージーランド流からヒントを得て、日本の学校教育における生徒の動機付けにもお役立てくださいね。
ニュージーランドの現地小学校に通える!
ニュージーランド親子留学のススメ
英語はもちろんのこと、現地のライフスタイルや教育スタイルをニュージーランド親子留学を通じて学びにいらしてください。お子さんと一緒の留学は、個人留学とは全く違い、お子さんと一緒だから楽しめる経験がいっぱいできます!
異国の経験を楽しみ成長していくお子さんの姿が見られるだけではありません。
- 教育システムの違い
- 習慣の違い
- 子育ての違い
…など、興味はつきず、いろいろな気付きがあります。 お子さんと一緒だから、より深く共感してつながれるママ仲間もできることでしょう。
自然豊かな環境で、旅行ではみることのできないライフスタイルや文化に触れることは、語学力以上のものを得られると思います。
ニュージーランド親子留学は1日からのプチ体験からアレンジ可能です。
お子様が5歳からの親子留学・母子留学・父子留学だけでなく、11歳以上であれば単身のキッズ留学も可能ですよ!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 奥村優子(Yuko Okumura)
- Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
- オークランド
ニュージーランド・オークランド在住。オンラインスクール「ほうかごEnglish」運営。 親子留学、幼稚園生からシニアまでの留学サポートを行っています。スクールの運営、留学生の受け入れと子育てに日々奮闘中。趣味は、旅行と料理。走ること。美しい自然が身近にある環境が気にいっています。