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算数嫌いの子を算数好きにさせる!ニュージーランドの「少人数制」特別クラス

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター

こんにちは! ほうかごEnglish代表/Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。

 

小学生がきちんと学んでほしい分野としていろいろあると思いますが、子供の頃に

算数は苦手…

という意識を持ってしまうとその後が心配ですよね。

 

今後重要を増す教育分野として「STEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics/科学、テクノロジー、工学、数学)」という言葉ができているほど、数学は重要な分野です。

 

ニュージーランドの小学校では、算数が苦手な生徒を対象とした特別プログラムがあります。算数が好きになるよう楽しく学ぶ授業を、見学に行ってきました。

生徒8人の少人数制。まずは生徒たちの苦手意識を把握

 

今回見させていただいたのは、ALiM(Accelerated Learning in Mathematics)という、国で定められている算数の規準に届いていない生徒への短期間集中プログラムです。

 

このプログラムの目的は、少人数のクラスで、約3ヶ月という短期間で楽しく算数を学び、規準に追いつくように促進すること。

 

今回見学させていただいたのはYear3のクラスです。実際にどんな雰囲気なのでしょうか。

算数嫌いの子を算数好きにさせる!ニュージーランドの「少人数制」特別クラス

プログラム初日にはまず、生徒が算数に対してどのような印象を持っているのか、また、算数の良いところ、好きではないところを先生が生徒に聞いていました。

 

算数が苦手な子供達の苦手意識を解消するには、まずその子供が算数にどんな気持ちを抱いているのか知るのが大切ですよね。

 

この特別クラスは一日30分。生徒は8人の少人数でした。

 

まずは、ウォーミングアップ。数字を70から100まで数える練習です。

 

先生と生徒たちが立ってボールをパスしあい、ボールをキャッチしながら順番に数を言っていきます。100まで言えたら今度は逆に100、99、98と数えていきました。

一番大きな数は誰が作れるかな? ゲームで三桁の数字を学ぶ

次はゲームです。

 

1から9の数字が書かれたカードが用意され、生徒には一人ひとりにマス目が3つ並んだボードが渡されます。

ニュージーランドの算数・数学教育

まず先生がカードを一枚引きます。カードに書かれた数字を生徒たちはそれぞれ好きなマス目に書きます。

 

次にもう一枚カードを引き、出た数字を空いているマス目に書きます。最後、3枚目のカードの数字を残りのマス目に書きます。

 

こうして3桁の数字を生徒がそれぞれ書いていき、一番大きい数字が出来た人の勝ち。上の写真の回は3、4、5のカードが引かれたので、543ができた人が勝ちですね。

正解するだけが目的じゃない。自分で解法を考えるのが大切

最後に先生から問題です。

ニュージーランドの算数・数学教育

18個アメがあります。3人のお友達に同じ数ずつ分けると、一人いくつアメがもらえますか?

 

生徒を2人ずつペアにし、2人でこの問題をどのように解くか考えさせます。

算数嫌いの子を算数好きにさせる!ニュージーランドの「少人数制」特別クラス

生徒たちはアメのかわりに小さい人形を使って答えを考えます。

 

答えが出たら、それぞれのペアがどのように問題を解いたのか、発表していきました。みんな答えはあっているのですが、導き方が違っていて、みんなそれぞれの考えを堂々と説明していました。

算数が苦手だった子が「僕は数学者だよ!」

どのように答えを見出すのかを考え、実際に物を動かし、数えながら学習する仕方は、子供にとって面白くもあり、算数の理念を身に付けることができる学習方法だと思います。

 

見学していて一番印象的だったのが、

算数が苦手だった生徒がALiMクラスを受講して、『I am a mathematician!(僕は数学者だよ!)』と言うほどになるんですよ

という先生の言葉。

 

苦手意識をなくすだけでなく、自信を付けさせるなんて、素晴らしい! 生徒はどんどん積極的になっていって、算数を得意分野にしてくれたらと思います。

現地の小学校に通う!
ニュージーランド親子留学のススメ

英語はもちろんのこと、現地のライフスタイルや教育スタイルをニュージーランド親子留学を通じて学びにいらしてください。お子さんと一緒の留学は、個人留学とは全く違い、お子さんと一緒だから楽しめる経験がいっぱいできます!

 

異国の経験を楽しみ成長していくお子さんの姿が見られるだけではありません。

  • 教育システムの違い
  • 習慣の違い
  • 子育ての違い

…など、興味はつきず、いろいろな気付きがあります。 お子さんと一緒だから、より深く共感してつながれるママ仲間もできることでしょう。

 

自然豊かな環境で、旅行ではみることのできないライフスタイルや文化に触れることは、語学力以上のものを得られると思います。

 

ニュージーランド親子留学は1日からのプチ体験からアレンジ可能です。

 

お子様が5歳からの親子留学・母子留学・父子留学だけでなく、11歳以上であれば単身のキッズ留学も可能ですよ!

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
オークランド

ニュージーランド・オークランド在住。オンラインスクール「ほうかごEnglish」運営。 親子留学、幼稚園生からシニアまでの留学サポートを行っています。スクールの運営、留学生の受け入れと子育てに日々奮闘中。趣味は、旅行と料理。走ること。美しい自然が身近にある環境が気にいっています。

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