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ニュージーランドでは小学生から本格的な「スピーチ教育」がはじまるってホント!?

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター

入学式がない!?ニュージーランドのユニークな入学システム!

こんにちは! ほうかごEnglish代表/Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。

 

5歳の誕生日を迎えた翌日から小学校へ入学できるニュージーランドの小学校システム。そのため、ニュージーランドの小学校は、2月始めから新学期が始まりますが、入学式はないんです。

 

入学時期は家庭の判断によってそれぞれで、「Year 0(5歳)」と呼ばれる一番下の学年では次第に生徒が増えてきます。

ニュージーランドの小学校Year0(イヤーゼロ・4歳)のクラスの様子

一クラスはだいたい10数名なんですが、生徒が増えてくると二つに分けたり、先生も変わったりと、柔軟な感じになっています。

小学校の低学年クラスで毎朝行われている「ニュースタイム」

子供達の通学する小学校の低学年クラスには、毎朝「ニュースタイム」があります。

 

Year 1(5-6歳)の時は、おもちゃや写真などを持っていってそのことについて話たり、楽しかったことや好きなことをクラスメートの前で発表していました。

 

みんなに注目されながら話すのが恥ずかしくて、いつも元気な子が、声が小さくなってしまったり、かわいかったです。

6歳から本格的にスピーチの練習がはじまるニュージーランドの小学校

本格的にスピーチ教育がはじまるニュージーランドの小学校Year2(6歳、7歳クラス)

Year 2(6-7歳/日本の小学1年生の年齢)になるとがらりと変わり、本格的にスピーチの練習をします

 

声の大きさだけでなく、聞き手とのアイコンタクトや順序正しい説明などを6-7歳から練習を始めるとは、驚きました。

毎週決められたトピックでスピーチの練習をするニュージーランドの小学生

スピーチは毎週トピックが決められていて、お家で練習をするようになっています。最初のトピックは、「Super School Holidays」です。

低学年からスピーチ教育を行うニュージーランドの小学校のトピックスシート

2週間の秋休みが終わって、今週から2学期が始まったので、お休み中に何をしたのかを発表するんですね。

 

ここで

  • 誰が
  • いつ
  • どこで
  • 何を

…等を使って発表することを生徒達は学びます。

 

子供は、家族で旅行に行ったことをスピーチすると言って、朝から練習をしていました。

ニュージーランドの小学校ではじまるスピーチの題材

▲スクールホリディに家族で訪れた「ワイトモ・ケーブ」

ニュージーランドの家族旅行を子供はスピーチのテーマとして選びました

▲ワイトモ・ケーブでは、幻想的な土ボタルを見ることができます。

ニュージーランドの小学校でたびたび目にするWALTという単語とは?

「WALT」とは、We Are Learning To..の略

▲「WALT」とは、We Are Learning To..の略


WALT」という単語をクラスルームでたびたび目にし「なんの略だろうか?」と疑問に思っていたのですが、We Are Learning To..の略で、生徒達が学んでいることを意味するのだそうです。

 

WALTを使うことによって、生徒達自身が何を学んでいるのかを明確に理解することに役立っているそうです。

 

例えば、ウィーク4の「本を持ってきて、物語の始まり、途中、終わりを話しましょう。1ページ選んで、お家で読む練習をし、クラスで発表します。」というトピックでは、WALTは

順序正しく、お話の内容を説明する

となっています。

低学年から行われるスピーチの練習とその目的とは?

このYear2で行われているスピーチの練習では、

  • 聞き手とのアイコンタクト
  • 話すときのスピード
  • 声の大きさ
  • 順序正しく説明する
  • 話し手をきちんと聞く

ということを学び始めます。生涯で必要なスピーチ力を身につけるために役立つのだそうです。

 

中学校や高校のスピーチテストでも、アイコンタクトをしながら、人前で堂々と話す生徒さんをみてすごいなと思うのですが、小学校低学年からこういった練習をしているからなんですね。

現地の小学校に通う!
ニュージーランド親子留学のススメ

英語はもちろんのこと、現地のライフスタイルや教育スタイルをニュージーランド親子留学を通じて学びにいらしてください。お子さんと一緒の留学は、個人留学とは全く違い、お子さんと一緒だから楽しめる経験がいっぱいできます!

 

異国の経験を楽しみ成長していくお子さんの姿が見られるだけではありません。

  • 教育システムの違い
  • 習慣の違い
  • 子育ての違い

…など、興味はつきず、いろいろな気付きがあります。 お子さんと一緒だから、より深く共感してつながれるママ仲間もできることでしょう。

 

自然豊かな環境で、旅行ではみることのできないライフスタイルや文化に触れることは、語学力以上のものを得られると思います。

 

ニュージーランド親子留学は1日からのプチ体験からアレンジ可能です。

 

お子様が5歳からの親子留学・母子留学・父子留学だけでなく、11歳以上であれば単身のキッズ留学も可能ですよ!

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記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

奥村優子(Yuko Okumura)
Glolea! ニュージーランド・オークランド親子留学アンバサター
オークランド

ニュージーランド・オークランド在住。オンラインスクール「ほうかごEnglish」運営。 親子留学、幼稚園生からシニアまでの留学サポートを行っています。スクールの運営、留学生の受け入れと子育てに日々奮闘中。趣味は、旅行と料理。走ること。美しい自然が身近にある環境が気にいっています。

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