英語絵本の選び方3つのポイント【保存版】
- 中村春(Haru Nakamura)
- Glolea! 英語絵本アンバサダー
こんにちは! Glolea!英語絵本アンバサダー中村春です。今回は、英語絵本を選ぶための3つのポイントをお届けします。
親子英語・おうち英語…で、お子様とはじめての英語絵本を選ぶ時「どのように選べばよいの?」と迷った時のご参考にしていただければと思います。
英語絵本の選び方1:
「この本が好き!」でいい
英語絵本の選び方は、日本語の絵本を選ぶのと変わりません。
この本、なんだか好き
でいいのです。
- 対象年齢
- 英語のレベル
等…いろいろ気になってしまうと思いますが、たとえ同じ年齢でも、子供の理解度はひとりひとり違いますよね。
なにより、「いま」すべてわからなくてもいいんです。大きくなったら、また違った読み方ができるようになります。
絵本の情報の半分以上は、言葉ではなく絵で伝わります。英語だからと言葉にとらわれず、お子様が気に入ったものを手渡してあげてください。
びっくりするくらい、多くのことを絵から見つけて教えてくれますよ。
英語絵本の選び方2:
プロのおすすめを聞いてみる
子供や自分の好みで選ぶと、いつも同じ作者ばかりになってしまう。もっといろんな絵本を読んでみたい…。
そんな時は、お出かけついでに、絵本・児童書売り場の充実した書店へ行ってみましょう。
毎日、膨大な数の絵本を読んでいる、書店員さん。その情報を活用しない手はありません。お子様が何に興味があるのか伝えて、英語で読めるおすすめの絵本がないか、聞いてみてはいかがでしょうか。
東京では、銀座の教文館にある児童書の専門店「ナルニア国」や、代官山T-SITEの蔦田書店などが、海外の絵本が充実しています。
また、よく行く図書館の司書さんに聞いてみても良いと思います。
東京都内で英語絵本が充実している書店2選
教文館ナルニア国:
東京都中央区銀座4-5-1
代官山T-SITE 蔦田書店:
渋谷区猿楽町17-5
英語絵本の選び方3:
受賞本を見てみる
受賞本から選ぶ、というのもひとつの手です。目利きの審査員が選んでいるので、思わずほしくなる絵本に出会えます。多くの場合、しばらくすると日本語訳が出版されるので、合わせて楽しめるのもうれしいところです。
英語の絵本の主な賞はこちら。
▼ コールデコット賞(Caldecott Medal)
アメリカでその年に出版された絵本の中で、最も優れたものに与えられる賞。※参考 ≫ コールデコット賞 from Wikipedia
▼ ケイト・グリーナウェイ賞(The CILIP Kate Greenaway Medal)
イギリスでその年に出版された絵本の中で、最も優れたものに与えられる賞。※参考 ≫ ケイト・グリーナウェイ賞 from Wikipedia
▼ カナダ総督文学賞 児童書部門(イラストレーション)(Governor General’s Literary Awards: Young People’s Literature-Illustrated Books)
カナダで最も権威ある文学賞の児童書部門のうち、イラストレーションのついた本から選ばれる。
▼ ニューヨークタイムズ「今年の優れた絵本」(The New York Times Best Illustrated Children’s Books)
その年出版された絵本の中で、芸術的に優れたものが選ばれる。
このほかにも色々ありますが、私は大体このあたりを参考にしています。あとは、作家さんのウエブサイトや、Amazonのレビューも合わせて見て買っています。
いかがでしたか?
もし、受賞本や「よい」とされている本をお子様が気に入らなくても、気にしないでください。たとえよいものでも、好きじゃないものは読みたくないですよね。
お子様が気に入ったものを、何回でも読んであげてください。
次回は「英語絵本の読み聞かせ3つのコツ!」をご紹介させていただきます!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 中村春(Haru Nakamura)
- Glolea! 英語絵本アンバサダー
英語教材編集者、大学の国際交流担当職員を経て、絵本の道へ。制作をメインに、研究、翻訳のほか、自身のレーベル「えほんののはら」で絵本を愛する人たちの交流イベントを手がける。ただいま1歳の娘の育児に奮闘中。