9月はイタリアの新学期!自主性や見守りを大切にするイタリアの学校に通いだした2歳、4歳の子ども達の様子
- 佐々木希世(Kiyo Sasaki)
- Glolea! イタリア子育て&生活エンジョイ・アンバサダー
イタリアの秋は忙しい季節。できれば一年中バケーションモードでいたいイタリアの方々も、心身にムチ打ちながらなんとか仕事モードに戻って、むっつり顔で仕事を始めます。
とはいえ、しばらくは久しぶりに会う同僚とパーティーを開いたり、バケーションの話で盛り上がったりしている模様。どこまでも宴会好きの彼らです。
目次
イタリアの新学期は9月
丁寧な対応が嬉しいイタリアの学校
そして9月半ばには学校も新学期を迎え、我が家のチビ達もいよいよイタリアでの学校生活が始まりました。以前お伝えした通り、二人は幼稚園と保育園に分かれての通園。
敏感なお年頃の長女は不安の涙を浮かべながらの登園です。
学校生活の実際に関しては、以前から耳にしてはいましたが、イタリアの学校は子ども一人一人にあわせて、本当に丁寧に対応してくれます。
イタリアの保育園に通う2歳の長男はスムーズにクラスに溶け込みました
2歳の長男は本人の性格に加えて、クラスメイトもまだそれほど言葉や社会性(友達付き合い)が発達していない年齢なこともあって、クラスにとけ込むのにそれほど時間もかからず、慣らし保育も2週間ほどで済みました。
母国語による言語能力ができあがり始めている4歳長女は若干苦戦中ですが…
一方4歳の長女は、言葉によるコミュニケーションが理解でき始める年齢ゆえの壁、お友達の輪がすでに出来ているクラスに入っていくゆえの壁を乗り越えるのに、未だ苦戦しています。
その様子を見て先生方も
ゆっくりでいいからね
と、特別扱いにはならないように配慮しながらも気を配ってくれます。
登園時間も通常であれば午前9時〜午後3時半ですが
心の準備ができたらで構わないから
ということで、新学期から2ヶ月が経った今でも、ランチが終わる時間に帰宅させてくれています。
自主性や見守りを大切にするイタリアの学校
長女本人も変則的な通園であることは理解していて、
もう少ししたら、ちゃんと一日行くから
と自立発言が出て来るようになりました。
これも自主性や見守りを大事にするイタリアの学校と先生のおかげかなと思うと、とても有難く感じます。
学校の様子は、また稿を改めて詳しくお伝えしますね。
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 佐々木希世(Kiyo Sasaki)
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- ミラノ
14年8月に、イタリアはミラノに居を移す。2人の子供達を追いかけ回しながら、日本とは違う時間の流れの中でのイタリア生活を満喫中。学生時代の専門だった美術をはじめ、食事・お酒を愛する身には最高の住環境! 子育て周りをはじめ、そんなところもご紹介したいと思っています。著書『「半径5メートル最適化」仕事術 おしゃべりな職場は生産性が高い』好評発売中!