外国人が喜ぶ日本料理!簡単「パリパリ焼き餃子」レシピ − ホームステイ&留学でつくりたい!世界とつながる「和食」vol.1
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
目次
ホストファミリー受け抜群!日本の「パリパリ焼き餃子」に親子でLet’sチャレンジ
実は今、日本の焼き餃子が外国人に大人気です。
欧州では、お寿司屋さんのメニューに餃子があるほど、寿司と並んで人気の和食が「餃子」なんです。ホームステイ&留学中に餃子を作るメリットは、ただ美味しいだけにとどまりません。
餃子の皮を包む共同作業自体が楽しく盛り上がり、現地の方と仲良くなることができるイベントにもなるのです!
何事も一緒に作業することで、連体感と達成感が生まれますよね。餃子作りにホストファミリーを巻き込んでしまいましょう。
彼らも初めての体験に大喜びです!
今回ご紹介する海外で作りたい和食の鉄板メニュー。外国人が喜ぶ日本食「パリパリ焼き餃子」材料とレシピはこちらです。
INGREDIENTS/材料
パリパリ焼き餃子(餃子20個分)
- 餃子の皮20枚
- 白菜またはキャベツ150g
- ニラ30g
- 白ネギ15g
- サラダ油 小さじ2
- 水50 cc
[A]
- 豚挽き肉 150g
- 塩 少々
[B]
- 生姜の絞り汁 小さじ½
- 塩 小さじ1/4
- 砂糖 小さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1
- ごま油、酒 各大さじ1/2
[たれ]
- しょうゆ 小さじ1/2
- 酢 小さじ1/2
- ラー油 少々
パリパリ焼き餃子の作り方
[下準備]
白菜またはキャベツは、ラップに包み、電子レンジで1分(600W)ほど加熱する。みじん切りにし、水気を絞る。
※電子レンジを使わない場合は、みじん切りにしてボウルに入れ、塩を加えて、よく揉み10分おき、水気を絞るでも良い。
[手順]
- ニラ、白ネギはみじん切りにする。
- ボウルに豚挽き肉、塩少々を入れ、粘りが出るまでよくこねる。白菜、ニラ、白ネギ、Bを加えてよく混ぜる。
- 皮の中央にたねをのせる。皮の周りに水をつける。手前から二つに折って、片側に4箇所ほどひだを寄せ、包み口をしっかり閉じる。皮が乾燥しないように、ラップをかける。
- フライパンにサラダ油を熱し、餃子を円形に並べる。強火で1分焼き色をつける。水を加え、すぐに蓋をして、蒸し焼きにする(中火約4分)。焼き目を上にして盛り付ける。
「パリパリ焼き餃子」の作り方のポイント
餃子の皮は「dumpling wrappers」といいます。餃子の皮を海外で入手される場合、多くの場合アジア系のマーケットで入手可能です。
美味しく仕上げるポイントはfillings(たね)を粘りが出るまでしっかりと混ぜること。
餃子の“ひだ”は英語でpleats(プリーツ)と言います。“ひだ”がうまくできなくても、きちんと閉じていればOK。また、皮に乗せるたねの量を少なめにしてあげると、子供でも包みやすいでしょう。
しっかり焼き目をつけることでcrispy(パリパリ/クリスピー)な食感を楽しめますよ!
さあ、Let’s try Washoku!
「パリパリ焼き餃子」にまつわる思い出&エピソード
私の主宰する料理教室には、海外からたくさんの方がご家族や友人と、餃子を作りにやってきます。
参加者のほぼ全員が、餃子作りは初めて。
包み方は、時間をかけて、丁寧にお教えしていますが、
出来上がった形が少々いびつでも、包み方に個性があっても、問題ないよ!
と笑顔でお伝えしています。
そうすると、大人も子供も本当に楽しそうに、作られます。出来栄えや形などにこだわりすぎず、肩の力を抜いてトライしてくださいね!
次回は、外国人が喜ぶ鉄板の和食として「手まり寿司」レシピと作り方を、海外の方に喜んでいただくTipsやエピソード、お子様と一緒につくるポイントと共にお届けします。お楽しみに!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
料理研究家・和菓子クリエイター。15歳までをシンガポール、大学卒業後は東京、香港に滞在。柳原料理教室にて日本料理、茶懐石を学び、近茶流講師免許取得。大手料理学校にて料理講師を務める。都内の自宅にて少人数制の和菓子教室を主宰。外国人に日本料理や和菓子を教える体験型のツアーのほか、企業へのレシピ提供も行う。