外国人が喜ぶ日本料理!フライパンで作る★人気の「天ぷら」レシピ − ホームステイ&留学でつくりたい!世界とつながる「和食」vol.5
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
目次
ホストファミリー受け抜群!フライパンで作る「天ぷら」に親子でLet’sチャレンジ
天ぷらは揚げ物だし、ハードルが高い…そう思っていませんか?
フライパンで簡単に作る方法を知っていれば、ホストのキッチンをお借りすることになっても大丈夫!
コツさえ知れば、少ない量の油で、誰でも上手に、サクッとした天ぷらが作れます。
やはり、外国人にとって、寿司と天ぷらは不動の人気。
どちらのメニューも、レストランで食べる高級なものというイメージなのです。作ってあげると大変喜ばれる理由も、そこにあります。
今回ご紹介する海外で作りたい和食の鉄板メニュー。外国人が喜ぶ日本食「フライパンで作る!人気の天ぷら」材料とレシピはこちらです。
INGREDIENTS/材料
フライパンで作る!人気の「天ぷら」(2人分)
[材料]
- えび 4尾
- アスパラ 2本
- ズッキーニ 1/4本
- ナス 1/2本
- 人参 1/4本
- 天ぷら粉 小さじ2
- 揚げ油…適量
[天ぷら衣]
- 天ぷら粉 50g
- 水(冷蔵庫でよく冷やしておく) 70〜80cc
[天つゆ]
- だし 60cc
- しょう油 大さじ1
- みりん 大さじ1
フライパンで作る「天ぷら」の作り方
[手順]
- えびは尾を残して殻をむき、背わたを取る。水でよく洗い、ペーパータオルで水気を取る。腹側に数カ所切り込みを入れ、身を伸ばす。使う直前まで、冷蔵庫で冷やしておく。
▲冷水を使うことで、グルテンの発生が抑えられます。
- ズッキーニとなすは、食べやすい大きさに乱切りに切る。アスパラは、斜めに三等分に切る。人参は5センチ長さの千切りにする。
▲粉をふりかけると、衣を外れにくくなります。
- (天つゆの準備)天つゆの材料を鍋に入れて、ひと煮立ちさせる。
- フライパンに揚げ油を高さ1.5センチほど入れて、170℃に温める。
- 天ぷら粉と水を混ぜ合わせる。衣は揚げる直前に作る。野菜、海老の表面に天ぷら粉(小さじ2)をふりかける。野菜、海老の順番に衣をつけて両面を揚げる。人参は衣に入れたらスプーンですくって、かき揚げにする。
▲油がはねることもありますので、食材を入れたら、決して覗き込まないようにしましょう。
- 器に盛り付け、天つゆを添える。
水はよく冷やしておいて!
「フライパンで作る!人気の天ぷら」の作り方のポイント
サクッとした食感を出すには、いくつかポイントがあります。
薄力粉だけでも衣は作れますが、なるべく市販の天ぷら粉を使いましょう。でん粉が既に入っているので、失敗が少ないのです。そして、粉を溶く水はあらかじめ冷蔵庫でよく冷やしておくのも忘れずに。
また、揚げるときの油の温度が低すぎると、ベタッとした仕上がりになりますので、170度位の温度で揚げていきます。目安としては、温めた油の中に、菜箸を入れて、箸先から細かい泡が出てくる程度です。
外国人やお子様へのおすすめの食材は、アスパラやズッキーニ。海外でも手に入りやすく、グリーンの色が入ると、全体の見た目も良くなります。
えびは人気の食材ですが、甲殻類を召し上がらない方もいますので、参加者のアレルギーなどの有無も確かめて、場合によっては、ベジタリアン天ぷらにしたり、鶏のささみを使いましょう。
さあ、Let’s try Washoku!
「フライパンで作る!人気の天ぷら」にまつわる思い出&エピソード
お店では、お塩を添えられて出されることも多い天ぷら。
実は、海外の方は天つゆにつけて召し上がるのが大好きです。甘辛い味がたまらないのでしょう。
滞在中に天ぷらを食べに行ったら、塩しかなかった…。
とがっかりされていた方に、何人もお会いしました。
天ぷらを作る際は、是非天つゆも添えてみてください。ご飯にかけて、天丼風に楽しむ方もいます!
きっと喜んで召し上がっていただけますよ!
次回は「生クリームどら焼き」を海外の方に喜んでいただくTipsやエピソード、お子様と一緒につくるポイントと共にお届けします。お楽しみに!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
料理研究家・和菓子クリエイター。15歳までをシンガポール、大学卒業後は東京、香港に滞在。柳原料理教室にて日本料理、茶懐石を学び、近茶流講師免許取得。大手料理学校にて料理講師を務める。都内の自宅にて少人数制の和菓子教室を主宰。外国人に日本料理や和菓子を教える体験型のツアーのほか、企業へのレシピ提供も行う。