親子でつくろう!ホームステイ&留学でつくりたい世界とつながる「和食」レシピ
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
はじめまして! 料理研究家の入江麻以(いりえ・まい)と申します。これから『親子でつくろう!ホームステイ&留学でつくりたい世界とつながる「和食」レシピ』を15回連載にてお届けします。
私は父親の転勤のため、15歳までを海外で過ごした帰国子女です。大学卒業後、外資系証券会社勤務を経て、大手料理学校の料理講師となりました。
現在は、都内の自宅で和菓子教室を主宰しているほか、訪日外国人に日本料理を英語でお教えするなど、海外に和食と和菓子を伝える仕事をしています。
目次
世界に羽ばたいた時
人と人を繋げる「料理の魅力」
これまで私は、
- 親の海外転勤
- 交換留学
- 海外オフィスへの出向
…で海外へ行くたびに、新たな人間関係を築く必要がありました。そこで、コミュニケーションの手段として、現地で日本の家庭料理を作り、お世話になる方たちに食べてもらうということをしてきました。
和食が今のようにブームではなかった20年以上前、見慣れない手料理を現地の集まりに持っていくことは、勇気のいることでした。
しかし、その行動は友人たちによく記憶され
あれは面白かった!
素晴らしい体験だった!
と今でも言ってくれるのです。
これこそが、人と人を繋げる「料理の魅力」だと実感した体験でした。
外国人に人気の日本の家庭料理でポジティブに世界とつながる!
海外の方は、皆様が思っている以上に日本の料理に興味をお持ちです。
日本の家庭料理をふるまいたい
と海外で申し出ることができれば彼らは感激してくれることでしょう。
ちょっとした勇気が、相手との距離を縮め、何にも代えがたい体験になるのです。
そして、もし作ったお料理が彼らの大好きなメニューだったら、その体験は強く印象に残りますよね。
海外ではどんな和食・日本の家庭料理が喜ばれる?
今、話題の「親子留学」でも、留学先でホームステイを選択した場合は現地ホストファミリーとの交流は、欠かせないものです。
多くのゲストを迎ているホストファミリーにとって、こちらからの積極的な姿勢は、とても歓迎されます。
また、海外に家族で駐在されている場合は、お子様のクラスメイトやそのご家族との交流で日本を紹介することも多いでしょう。
それならば、現地で日本の家庭料理を作ってみませんか? 作った料理を一緒に囲んで、異文化交流を深めるのです。
ですが…初めて行く海外で、一体何を作ったら喜ばれるのか、悩みますね。
私がよく受ける質問のひとつが
海外では、どの和食を作れば喜んでもらえるの?
です。
実は、海外で喜ばれる和食のメニューには、いくつかパターンがあります。「親子でつくろう!世界とつながる和食・日本の家庭料理レシピ」連載では、外国人受け抜群の鉄板メニューをお教えします!
もうメニューで悩まない!
親子で楽しむ世界での和食チャレンジを応援します
親子留学、ホームステイ、海外駐在…等、海外に出て親子で現地の人と交流するチャンス、もしくは外国人を受け入れる機会があるのなら、ぜひとも簡単な日本のお料理を作って、一緒に召し上がるという体験を親子でしてみてほしいというのが私の願いです。
なぜなら、「みんなで食べることの楽しさ」というのは、世界中どこへ行こうと、変わることのない価値だからです。
もうメニューで悩まない! 親子で一緒にWashokuに挑戦し、ホストと最高の思い出を作りましょう!
これからはじまる新連載『親子でつくろう!ホームステイ&留学でつくりたい世界とつながる「和食」レシピ』では、ご自身の日本文化に誇りを持ちながら、ポジティブに海外と繫がる方法を、日本の家庭料理を通じてお教えいたします!
次回はいよいよ、レシピをご紹介しますよ。15回連載の第1回目のレシピは「ホスト受け抜群!パリパリ焼き餃子」をエピソードやお子様と一緒につくるポイントや、海外の方に喜んでいただくTipsと共にお届けします。お楽しみに!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 入江麻以(Mai Irie)
- Glolea! 世界とつながる和食アンバサダー
料理研究家・和菓子クリエイター。15歳までをシンガポール、大学卒業後は東京、香港に滞在。柳原料理教室にて日本料理、茶懐石を学び、近茶流講師免許取得。大手料理学校にて料理講師を務める。都内の自宅にて少人数制の和菓子教室を主宰。外国人に日本料理や和菓子を教える体験型のツアーのほか、企業へのレシピ提供も行う。