ハワイ親子留学「プリスクール留学」のメリット・デメリット
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
目次
子供が何歳のタイミングで親子留学するとよい?
こんにちは! Glolea!アンバサダー 船山直子です。仕事柄、私は
子供が何歳になったら親子留学するといいですか?
という相談をよく受けます。
今回は、幼児期(未就学児期)に親子留学を検討されている方向けに、「ハワイ親子留学“プリスクール留学”のメリット・デメリット」というテーマでお届けします。
就学前の親子留学メリットは現地「プリスクール」に入園できること!
たいていの方は、幼少期に親子留学にチャレンジするメリットは、言葉に抵抗のない間に英語の世界に触れることが出来るからだと思われます。
それはもちろんですが、それ以上に現地の普段から運営されている保育園(プリスクール)に入園できるから、ローカルの生活を経験できる、という大きなメリットがあります。
また、親子留学する時期選びの自由度が高いんです。
まだ早すぎると思われている方、そうでもないかもしれませんよ!
「プリスクール」「キンダー」「デイケア」の違いとは?
アメリカで未就園児が通う場所を知る!
ご存じの方も多いかと思いますが、アメリカと日本では教育のシステムが違います。
私もアメリカ育ちなわけではないので、このシステムについて詳しくなったのは、息子と一緒に親子留学するようになってからです。
プリスクールは保育園、キンダーガーデンは幼稚園と思われている方もいらっしゃいますが、注目すべきはその年齢。
アメリカでは
- プリスクール:2〜5歳
- キンダー:5〜6歳
というのが一般的。
わかりやすく言うと、プリスクールもキンダーガーデンも日本で言う幼稚園にあたる場所なのですが、キンダーは幼稚園年長の1年間を指すのだそうです。
そして、プリスクールよりも小さい子供達の保育施設を「デイケア」と言います。
日本だと、デイケアっていうとお年寄りが日帰りで通う老人施設のことを指すので、かなりイメージが違いますよね。
親子留学で現地「プリスクール」へ入園する魅力(メリット)とは?
▼メリットその1:親子留学の時期の自由度が高い!
幼児期に親子留学する魅力(メリット)の一つは、留学時期をある程度自由に選べるということです。
お子様が義務教育に入る前は、お子様のお休みを取得しやすいと考えられる方が多く、親御さんの都合で空いている時期を選んで留学することが可能です。
▼メリットその2:現地の子供達が通うプリスクールに留学できる!
もう一つは、現地ローカルに一般開校中の現地普通クラスのプリスクールにポンっとそのまま入園・参加ができるので、ローカルの雰囲気をしっかり味わえるのが最大の魅力です。
小学校以上でも普通の学校に短期で受け入れてもらうことが可能な場合もあるのですが、現地の小学校に行くためには日本の学校をお休みすることが前提になってしまいます。
お子様が小学生の方は、夏休み中に小学生が参加するサマーファン(サマースクール)にもいい面はたくさんありますから、まずは学校を休まずに参加できる親子留学を検討されるといいと思います。
さて、プリスクール留学ですが、受け入れてもらえる人数がかなり限られますので、半年前にはスクールに問い合わせをされることをおすすめします。
プリスクール留学で覚悟すべきこと(デメリット)とは?
さて、ローカル感満載のプリスクール。ハワイ親子留学中、お子様がプリスクールへ留学されるなら、二つのことを覚悟しましょう。
▼デメリットその1:費用が高い!
1つ目は、費用が高いということ。
実は、外国人が短期入学・体験入園という形で、現地の子供達が通う一般クラスへの参加を受け入れしてくれるプリスクールは限られます。そのため、ハワイのプリスクール一覧などを検索して、片っ端から連絡をとってみても結構無駄だったりします…。
また、外国人のプチ親子留学目的の体験入園を受け入れてくれるプリスクールは往々にして費用が高いということもあります。
1ヶ月のスクーリング費用が1000ドルを超えたり、1週間600ドルというところも。
▼デメリットその2:超短期で親子留学する場合子供が現地スクールに馴染めないことがある…
2つめは、お子様の性格によって、スクールに馴染めないまま終わってしまうことがあるということです。
今までの経験上、ハワイ滞在期間中は楽しめなかったとしても、帰国後に様々な成果が見られるため
行ってよかった!
と満足される方ばかりなのですが、お子様にハワイの楽しい思い出をたくさん作ってあげたいなら、プリスクール留学期間は長めに取られるといいな…と思います。
できるなら、プリスクール留学期間を3週間から1ヶ月ほど取って頂けると、現地プリスクールでの時間を「楽しい!」と感じて留学生活を良好な状態で過ごされるお子様が多いように思います。
もちろん、そこまで長期で滞在が難しいという方は、日本にいる間に母子が離れて過ごす時間を作って慣れておきましょう。
現地プリスクールになじめないという子のほとんどが、ママと離れるのが嫌なんです。
幼稚園児さんはお預かりなども利用して、少し長めに離れる日を体験させておかれるとハワイでスクールに慣れる助けになると思います。
ハワイ親子留学「プリスクール留学」のメリット・デメリット:まとめ
プリスクール留学にも、小学生留学にもメリットもデメリットもあります。
そして、その時期にしか見せない、その時の子供の成長が必ずあります。
だから、私が今幼児さんの親なら、まず一度未就学の間にプリスクール留学をしてみると思います。
その経験がとても素晴らしければ、またお子様が小学生になったときに留学すればいいと思います。小学校になってから、未就学児の間に現地プリスクール留学してみたかったな…と思ってももう行けませんからね。
次回は「ハワイ親子留学“小学生留学”のメリットデメリット」についてお届けします。お楽しみに!
Mahalo–
関連リンク
記事をお読み頂きありがとうございました!
みんなの評価: (件)
この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
2013年から、鎌倉を拠点に親子留学を目指す英会話スクールを主宰。また英会話教室コンサルタントとして、全国の英会話教室をサポートしています。 2018年に渡米し、現在はカリフォルニア州シリコンバレー在住。 6歳と11歳の子供たちのバイリンガル育児は、日本語力維持向上に奮闘中。現地小学校ではPTA会長を務めています。