2〜5歳の子供とハワイ親子留学!ハワイ“プリスクール”留学成功のコツ&心構え
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
こんにちは! Glolea!アンバサダー 船山直子です。今回は「2〜5歳の子供とハワイ親子留学!ハワイ”プリスクール”留学成功のコツ&心構え」というテーマでお届けします。
目次
はじめてのハワイ親子留学は2〜5歳までに!就学前に親子留学をおすすめする理由

▲ハワイ親子留学中、お子様がプリスクール通いのお外遊びの時間はこんな風にすごします。
私は、小さなお子様のママには「プリスクールの時期(2〜5歳の就学前)」にハワイ親子留学されることをお勧めしています。
短期間で、実際にローカルの子供達が通う場所に“ポン”と飛び入り参加がしやすいのはこの時期だけなのです。主な理由は以下の2点。
- 理由1:
小学生以上の親御様は、お子様の長期休暇中以外に親子留学をするのはハードルが高い。 - 理由2:
ハワイでも、小学生以上のお子様が参加しやすいのは夏休み中に開催されるサマースクールや、冬休みなどのホリデープログラムのみ。
ただ、小さいお子様がプリスクール に短期留学するからと言って、安易に「子供達はすぐに慣れるから」と思ってはいけません。
すぐ慣れるといっても、はじめて通うオールイングリッシュ環境のプリスクールでお子様が「楽しい!」と感じるまでには3週間は必要だと思います。
経験上、それよりも短くても、意味ある親子留学は可能だと思います。ただ、その場合、お子様が嫌がってもママは期間中最後までスクールに送っていく覚悟が必要です。
ハワイにおけるプリスクールとは?
ハワイ(アメリカ)の幼児教育・保育施設であるプリスクールは、2〜5歳(スクールによっては0〜5歳)の未就学児の入学が可能です。
アメリカの場合、小学1年生は日本と同じく7歳になる年齢ですが、小学生前の1年間をキンダーガーテンと呼ばれる幼稚園に通います。
よって、3歳から小学生前まで幼稚園に通う日本とは、システムが違います。
ハワイのプリスクールとは、日本の保育園のようなイメージに近いのではないかと思います。
一日のスケジュールがだいたい決まっており、
- 先生のお話を聞く時間
- お外で遊ぶ時間
- お昼寝の時間
…などスケジュールが組まれています。
日本と大きく違うのは、スタート時間が6時からなど早いことです。
常夏のハワイ。プリスクールへお子様を預けられているご両親のお仕事が始まる時間が早いため、スタート時間も早朝からなのです。
はじめてハワイ親子留学で子供をプリスクールへ預けた時、朝6時〜夕方6時までがレギュラー時間だということを知った時には驚きました。
日本からハワイ親子留学をされる場合は、ママやお子様の生活リズムに合わせて預けられると良いですね!
例えば…9時には朝のサークルタイム(先生のお話を聞く時間)が始まりますから、その時間までには登園できるように一日のスケジュールを組んでみると良いでしょう。

▲プリスクールにて先生のお話を聞く時間「サークルタイム」の様子。
また、お迎えはお子様のメンタル面・時差ボケ・体調…などを考慮して、だいたい16時前後を目安に行かれる方が多いと思います。
ハワイ親子留学中、現地プリスクールに早く慣れる子供達の特徴はある?
ハワイ親子留学で、現地のプリスクールに慣れるまでにどのくらい時間がかかるかは、お子様の性格によって様々です。
実際、現地で親子留学にトライしてみなければわからないことも、たくさんあります。
それでも、今まで50人くらいの子供達の留学状況を見てきた中で、早くスクールに慣れる子供達の特徴がわかってきました。
- 特徴1:集団生活に慣れている
- 特徴2:母子分離に慣れている
特に、日本で保育園に通っているお子様は新しい環境に強い傾向があります。お昼寝も1日目からちゃんとできる子が多いです。

▲すっかり慣れきった様子でハワイ親子留学中のプリスクールでのランチタイムを過ごしています。
また、現地プリスクールのスケジュールが日本の保育園のスケジュールに似ているため、次に何をするのか想像がつきやすいということもあるのではないかと思います。
そして、何より、保育園に通うお子様方はママと長時間離れて生活することに慣れているため、現地プリスクールでも早く慣れる傾向があるようです。
もし、ハワイ親子留学を検討中のファミリーで、保育園に通っていないお子様の場合、(無理なくできる環境が整っているようであれば)日本でも一時預かりや、母子分離の習い事などを利用されて、長時間離れる練習をしてみてはいかがでしょうか。
ご家族にとってはじめてのハワイ親子留学の場合
- はじめての異文化
- はじめての英語環境
- はじめての遊ぶお友達
…全てがはじめてだらけの中、実際、親子留学中なんの問題もなくお子様がプリスクールにすぐに「行きたい! 楽しい!」となることは、とても稀です。
が、何か準備を一緒にすることは親子の成長にもつながります。
3歳くらいの小さなお子様との親子留学の場合も
- なぜ親子留学するか
- ハワイはどんな場所可
- ママも一緒にこんなことを頑張るよ
…ということを、ちゃんと説明してあげてください。現地に突然連れて行かれるお子様と比べると、お子様のモチベーションがかなり上がるだけでなく、お子様自身がしっかり気持ちを整えて親子留学に臨んでくれるようになりますよ。
ハワイ親子留学…成功のカギはママの心構え
それでも、親子留学中は、ハワイという日本語が通じない環境で、急に先生も友達も知らない環境に子供達は放り込まれるのです。
日本で保育園や幼稚園に通いはじめた数日・数週間と同様に、1週間くらいは
行きたくない! 行かない!
と言って当たりまえです。
そこでママが負けてはいけません。
ハワイに親子留学すると決めた時、お子様がちょっと嫌がってもプリスクールへは最後まで通い切る、とママが決意することはかなり重要です。
実は、
毎年親子留学をするけど、最後までスクールに行けたためしがない…
というママにお話をお伺いしたことがあります。プリスクールへは最後まで通い切ることをされないと、
途中でやめていいんだ
とお子様に印象付けてしまい、2回目、3回目のと親子留学を繰り返しても最後までスクールに通いきれなくなってしまうことになりかねないのです。
ちょっとしんどくても、最後までやりきって
I’m proud of you!!
と、お子様ががんばりきったことを褒め称えられる形でハワイ親子留学を終えてほしいと願っています。
ハワイ親子留学を通じてお子様が英語に対して自信を持つようになった、というお話もたくさんお聞きします。
たとえ、スクール通いがあんまり好きではないお子さまも、ハワイでの暮らし体験を通じて、例えば、英語には興味がある&自信がある、違う世界に触れることは楽しい…など、良いイメージで親子留学を締めくくることができるよう、色々工夫してみましょう。
「2〜5歳の子供とハワイ親子留学!ハワイ”プリスクール”留学成功のコツ&心構え」まとめ
幼児期に親子留学ができるというのは、とても恵まれた環境だと思います(私たちママ世代が子供の頃は、このような機会を得られるお子様はほとんどいなかったですからね!)。
もし、このような環境や機会をお子様に与えてあげられるなら、ぜひ最大限できることをしてみましょう。
幼少期に受ける異文化体験から受ける良い意味でのカルチャーショックは、その後の子供達の人生を豊かなものにしてくれる“一生モノの経験”になっていくはずです。
次回は「ママがハワイ親子留学について知りたいことQ&A ベスト3」についてお答えします!
Mahalo–
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
2013年から、鎌倉を拠点に親子留学を目指す英会話スクールを主宰。また英会話教室コンサルタントとして、全国の英会話教室をサポートしています。 2018年に渡米し、現在はカリフォルニア州シリコンバレー在住。 6歳と11歳の子供たちのバイリンガル育児は、日本語力維持向上に奮闘中。現地小学校ではPTA会長を務めています。