「英語を話したい!」を叶えるために一番大切なことは?
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
こんにちは! Glolea!アンバサダー 船山直子です。この連載をお読み頂いている方の中には
英語を話せるようになりたい!
という思いで英語を勉強しているママ達、とっても多いと思います。また、
お子様と一緒に英語を楽しみたい
と、ハワイ親子留学や子連れ海外旅行をご検討中の方も多いと思います。
今回は「英語を話したい!」を叶えるために一番大切なことは?をテーマにお届けします。
目次
英語を話す自分になるために一番大切なことは…話しかける最初の勇気を持つこと!
英語を話せるようになるまでに、私自身はものすごい時間と労力を使いましたが、一番の重要なことは英語を勉強した時間ではなくて、心構えだと思います。
日本で外国人の方に日本語で話しかけられたら、なんだか嬉しくないですか?
私の住む鎌倉は、今や中国やアジア圏の方も、欧米の方もものすごく多くて、秋になると鎌倉駅では日本人のほうが少ないんじゃないか? と思うほどです。
先日も鎌倉駅で
大仏まで何分?
と、海外からの旅行者に、日本語で話しかけられました。
完璧な日本語でなくて当たり前。そんなことよりも、日本語を勉強して思い切って話しかけてきてくれたことのほうがすごいし嬉しい! って思いますよね。
英語を学ぶ私達に一番必要なのは、思い切って現地の言葉で話しかける“最初の勇気”なんです。
英語で話しかける緊張ははじめだけ! 癖になる楽しさ!
私は毎年ハワイ親子留学を通じて10人近くの様々なママ&キッズと2~3週間を共に過ごします。半分以上のママがどちらかというと英語は苦手…という方です。
しかし、ハワイ親子留学初日から現地の方と英語で会話をしてもらいます。皆さん
緊張する…。
とおっしゃますが、これもはじめの3日間程度です。初日から現地の方との会話を促す事により、その後は皆さん
現地の方に英語で話しかけたくてウズウズする!
とおっしゃいます。
なぜウズウズするか、わかりますか?
英語をただ練習しているときは
通じなかったらどうしよう
何を話しかけていいかわからない
という思いにとらわれがちですが、一度勇気を出して話しかけてみると楽しいのです!
つたない英語でも案外通じますし、言葉が通じた時の喜びを知ってしまうと
もっと話したい!
と思うようになるのです。
なので、海外で現地の人に話しかけたいけれど、どうしようか…と緊張されている時、思い出してほしいのです。
日本で日本語で話しかけてくれた外国の方に出会ったら嬉しい…という気持ちを!
日本語を学ぶハワイのおじいさんから学んだ…語学力の高さよりも大切なこと
今年の夏、ハワイ親子留学で現地滞在をご一緒したママ。私とは、はじめの3週間を共に過ごしたのですが、その後の1週間はご家族で過ごされました。
英語を話せるようになりたい! という想いを強くお持ちのママで、ハワイ滞在中はよく
今日はこんなことを言いたかったのに言えなかったんです。教えてください!
といったご連絡をいただいていました。ハワイ滞在最終週に入ると、
英語を話したい!
と、より英語熱が高まっていたのだそう。
ちょうどその頃、日本語を勉強している現地のおじいさんとの出会いがあったそうです。そのおじいさんは、
私は日本語を勉強しています
と、日本語で話しかけてくれて、漢字を書いたノートも見せてくださったのだとか。そこから、おじいさんは日本語で、ママは英語で…という温かいやりとりが始まりました。
どこから来たのか?
どうして日本語を、英語を勉強しているのか?
…等、お互いに英語・日本語でコミュニケーション。お互い四苦八苦しての会話だったけど
とても楽しかった!
とママ。すごく素敵なエピソードですよね!!
英会話力をUPするために最も大切なことは…文法や語彙よりも
この人に伝えたい! 伝えよう!
という気持ちなのです。
また、この経験を通じてそのママは
私がハワイの人に英語で話しかけてるのって、こんな感じなんだ!
と思ったそう。それまでは「話そう!」と肩に力が入っていたのが、もっと会話を楽しめるようになったそうです。
ご自身の英語力はある程度あるのに、
この人何言ってるかわからない
という事がもしあるとしたら、この伝えようという気持ちにもっとフォーカスしてもらえたらと思います。
「英語を話したい!」を叶えるために一番大切なことは?:まとめ
海外滞在中、現地の人に現地の言葉で話すことに躊躇してしまったら、逆の立場を想像してみましょう!
ご自身が日本で外国の方から日本語で話しかけたらどう感じるか? そして相手に伝えたい! という想いと言葉を思い切って口にしてみましょう。
私がいちばん初めに話すフレーズとしてお勧めするのは
Where are you from?
です。
もし、”Canada.”という答えが返ってきたら、
行ったことあります!
と伝えれば良いですし、訪れたことのない国名が返ってきたら、
どこがお勧めスポットですか?
と聞けばいい。会話を広げやすいのです。
ハワイに何十回も訪れたことのあるママの中には、もっと深い会話をしたい、という方も。そんな方は
How long have you lived in Hawaii?/どのくらいハワイに住んでるの?
そして、もしもう少し突っ込んで話ができそうであれば、移民が多いハワイならではの
What brought you here?/どうしてここにすんでるの?
と聞いてみてください。この質問からその方の壮大な人生を聞けるかもしれませんよ。
ぜひ、思い切って現地の言葉で話しかける“最初の勇気”を出して、英語でのコミュニケーションにチャレンジしてみてくださいね。
さて、次回は「地元のことは地元の人に聞け!」というテーマで国際交流のヒントをお届けします。お楽しみに!
Mahalo–
記事をお読み頂きありがとうございました!
みんなの評価: (件)
この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 船山 直子(Naoko Funayama)
- Glolea! シリコンバレー&ハワイ親子留学アンバサダー
2013年から、鎌倉を拠点に親子留学を目指す英会話スクールを主宰。また英会話教室コンサルタントとして、全国の英会話教室をサポートしています。 2018年に渡米し、現在はカリフォルニア州シリコンバレー在住。 6歳と11歳の子供たちのバイリンガル育児は、日本語力維持向上に奮闘中。現地小学校ではPTA会長を務めています。