西海岸最大! ロサンゼルス カウンティ美術館 LACMA(ラクマ)は、子ども達に広く開かれたアートの場
- 白崎早映(Sae Shirasaki)
- Glolea! クリエイティブ教育アンバサダー
目次
ロサンゼルスの美術館 LACMA(ラクマ)は子連れに優しい観光スポット!
ちょっとした長いお休みなどは、子どもたちの過ごし方について多くの親御さんが頭を悩ませる時でもあります。
遊園地などでただ遊ぶだけではなく、ちょっと教育的であったりクリエイティブな体験ができるイベントや場所はないものか、と。今回はこどもたちが遊びながらクリエイティブな経験や学びのわくわくを体験できる場所が いたるところにあるLAの美術館 「ロサンゼルス カウンティ美術館LACMA(ラクマ)」についてレポートしたいと思います。
西海岸最大規模!
ロサンゼルス カウンティ美術館LACMA(ラクマ)の
自由創作スペースは子連れにも嬉しいスポット!
子どもたちと気軽に楽しめるそうした場所のひとつがロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)。プレスクール世代(3~5歳)の頃の娘のお気に入りの場所でもあります。
ロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)は、古代遺跡から現代美術、アジアやラテンアメリカなどの文化芸術など多岐にわたる約10万点のコレクションを誇るアメリカ西海岸では最大規模の美術館。広大な企画展やJapanese Pavilionなど9つの建物からなるこの場所は、気持ちのよい青空の下で楽しめる屋外展示もあり子どもにも大人にも見応え十分。
なかでも、The Boone Children’s Galleryは、中国や韓国の水彩画のことを学びながら ギャラリーにある画材を使って自分で自由に作品を制作できるというスペースがあり、子ども達に大人気。
私達が訪れたある日、隣に座った男の子はマイスケッチブック持参して、一心不乱に絵を描き(⬅それがまた素晴らしいクオリティ)、ロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)のスタッフにみせてコメントをもらうといったことをしていました。彼は毎日のように放課後にここを訪れて制作をしているのだそう。
ロサンゼルスの美術館で魅力的な子ども向けアートプログラムを楽しもう!
ロサンゼルス カウンティ美術館LACMA(ラクマ)の魅力
なお ロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)では、小さな子どもむけの読み聞かせから、中高生対象のDJイベントや様々な世代に対応したアートクラスやワークショップ、映画上映、コンサートなど興味深いイベントやプログラムを数多く実施しており、「アートを人生の一部に」とするロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)の姿勢が伺えます。
特に人気なのが夏休み期間に開催されるロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)のアートキャンプ(といっても野外でテントをはるキャンプではなく日帰りの集中講座のようなもの)。募集が開始されると早々に定員に達してしまう人気ぶりですが、子ども達の創造性を育むたくさんのプログラムが用意されています。
ロサンゼルス カウンティ美術館LACMA(ラクマ)では、
全米唯一の「子ども無料メンバーシップ 」を提供!
ちなみにロサンゼルス カウンティ美術館(LACMA)は、常設展及びいくつかの展覧会は、17歳以下の子ども及び付き添いの親ひとりが無料という 全米でも唯一の「子ども無料メンバーシップ」を提供しています。少し時間があいたとき、ちょっと通りかかったとき、そんな時には美術館でアートにふれたり創作活動をする、そんなことがごくごく普通にできるのはとても豊かだなあと思います。日常の中に気軽にアートにふれる機会がある、そもそも楽しいと思う場所がアートのある場所だった、そんな感覚はこうした環境が整備されていくことで深まっていくのかなと思ったりします。
ロサンゼルス カウンティ美術館 LACMA(ラクマ)
アクセス情報
5905 Wilshire Boulevard Los Angeles, CA 90036
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 白崎早映(Sae Shirasaki)
- Glolea! クリエイティブ教育アンバサダー
- クリエイティブ教育
企業や教育機関等において主に子どもを対象とした芸術・教育事業の企画立案やプロデュース、コンサルティングを行う。また、 子どもたちの創造力や感性、コミュニケー ションの力を育む手段としての『コミュニケーション・アートプログラム』を各地で実施している。